生成AIパイロット校事業 紹介

生成AIパイロット校事業

2026年7月2日 15時03分

■ 生成AIパイロット校事業とは

本事業は、急速に発展する生成AIを教育現場でどのように安全かつ効果的に活用できるかを検証し、次世代の学びのモデルや適切な利用ガイドラインを構築することを目的とした実証事業です。本校では、生成AIを活用するにあたり、指針となる「生成AI活用ポリシー」を策定し、安全かつ効果的な活用を目指しています。

■ 「C区分」の実証内容

本校が指定を受けた「C区分」は、主に「教材の実証」および生徒の「情報・AIリテラシーの向上」を目的とした実証を行う枠組みです。具体的には、以下のような視点から取り組みを進めます。

  • 教材の実証 生成AIを活用した新たな教材や学習プログラムを実際の教育現場で検証し、生徒の探究心や学びを深めるための効果的な活用方法を研究します。

  • 情報・AIリテラシーの向上 これからのデジタル社会において不可欠となる、生成AIの仕組みや特性、情報モラルや倫理的な課題を正しく理解し、生徒自身が情報を主体的に判断・活用できるリテラシーを育成します。

本事業の実施にあたっては、文部科学省のガイドラインに基づき、個人情報の保護や著作権への配慮など、情報セキュリティを徹底し、安全・安心な環境のもとで教育活動を進めてまいります。

徳島県立城ノ内中等教育学校生成AI活用ポリシー.pdf

生成AIパイロット校事業 活動

R8 生成AIパイロット校事業 活動報告4

2026年9月29日 17時41分 [25020]

9月14日(月)放課後に外部講師をお招きし、本校教員を対象とし、 Gemini™ を活用した校務・授業の実践研修(2時間)を実施しました。

生成AIパイロット校事業の一環として実施した本研修では、Gemini™ の最新機能を理解し、教員の校務効率化および生徒への還元を通じた教育活動の充実・拡大を図ることが目的です。

 

本研修では、以下の内容を学習することができました。

・ガイド付き学習(AI伴走型学習)

・数学等の解法において、直接的な回答ではなく対話を通じて段階的に考えさせる発問手法を習得。

・生徒の思考力を育む伴走型学習への活用可能性を確認。

・Canvas 機能の活用(アイデア構築・可視化・アプリ作成)

・既存知識や授業案のたたき台作成、およびインフォグラフィック化による視覚的・構造的な整理方法を習得。

・プログラミング知識不要の学習用アプリ構築、および発達支援現場に対応した個別の視覚的教材作成の有効性を共有。

・画像生成とプロンプト技術・著作権・セキュリティ。

・イメージを正確に可視化するためのプロンプトの工夫や、著作権に関する留意事項を確認。

・アカウント別のデータ取り扱いの違いを把握(学校用アカウントは学習データとして利用されず安全性が担保されている一方、個人用アカウントは学習対象となる点に留意)。

・音楽生成の活用

・学級目標や行事コンセプトに合わせた楽曲作成手法を体験し、学級経営や表現活動への展開可能性を確認。

・色覚特性に配慮した配色制限付きビジュアルの作成など、ユニバーサルデザインの視点を取り入れた教材作成法。

・従来のフリー素材では探せない独自の教育用画像のオンデマンド生成手法。

 

非常に密度の濃い充実した研修となりました。

今回の研修を通じ、教員がしっかりと学ぶことで、Gemini™ を単なる校務の効率化ツールにとどめず、児童・生徒一人ひとりの特性や理解度に合わせた個別最適な学び(インクルーシブ教育など)を実現するための強力な手段にできると再認識しました。

今後は、まず校務での資料作成や教材準備に積極的に活用して実践知を溜めつつ、得られたノウハウを授業や学級経営へと還元し、生徒たちの表現力や主体的な学びの場を広げていきたいと考えております。

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