12月12日（金）、13日（土）の2日間にわたり、東京大学野球部よりアナリストの中井様、西山様をお招きし、データサイエンス講演会および計測会を実施しました。

📅 開催の様子

• 12日（金）： 野球部以外の生徒を対象に講演会を実施。

• 13日（土）： 野球部員が参加し、計測会を中心に実践的な学びを深めました。

両日とも多くの生徒が参加し、会場は大いに盛り上がりました。

💡 講演会のポイント

中井様、西山様からは、「これまでの常識に囚われず、データに基づいて判断する」という現代野球の最先端の考え方をご紹介いただきました。

生徒たちはもちろん、指導者の方々も、データが示す客観的な事実に大きな興味を示している様子でした。スポーツにおけるデータサイエンスの重要性、そしてそれをどう活用していくかについて、深く考える貴重な機会となりました。

（生徒の感想）

これまでの野球の常識が全て正しいとは限らないということがわかった。例えばバントが非効率的という判断の場合、打順は攻撃におけるプランに依存するため、2番打者はバントなどの小技が得意である必要がないということがわかった。

頭ごなしや力がなしの指導と真逆の方法で非常におもしろかった。 元々ラプソードについては、多少の知識はあったものの、それを確認する意味にもなった。 回転効率や変化量を意識した指導をできるように磨いていきたい。

データの活用については今までなんとなくの知識や曖昧なイメージしか持っていなかったので今回の講演で詳しい研究の流れや内容についてしれて良かったです。今回の講演を通してスポーツ科学やデータサイエンス、東京大学野球部の活動にとても興味が湧きました。今回見つけられた課題を基に、より良いパフォーマンスを目指していきたいです！

非常に興味深かったです。Excel?の表の状態で見るとただ数字が並んでいるだけにすぎないが、プロットにするとひと目で左投げのピッチャーだとわかったのがとてもおもしろかった。野球は好きですが、論理的に捉えたことはなかったので、データで野球のこういうことがわかるよ、とお二人がおっしゃった瞬間、パズルや数学の問題が解けた瞬間の爽快感に似ていて楽しい講演会でした。私もデータを見て時間をかけて考察をすることも、野球も大好きなので、野球とデータの組み合わせは興味が湧いてわくわくしました。「好きなこと×データ」を研究してみるのも面白そうだと思いました。ありがとうございました。