(探究活動)4・5年生の薬学研究チームが第42回メディシナルケミストリーシンポジウムに参加しました。
2025年11月27日 09時00分 [25006]徳島大学薬学部で課題研究に取組む4・5年が、第42回メディシナルケミストリーシンポジウム*で発表する機会をいただきましたので、その様子をお知らせします。
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4年生3名の研究チームは「微弱電流を用いたエンドサイトーシスによる細胞内での人的な酵素反応」というテーマで、微弱電流処理によって細胞内へ酵素と基質を送り込み、細胞内で人為的に酵素反応を行うというものでした。
また、5年生2名の研究チームは「クルクミンを用いた抗肥満リポソームの細胞障害性抑制」というテーマで、抗肥満効果をもつビタミンEコハク酸の細胞細胞障害性を抑制する物質として、クルクミンとインジゴの効果を検証したものでした。
大学や企業の研究者と並んでのポスター発表でしたが、生徒たちの研究発表にも絶えず聴衆の方に訪れていただきました。
生徒たちは、専門的な視点からの質問や助言をいただいたこと大変興奮した様子で、「質問されることで新しい知識や発見が得られたので、質問することの大切さを知った。」とか「もっと研究を深めてみたいという気持ちが強くなった。」といった感想を語り合っていました。この度の大学での研究から発表までの経験は、探究活動のみにとどまらず幅広い面での成長の糧になることでしょう。
このような貴重な機会を御提供いただきました、徳島大学薬学部 小暮学部長、大高教授をはじめとする大学関係者の皆さまには、この場を借りて御礼申し上げます。
* メディシナルケミストリーシンポジウムは、産・学・官から広く参加者を募り、日本の医薬品研究開発の活性化とレベルの向上を目的として、「医薬品創製(創薬)を目標とした基礎および応用研究」と「創薬に関わる最新の科学技術あるいは情報」に関する発表および講演を行うものです。(第42回メディシナルケミストリーシンポジウムHPより)