語学研修　活動の様子

R7 オーストラリア語学研修報告(13)

本日は、シドニー大学CETへの最後の登校になりました。残念ながら、昨日から雨模様になっており、非常に激しいスコールのような雨が降ったり、急に晴れ間がでたり、また大雨になったりと日本では味わえない天候を味わう1日になりました。

午前中は、最後の授業、午後はFarewell Lunchをいただきました。

午前中、２つのクラスとも最終にグループ・プレゼンテーションに臨みました。各チーム、馬場副校長先生からアドバイスをいただいたり、自分たちで検討したりしながら、しっかり練習を行った後　プレゼンテーションを行いました。オーストラリアをテーマに、日本との比較分析をしたり、オーストラリアで発見したこと等、それぞれのグループで調査研修した内容をパワーポイントスライドとともに発表しました。１つのクラスでは、Peer-feedback（同僚間評価）を元に、投票し、一番良かったプレゼンを決めました。その後、先生が１グループずつに丁寧にfeedbackしていただき、細部にわたって自分たちのプレゼンの復習ができたようでした。またもう１つのクラスは、先生とスタッフの先生２名での評価をしてもらい、先生からもしっかりとしたFeedbackをいただきました。

両クラスとも、非常に意味のあるプレゼン大会になりました。残りの時間は、ゆったりとした雰囲気で日本とオーストラリアの音楽を先生と一緒に歌ったり、シドニー以外のオーストラリアのオススメの場所を先生がICTを活用して説明してくれたりして、最後の授業を終えました。

授業中や休み時間でさえ、生徒それぞれが先生と英語でコミュニケーションを図ろうとする積極的な姿勢が多くの生徒に見られ、保護者からいただいた貴重な２週間をどうにか自己成長の時間に繋げようとする意欲を持って活動できていたのが、印象的でした。

授業後には、各先生から修了証やプレゼンテーションの成績、そして、オーストラリア産のチョコレートをいただき、CETでの学びを無事に終えることができました。

午後は、シドニー大学メインキャンパスにあるレストランで、オーストラリアンビーフの豪勢なステーキをいただきました。デザートには、驚くほど美味しいとの声が上がったポルトガル・タルトもいただきました。予想していなかった豪勢なランチに一同から歓声が上がり、皆さん、仲間や先生、CETのスタッフさまと一緒に楽しくランチをいただきました。

そのランチ中も、生徒は非常に積極的に英語で先生と話をしようとする姿や、仲間同士で英語で会話をして貪欲に英語の使用場面を捻出する生徒も多くおり、その姿には感銘を受けました。

CETの先生方、スタッフの皆さまには、常に親切にかつ熱心にご指導くださり、様々な工夫を凝らした授業を通じて、生徒の英語運用能力の向上に尽力してくださいました。その結果として見られた本校生の成長には、引率教員一同、昨年度同様に目を見張る成果がありました。

今回の研修で培った英語運用能力は、帰国後、本校で、また家庭での学びの中でさらに磨かれ、より確かなものになっていくことでしょう。今後の本校生の成長が楽しみで仕方ありません。

シドニー大学CETの研修で、昨年度同様に、生徒が大きな収穫を得ることができたのは、約１年間かけて、準備をしていただき、常に我々の近くで親切にサポートしてくださったCETのスタッフの皆様のおかげです。この場をお借りしてお礼申しあげます。本当にありがとうございました。

明日は、一日ツアーで、タロンガ動物園、オペラハウス内ツアー、ロックス観光、サーキュラーキー周辺自由散策等を予定しております。雨の予報ですが、晴れを願ってシドニー最終日の明日を迎えたいと思います。