R7 オーストラリア語学研修報告⑦
2025年7月23日 19時20分 [25051]R7 オーストラリア語学研修報告⑦
朝8時には、全員が時間通りに登校し、にこやかに一日をスタートしました。プログラム開始から3日目を迎え、生徒たちは休み時間を上手に活用し、先生と一緒に地元のカフェに行き、コーヒーや軽食、スナックなどを楽しむなど、まるで海外大学でのキャンパスライフを体感しているかのような雰囲気が漂いはじめています。行き帰りで先生と積極的に英語でコミュニケーションを図るために何も購入しないがカフェへ行く生徒たちもおり、意欲的に学習できています。
朝のミーティングで、今日のテーマを「できる限りの発話・対話」と設定したこともあり、授業がダイナミックになり、活発な発話を聞くことができました。本校生の潜在能力の高さを本日も感じました。
午前中の授業では、各クラスともディスカッションやペアワーク、体を使った語彙指導を中心に、英語を実際に使う場面が多く取り入れられており、生徒は思考を深めることができました。
午後は、第1回目のワークショップ(2時間)が実施されました。生徒たちは2つのグループに分かれ、それぞれの活動に主体的に取り組み、異文化への理解を深めました。今回は、シドニー大学の4人の学生によるレクチャーを受けました。多様な民族多様性を持つ学生とのやりとりは非常に興味深い状況でした。2メートル以上の身長の学生や教育学専攻の学生さんのファリシテーションの素晴らしさ等、たくさんの刺激をいただいた時間にもなりました。
テーマは、オーストラリアの歴史や文化、動植物でした。動物の鳴き声を実際に聞いたり、歴史や文化についてのクイズをチーム戦で行い、非常に盛り上がっていました。特に、クイーンズランド州のある家庭のトイレから蛇が出てきたニュースには生徒は驚いていました。本日習った動物は来週のタロンガ動物園で実際に見ることができる点も説明されており、生徒はその日を楽しみにしているようでした。
レクチャー後には、大学生に積極的に話しかけ、写真を撮ってもらったり、会話を楽しんだりして過ごしていました。
毎日のように現地の先生方からはお褒めの言葉をいただいています。昨年度、今年度と生徒のパフォーマンスの素晴らしさから、「城ノ内」、「徳島」を覚えてくださっているシドニー大学の先生も複数おり、本当に生徒に感謝をする瞬間でした。
また、ホストファミリー宅での生活を聞いてみると、昨日は週末の過ごし方で話が盛り上がった人、色々な話題で夜遅くまで話し込んだ人等、徐々に各家庭に打ち解け始め、コミュニケーションをそれぞれが自分たちのペースややり方で行っているようです。さらに日が経つごとにより良くなっていくとこれまでの経験から推察できます。
明日は午前中に2コマの授業を受けた後は、完全自由の午後になります。