R7 前期課程グアム語学研修 ⑥
2025年7月22日 15時58分 [25029]グアム語学研修 4日目
今日も前後編でお届けします。
今日のグアムも晴れ。日本を出る前の予報ではずっと雨と出ていたのに、みんなの日頃の行いが良いせいか、それとも日本にいるご家族や先生方の願いが届いているのか、良い天気が2日続いています。
朝食を食べて、いよいよ今日は大学へ!生徒たちは、こちらの予想に反してリラックスした表情でバスに乗り込みました。グアムは淡路島ほどのサイズの島。人口は17万人くらいだと、昨日のバスガイドさんが教えてくれました。暑い気候のせいか、建物は三角の屋根はほぼなく、平らな長方体の1階建か2階建ばかり。高い建物は海辺のホテル群くらいです。漁業も農業もやっておらず、観光業が主なビジネスというグアムでは、コロナの影響が大きく、修繕されないままの古い建物が多く見受けられました。土地の広さに対して人口が少ないので、建物と建物の感覚がとても広く、店も何軒かのテナントが集まっている様子があちこちで観られます。車社会なのがはっきり分かる街並みです。専用バスの乗り心地が良くて、うっかりうとうとしてしまう生徒もいる中、街を走ること20分ほどで大学に到着。職員の方々が歓迎のレイを首にかけてくれました。白い小さな貝殻でできたレイは、生徒たちにも大好評で、その後ホテルに戻るまで、全員が外さずにつけていました。
グアム大学は敷地がとても広く、城ノ内が何個入るだろう?と考えてしまうほど。たくさんの教室棟がある中、建設中の建物もあって、これからもっと大きくなるようです。1階建の建物群を通り抜けて現れた3階建の建物が、これから4日間、生徒たちが学ぶ校舎です。教室は3階なので眺めも良く、窓から海も見えました。
今日はClass 1の授業の様子を。担当はJoey先生というフィリピン出身の女性の先生です。「自分がフィリピンからグアムに来たときに、”フィリピンで学んでいた英語と英語圏の英語は違う“と衝撃を受けた経験からESL(English as a Second Language)の学生たち手伝いをしたい、と教員になったそう。教員歴11年、小学生から大学生まで教えているという経験豊富な先生で、最初のうちはなかなか声が出なかった生徒たちをどんどん乗せていって、教室を飛び出して大学にいる人々にインタビューしよう!というアクティビティでは、ペアになった生徒たちが敷地内を生き生きと走り回って、多くの地元の学生たちに積極的に話しかけている姿が見られました。休憩なしの2時間の授業でしたが、「とても短く感じた!」「今のは1コマで、午後にもう1コマありますよね?」という感想が飛び交う、充実した授業でした。教員側も勉強になります!
後半へ続く