国際交流2

国際交流 活動の様子

グローバル講演会:世界的若手研究者から城ノ内生へ(早稲田大・鈴木駿吾先生)

グローバル講演会(オンライン)

世界的若手研究者から城ノ内生へ

ー 鈴木駿吾先生(早稲田大)ー

 

11月10日(水)の放課後,オンラインを活用し,今年度初のグローバル講演会を開催しました。

今回は,現在SLA(第2言語習得)の分野,特にスピーチ分野において,世界的に評価されている日本人若手研究者の一人であります早稲田大学グリーン・コンピューティング・システム研究機構の鈴木駿吾先生を講師にお招きしました。ご講演では,「研究と科学とは」,「グローバルな規模で研究を行うために必要なこと」,「研究を職業にすること」等について,お話をいただきました。

鈴木先生は,英語教育の研究者ですが,現在は理系の研究者とともに,AIを用いたスピーチ研究を行っている様子や,英国ランカスター大学大学院(修士課程・博士課程)での実体験等を通して,世界規模で活躍するためのエッセンスを非常に明瞭にわかりやすくご教授いただきました。高校時代に,このような話を聞けて生徒は本当に幸せだなと感じるくらい,『世界基準の研究とは,または世界を舞台として生活することとは』のまさに肝の部分を上手くご説明いただきました。

50名ほどが参加し,90%が高校3年生でした。大学入試を直前に迎えながらも,世界的な研究者から何かを得ようと非常に熱心に拝聴し,質疑応答では質問が止まらないくらいに多くの質問が生徒からだされ,とても盛り上がりました。質問をした高3生は世界的に著名な研究者からお褒めの言葉をいただき,大きな自身になったようでした。

ご講演では特に,自分の分野だけの研究にとらわれずに,多様な分野にまたがった多彩な知識を必要とされる学際的研究が主流になってきている点をあげられ,例えば理系は数学,理科,英語だけの学習,文系は国語,社会,英語だけの学習では十分でない点をご指摘され,生徒たちは多様な教科を学ぶ重要性を再認識できたように思います。

現在,厳しい受験を直前に迎えながら,『この5教科の学習は将来につながるとても大切なものである』と生徒は再度捉え直すことができ,「夢の実現に向け,より熱く学習に向かうことができる」という意見もでていました。

このように本校のグローバル教育においては,オンラインを上手く活用し,他校では出会うことがない『今,タイムリーに世界規模で活躍している人々』と生徒が交流できる場を設けております。高校時代に世界的な『本物』と出会い,感じたことは将来の糧になると強く思っております。

 

   

ブルガリア共和国特命全権大使、来校!

『EUがあなたの学校にやってくる』

ブルガリア共和国特命全権大使 

マリエタ・アラバジエヴァ氏 来校!

 

「EUがあなたの学校にやってくる」というEUのイベントに本校が応募し選抜されたことから,11月8日(月)に駐日ブルガリア共和国大使館より特命全権大使のマリエタ・アラバジエヴァ氏がご来校され,本校1年生~5年生へご講演をしていただきました。

新型コロナ感染症対策として,5年生は体育館で,その他の学年は教室でオンライン配信を活用しての本校初のハイブリッド講演会となりました。

大使からの講演では前半部分でEUの概念や世界活動,そして日本とEUの関係について非常にわかりやすく動画等を用いて丁寧にお話をいただきました。後半部分では,ブルガリアについての紹介を写真等を使用されながらご紹介いただきました。時には生徒へ質問していただきながら, 温かな雰囲気のもとご講演をいただきました。

最後の質疑応答では,生徒からの質問が止まらず,本校生の「世界を学びたい!知りたい!」という熱量に圧倒されました。オンライン視聴をしていた1年生~4年生からも活発に質問が飛び交い,非常に有意義なご講演をしていただきました。

大使の本校ご送迎時には,音楽部や書道部のパフォーマンス,前期・後期生徒会,本校生が盛大に盛り上げてくれ,大使は非常に感激してくださっておりました。本校生の素晴らしい一面をご覧いただき,光栄に思うとともに,本校生の素晴らしさを教職員一同が再実感できた場面となりました。

このような国際イベントに1年生(中1生)から後期生・高校生とともに参加できるのも本校の特徴であると思います。このように若い世代からグローバルな舞台の一線級で活躍する方とお会いできるのは徳島県では本校のみであると思います。今後も「徳島県のグローバル教育の中心,また英語教育の拠点校」としてさらに生徒へ多種多様なイベントを提供し,生徒のグロ-バル・マインドセットの構築に尽力していこうと考えております。

今後も県教委の進める「GIGAスクール構想」等を上手く活用しながら,徳島県にいて世界の一流と出会える機会さらに増やしていきます。本校のますますの国際交流行事を楽しみにしておいてください。

