R7 前期課程グアム語学研修 ⑩
2025年7月25日 22時28分 [25029]グアム語学研修 7日目
早いもので、グアム語学研修も今日が最終日。今日も朝からグアムは雨。ホテルのレストランでいただく朝食も今日が最後です。最初は物珍しさでいろいろ試していた生徒たちでしたが、今日はごはんに目玉焼きといった日本食のような組み合わせが多く見られました。また生徒たちが来てからのスープがずっと味噌汁だったことにも、ホテルのホスピタリティを感じました。そして学校も最終日。強い雨が車窓を滲ませる中、街並みを目に焼き付けるかのように眺める生徒の横顔が印象的でした。大学に到着すると、たった4日とは思えないほど慣れた様子でそれぞれの教室に入っていく生徒たちの背中が頼もしく感じたのは、この数日で彼らが成長したからでしょうか。今日の授業は2コマ。Class 2で見学をしたので、その様子を。担当のLaura先生が入ってくると、途端に教室の空気が変わります。先生の明るさに引っ張られるかのように、大きな声で発言していく生徒たち。まずはスライドに映し出されたさまざまな身の回りのものを英語で言っていきます。それぞれの指の呼び名、爪切りや松葉杖など、日本の教科書では習わない単語ですが、生活していくにはどれも大切な語彙。どんなものにでも日本語の名前があるように、英語も単に学問というだけでなく、生活の中で使う言語だということに生徒たちが気がついてくれたら、一英語教員としてとても嬉しく思います。そのあとはモンスターゲーム。先生が予め描いてきたモンスターを英語で表現して、それを聞いた生徒たちが自分のプリントに聞いた通りに描いていきます。先生の表現をきちんと理解できれば同じ絵が描けるはずなのですが、ちょっとした解釈の違いで全く違うモンスターが誕生してしまいます。続いて自分たちのオリジナルモンスターを描いて、それをどう英語で表現するか、文章にしていきます。ペア同士でお互いのモンスターをdescribe して、答え合わせをしたら終了。
最後は自分で考えた10個の質問を書いた紙を片手に教室を飛び出して、地元の学生たちや留学生にインタビューをして全行程が終わりました。どのアクティビティも一生懸命に取り組んだ生徒たちは、4日前に緊張した面持ちでこの教室に入ってきたときより確実に成長したのではないかと思いました。
授業をすべて終えたあとは、1つの教室に全員が集まってClosing ceremonyです。生徒を代表して高麗拓くんが感謝のspeechをしたあと、Joey先生とLaura先生に一人ずつ名前が呼ばれ、4日間のプログラムを修了したcertificateを受け取りました。また先生たちからsmall giftまでいただきました。教室を出た後も名残惜しく、先生たちと写真を撮ったり、プレゼントを渡したり。涙ぐむ生徒も見られ、この4日間がいかに充実していたかを物語っていました。
お別れのあとはホールで最後のランチ。今日は鶏の照り焼き弁当でした。ごはんを食べ、バスに乗り込むと、一路マイクロネシアモールへ向かいます。そこで地元の大学生にattendしてもらい、各グループでショッピングをしたり、プリクラを撮ったりして楽しみました。何と偶然ホストファミリーに再会した生徒もいました!大学生ボランティアたちはとても親切で、3時間ほどの時間でしたが、とても仲良くなれたようで、離れがたく、何度もハグをしにいく生徒もいました。
ホテルに戻ると、グアム大学の先生たちが会いにきてくれました!!生徒たちには嬉しいサプライズ!Joey先生は飼い犬のWafflesくんと一緒に、Laura先生は友達を連れて、再びみんなと大盛り上がり。生徒たちが文化祭に誘うと、本当に来てくれると約束してくれました!今回の研修で、これからも続く縁が結べたら、何とも嬉しい限りです。
先生たちが帰った後は最後の夕食をとりに、グループごとに街へ出かけました。明日日本に帰るのに、和食レストランへ向かったグループあり、有名なステーキ店・Outback Steak Houseで分厚いステーキを食べたと満面の笑みで報告してくれたグループあり、ホテルにほど近いハンバーガー店・Meskla Dosでばったり先生に行きあったグループあり、とさまざまにグアム最後の食事を満喫したようです。
明日はいよいよ日本に帰ります。ロビー集合は4時20分。寝坊しないように、しっかり休んで有終の美を飾りたいものです。