R7 オーストラリア語学研修報告(11)
2025年7月29日 23時45分 [25051]R7 オーストラリア語学研修報告(11)
本日は、Local School Visitとして、昨年度同様にシドニーのマンリー高校へ一日訪問してきました。マンリー高校は、シドニー屈指のSelective school(進学校)として有名で、激戦の受験に見事に合格した生徒たちの集まる学校で、そのような高校と交流をさせていただき、とても有意義で、かつ貴重な相互交流を持つことができました。昨年度の相互交流が大成功であったため、非常にウェルカムな雰囲気を作っていただくことができ、昨年度の本校の参加生徒の皆さんに感謝しております。
午前7:45に大学を出発し、ハーバーブリッジを渡りながら、右手にオペラハウスを含むサーキュラーキー周辺を見ることがました。シドニーの大動脈の主要道路の1つを進みながら、シドニーの大渋滞を経験することもできました。
1時間目は、5グループに分けれて、2名のガイドの生徒さんの案内のもと、スクールツアーをさせていただきました。どのクラスの先生、生徒たちから温かい歓迎の言葉をいただき、とても心地よいスクールツアーをさせていただきました。
その後、生徒たちはそれぞれバディーがついてくださり、2時間目は、バディーの授業に参加させていただきました。経済、英語の古典、体育、芸術等、各教室に本校生1〜2名が参加し、実際の高校の授業を体験しました。実技系授業に参加した生徒は一緒にバレーやロープ運動等で共に汗を流しました。特に一人で教科の授業に参加した生徒たちは、多くの生徒に囲まれ、緊張感と不安を胸に感じながらも熱心に授業参加ができ、とても刺激的な時間になったようでした。全てバディーがうまくサポートをしてくれ、マンリー高校の生徒の皆さんや先生から親切にサポートいただき、心地よい授業体験ができました。。
中休みの間には、モーニングティーをご用意いただき、バディーと一緒にいただく等、休憩をしました。その休憩中は、昨年度同様、学校中から非常に多くの生徒さんが来てくださり、一緒にバスケットボールをしたり、質問攻めにあったりと、それぞれが大いに盛り上がっておりました。
3時間目、日本語の授業に全員で参加し、日本の共通テストを同じシステムの大学入試が近日に迫る高校3年生の日本語専攻の生徒に本校生2〜3人が日本語のQ&Aを行い、日本語でインタラクションを図りながら、間違いがあれば伝えるタスクを行いました。大学入試に直結する可能性のある学習のサポートということで、本校生も非常の緊張感を持って活動しておりました。先生が上手く授業をコントロールしてくださったこともあり、生徒たちは時間と共に上手くコミュニケーションをとり、有意義なやり取りができておりました。
昼食は、マンリー高校さんにご用意いただき、4時間目にゆったりと食事をしました。ランチ中もフリーピリオド(授業がない時間)の生徒もおり、その生徒たちから誘われ、マンリー高校3名 vs 本校生男子全員でバスケをしておりましたが、全く歯が立たずに完敗でした。
ランチ後は、体育の先生企画のバスケットボール大会が体育館であり、それに参加する生徒、昼食時に部活動があるのですが、それに参加する生徒等、非常に楽しそうに交流しておりました。
午後は、本校生から徳島県と本校についてのプレゼンを行い、最後に阿波踊りを披露し、マンリー高校の生徒と一緒に踊りました。本校生がバディーやマンリー高校の生徒に阿波踊りを指導し、その後、一緒に輪になってみんなで踊る阿呆になりました。
マンリー高校からはKahoot!でオーストラリアクイズをしました。とても面白く、参加者全員が1つなって答えを競う雰囲気は温かく楽しい時間でした。
マンリー高校の生徒、先生方が非常に親切で、心地の良い雰囲気を作ってくださり、感謝しております。生徒たちは、最後の最後まで交流を深めておりました。
閉会行事では、マンリー高校の校長先生直々に修了証を生徒一人一人に手渡していただきました。
非常に有意義な時間を本校生は過ごせたようで、訪問させていただき、本当に良かったと思います。非常に大満足な学校訪問になりました。
この訪問に際してお世話になりましたオーストラリア・ニューサウスウェールズ州教育省、マンリー高校の皆さま、またご調整をしていただいたシドニー大学CETの担当者の方に、この場をお借りして、お礼を申したいと思います。ありがとうございました。
(注意)マンリー高校生の顔写真は、州の規定のため、ウェブサイト等に載せられませんので、一部加工しております。
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