   
   
   

本校4年生、H-LABサマースクール参加報告

H-LABサマースクール参加報告

手塚 せり さん(4年生)

 

8月16日から20日までオンライン上で実施されたHLABサマースクールに、本校4年生の手塚 せりさんが選抜され、参加してきました。HLABサマースクールとは、「世界の伝統ある全寮制のリベラル・アーツ&サイエンス教育をモデルとしたサマースクール」です。

これまでは、牟岐町にて約1週間の合宿型で実施されてきましたが、今回はコロナ禍ということもありオンラインでの実施になりました。オンライン上でも、「一歩先を歩く、世界中の大学や企業で活躍する先輩や、国内外の多様な背景から集まる高校生」と、主に英語を使用し、共に学び合う貴重な時間を過ごせたようでした。

このオンライン合宿には、海外や日本のトップ大学からの大学生が参加し、彼らがファシリテーターとして合宿をすすめてくれたようでした。手塚さんはそのような大学生や県内外からの高校生と議論・討論しながら5日間を有益に過ごせたようです。

具体的には、「普段の学校と全く違う、国境も、言語も、世代も関係ない自由な学びの場」にて、主に英語を使用し、自己分析を行ったり、社会人の方の講演を聴きながら思考を巡らせ、考えを深めることができたようです。

翻訳やオープンソース建築についてのセミナーを仲間と受講し、その分野に関して英語でディスカッション等を行い、学びを深めたようです。また牟岐町の郷土料理を参加者とともにオンライン上で作るというユニークな活動も体験できたとのことです。

日頃から本校のEnglish Debating Societyにて英語運用能力を鍛えている手塚さんですが、全て英語を用いて、多種多様の仲間とコミュニケーションを図りながら長期間過ごすのは初めてでした。しかし、試行錯誤をしながら活動し、今後の学習への動機付けや学習刺激を得たようでした。

『普段は自分とは違った世界に生きているのかなと感じる人とも、オンライン上ではありましたが、このHLABという空間においては学年や地位等に隔たりなく交流をすることができ、自分の将来なりたい人物像やロールモデルが思い描けるようになりました。参加までの準備が予想以上に大変でしたが、今回得られたことは非常に多かったと思います』と手塚さんは話してくれました。

手塚さんの学びや体験は、2学期以降本校の仲間に還元してくれ、学校全体に大きな刺激を与えてくれるに違いないと思います。

コロナ禍ではありますが、本県がすすめる「GIGAスクール」等の施策を十分に活用させていただき、今後もオンライン等にて本校の国際交流活動をより積極的に実践していこうと思います。

本校が「徳島県の国際交流の拠点校」であるという強い自負を持ち、本校独自のユニークな国際交流も今後展開していきます。「英語の城ノ内、国際の城ノ内」の生徒の活躍を引き続き期待しておいてください。

 

本校国際交流の事例が文部科学省HPにて紹介される!

本校国際交流の事例、文部科学省HPにて紹介!

 

昨年度、約半年をかけて、現高3生43名が取り組んだ国際交流の事例が文部科学省のホームページで紹介されました。

現在世界を苦しめているCOVID-19のパンデミックですが、そのコロナ禍でもオンライン,特に県下唯一の本校のCALL教室を上手く活用し,毎週1回の学校でのオンライン交流と,家庭でスマホ等を活用しての継続的な交流をすることができました。新しい国際交流のスタイルを徳島県の国際交流のリーダー校としてこれからも発信していきたいと思っております

(参照:文部科学省HP:https://www.mext.go.jp/a_menu/koutou/ryugaku/koukousei/20210413-mxt_kouhou02-4.pdf)

高2生、「#せかい部×SDGs探求」高校生レポーターに選出!

「#せかい部×SDGs探求」高校生レポーターに選抜!

 

高2生のリトルフィールド・美波・エスペランザさんが、見事に「#せかい部×SDGs探求」高校生レポーターに選抜されました。このレポーターは、トビタテ!留学JAPANによって全国から選抜された高校生が、身近にある課題から世界を感じ、発信することを目的にしています。各課題の専門家とオンライン上で、グローバルな視点を持って探求していきます。

リトルフィールドさんは、これまでも多くの課外活動に積極的に取り組み、グローカルな視点を持って生活してきました。彼女の学びを本校の仲間にシェアしてもらい、本校がさらにグローカルな視点を持った学校に益々発展できればと考えています。

彼女のように、積極的に、意欲的に、貪欲に学びを深められる生徒が多いのが本校の特徴の1つです。リトルフィールドさんの活躍を是非、応援していただければ幸いです。

 
 

Global Classmates スタート!(5年生とアメリカ高校生との長期オンライン交流)

Global Classmates スタート! 

