語学研修 活動の様子

R8年度 オーストラリア語学研修報告(15)

2026年7月30日 14時40分 [25051]
夏特集

R8年度 オーストラリア語学研修報告(15)

本日は、午前のみの授業になりました。2週間の英語学習の集大成として、グループプレゼンテーションを行いました。テーマは、「自分たちが気づいた日本とオーストラリアの文化の違い」についてでした。この発表に向けて、各グループで昨日から準備をしてきました。本日の前半の授業はその準備となりましたが、その準備時間には先生が各グループを1つずつ回ってくれて、詳細なフィードバックや足場がけ(教員が一時的な支援によって学習者が一人では達成しにくい課題を乗り越えられるようにし、最終的に自立できるように促す方法)を行い、主体的に自信を持って発言できるようにしてくれている姿が印象的でした。

午後は、両方のクラスとも、プレゼンテーション発表の時間でした。それぞれ感じるところが違い、非常に構成も面白い内容になっておりました。特に、ゴミの分別、公共交通機関、野鳥、食事、日常生活、教育等、非常に上手く各事象を多面的に分析できており、見応えのある発表が多くありました。特に、言語面では、全体的に伸びを感じておりますが、特に、日頃から意識して英語を多用している生徒、これまでの英語学習において大量にインプットしてきた生徒の音声面の伸び、流暢性の大きな伸びを感じることができ、努力が実っている瞬間であり、非常に嬉しい時間となりました。この伸びは継続した学習を帰国後もしないと一過性のものになってしまう可能性があるので、その点を再度生徒にも説明し、帰国後の学びについても再考してもらおうと思っております。発表後には、先生から、こちらで有名なお菓子shapesのベジマイト&チーズ味をいただきました。全体的に、本当に素晴らしい発表をしてくれた生徒たちを誇りに思います。

語学研修と銘打って実施している行事であるからこそ、言語面の発達が一番大切な点ですが、一般的に日本だけでなく世界的に、語学研修の成果発表では隠されている点が先行研究でも課題となっております。その点において、本校では帰国後にすぐに再度、対話型生成AIのスピーキング試験LANGXを参加生徒に実施してもらい、この語学研修の前後での伸びを統計分析して、生徒にも伝え、今後の学びの糧にしてもらうとともに、次年度の研修にも繋げていこうと考えております。

各プレゼンテーション発表後には、先生から各グループに結構な時間、フィードバックをいただくことができました。内容面だけでなく、言語面についても詳細にフィードバックをいただきました。日本の英語教育の文脈では、プレゼンテーションをした後、同僚評価や「拍手」のみで活動を終えているような場面を多々見てきました。EFLの指導においてCELTAやTESOL(英語を母国語としない人へ英語を教えるための英語教授法、およびその学習プログラムの総称)では、活動後の言語フィードバックの大切さがよく言われていますが、「やりっ放し」ではなく、内容面、言語面のフィードバックの大切さを改めて感じた瞬間でした。この語学研修の良さは、教員が日頃の授業を振り返り、思考を深める時間になります。生徒にとってだけでなく引率教員も、非常に貴重な学びの機会を得たと感じています。

午前の授業後は、各自、ランチを大学で取り、市内観光やマンリー高校の友達と遊びに出かけたりしております。最後の自由行動です。英語を存分に使い、失敗もしながら自分たちで話し合いながら、共に学びを深める良い機会になっているようです。

本日も晴天で、この2週間、3年目にして初めて天候に恵まれました。シドニー大学は新入生を迎えており、新学期のために多くの外国人学生等もたくさんキャンパスにきており、とても良い雰囲気になっております。

CETでの学習も残すところ、明日の午前中のみとなりました。午後はフェアウェルになります。パッキングを開始するように生徒に伝えております。荷物が重量オーバーにならないことを祈るばかりです。

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