R7 オーストラリア語学研修報告(12)
2025年7月30日 14時03分 [25051]R7 オーストラリア語学研修報告(12)
本日は、シドニーに来て初めての本格的な雨の日となりました。激しい雨ではないものの、一日を通して、しとしとと雨が降り続いています。昨日の学校訪問による疲れが心配されましたが、生徒たちはシドニー大学CETにて、午前に2コマ、午後に1コマの授業を元気に、そして和やかな雰囲気の中で受講していました。
午前中は、それぞれのグループで学習に励みました。1つのクラスでは、いつもの先生がお休みのため、代わりの先生による授業が行われました。普段とは異なる雰囲気の中で、新鮮な気持ちで授業に臨むことができたようです。
どちらのグループも、明日がCETでの最終授業日となり、2週間の学びの総まとめとなる最終プレゼンテーションが開催されることから、小グループに分かれてプレゼン準備を行いました。ICTを活用しながら、仲間と相談しつつ話を進め、内容を形にしていく姿が印象的でした。
また、先生に直接質問をしたり、積極的に英語を使ってコミュニケーションを取ろうとする姿勢も自然と身についてきています。それぞれの生徒が自分の個性や特性を活かし、今できることを精一杯に取り組んでいる姿には感動すら覚えます。
昨年度に引き続き、この研修を通じて、「生徒の可能性は無限である」こと、そしてその力を引き出すためには「教員が、生徒の英語運用能力の向上に向けた学習機会や環境を、適切なタイミングで提供することが重要である」ことを、改めて実感いたしました。
午後は、最終のstudent ambassador workshopでした。シドニー大学の学生さんとの「Chat Club/ conversation」でした。大学生たちと一緒に英語で楽しく会話をたのしみ、終始笑い声が聞こえておりました。世界トップ大学の1つであるシドニー大学の学生や院生とコミュニケーションを図り、多くの刺激をいただいたようでした。高校時代の前半の時期でこのような出会いや学びの機会は非常に貴重で、今後の人生の糧になること間違いないでしょう。
明日で、シドニー大学CETでの学習が最終日を迎えます。非常に実りある有意義な時間を過ごすことができ、こちらの生活に慣れてきたところでお別れになります。昨年度の生徒と同様に、名残惜しいと生徒は話しております。あと2日でシドニーでのプログラムは終了になりますが、県内トップ校の本校生です、最後まで、生徒は頑張って走り切ってくれると思います。
本校の国際交流活動や英語教育は、常に世界水準を意識しながら日々ブラッシュアップを重ねています。この海外研修での学びを糧に、国際交流事業自体もさらに進化していくことと思います。今後の本校の取り組みにも、ぜひご期待ください。