=アメリカの高校生との長期オンライン交流=

 

現在、コロナ禍で世界的に国際交流活動が停滞しておりますが、本校5年生が幸運にもkizuna across culturesが実施しているGlobal Classmatesに日本全国の高校から選抜されました。本校は、アメリカ・ロサンゼルスのダウンタウンの近くにあるアルハンブラ高校とオンライン上のSchoology を使った交流を英語と日本語を用いて半年間、実施していきます。

日々移りゆく、コロナ問題やBlack Lives Matter運動等の人種差別問題を含む社会問題、New Normalにおける学校生活の様子や日常生活の様子等を日米の「違い」や「類似点」に焦点を当てお互い意見交換をしていきます。時にはエンターテイメントや余暇時間の過ごし方等のTeenならではの会話を通しての仲間作りを行うなど、生徒それぞれが心の交流を通して、未来において2国間の架け橋となれることを期待しています。

お互いの生徒同士は、相手からのリプライを心待ちにしており、楽しく交流できております。様子を見て、Zoom等を活用して、Face to Faceのインタラクションができるように今後調整していきます。

「日本の地方都市徳島からでも世界とつながり自己成長につなげる」、良いロールモデルを本校が担っていきます。これからも「英語、国際の城ノ内」として、徳島県の英語教育、国際理解活動をリードしていきます。

スタンフォード大学アントレプレナーシップ講座への挑戦

スタンフォード大学アントレプレナーシップ講座への挑戦

 

現在、世界、日本の情勢はコロナウイルスにより大きく影響を受けておりますが、本校はこのような時期だからこそ、生徒がグローバルな視点に立って考え、学ぶことができる機会を提供し続けていこうと考えています。

今回は、アメリカのスタンフォード大学が提供するオンライン講座へ高1生、高2生の総勢6名が応募しました。

結果は後日通知されますが、果敢にチャレンジする姿勢を見せてくれた生徒たち以外にも非常に多くの生徒が興味を示してくれ、このような状況をマイナスに捉えず、常に前を向いてグローバルな舞台で活躍したいという思いを持つ生徒たちが本校にたくさんいることを非常にうれしく思っています。

日本中から20名のみの選抜という狭き門ですが、一人でも多くの生徒が合格を手に入れ、本校生や他校生にもそこでの学びをシェアしてくれ、本校の国際交流活動や異文化理解学習、ひいては徳島県の国際理解活動に大きく貢献してくれることを期待しています。

本校は、徳島県の学力分野のリーディングハイスクールとして、斬新なグローバル活動に力を注ぎ、徳島県の国際交流、英語教育のさらなる発展に貢献していきます。

トビタテ!留学JAPAN 高校生コース第6期中止

トビタテ!留学JAPAN 高校生コース第6期中止

 

本日、コロナウイルスの世界的流行の影響もあり、トビタテ!留学JAPANの第6期の採用手続きの中止が発表になりました。今回は、8名もの高2生が非常に個性的で素晴らしい計画を考え出し、申請しており、結果を楽しみにしていた生徒も多かったのですが、残念ながら日本、世界では非常に厳しい状況であります。どうぞご理解いただきますようお願いいたします。

また、先日実施しましたトビタテ!説明会には、4月入学の高1生から11名も参加するなどグローバルな舞台で活躍したい生徒が多いことを再確認することができました。

本校では、コロナウイルスの流行を考慮しつつ、適切かつ刺激的な国際交流活動を生徒へ提供できるように今後も準備していきます。時代に合わながら、地方都市徳島にいても、大都会の学校に負けず、ユニークな活動を提供できるようにしていこうと考えております。

これからの本校のグローバル教育を楽しみにしてください。

 

(参考)https://tobitate.mext.go.jp/news/detail.html?id=203 (トビタテ!留学JAPAN HPより)

 

 

新高校1年生対象トビタテ!留学JAPAN校内説明会開催

新高校1年生対象

トビタテ!留学JAPAN校内説明会開催

 

4月10日(金)に約10分程度ですが、コロナウイルスへの最善の対応を実施しながら、新高校1年生対象のトビタテ!留学JAPAN の校内説明会を実施しました。世界的なコロナウイルスの流行から今後の見通しが立てにくい現状ですが、本校ではできる限りのサポートをしていきたいと考えています。

 

11日から臨時休校に入りますので、申し込み希望者は、校内締め切りまで随時募集しますが、できる限り13日(月)までに担当までご連絡いただければと思います。

 

一斉申請のため、校内締め切りを4月20日(月)17:00にさせていただきます。

コロナウイルスの影響で日々刻刻と状況は変化しております。

随時、トビタテ!留学JAPANの公式HPの確認をお願いいたします。