各課からの連絡

各課からの連絡

「中・高生等による人権交流事業」交流集会について

2024年12月21日(土)、徳島県教育会館にて、「中・高生等による人権交流集会」が開催されました。

今年度はレベラーズ部員以外の生徒も多数の参加希望があり、中部ブロック生徒部会には本校から9名の生徒が参加することとなりました。

中部ブロックでは7月から、6回の生徒部会と3回のスタッフミーティングを重ね、当日の分科会に向けて準備を進めてきました。

交流集会当日は、スタッフの生徒と人権委員の計10名が参加しました。

第1分科会(中部ブロック)では、「多様性」をテーマに意見が交わされました。本校の生徒も、スタッフとしてこれまで準備してきたことを活かして、グループでの話し合いでファシリテーターを務めたり、閉会行事の司会を担当するなどして、交流集会の進行に尽力しました。

また、スタッフ以外で参加した人権委員の生徒も、参加した分科会で自分の意見を積極的に発言していました。

交流集会後、1月のスタッフ会議で反省及び次年度への引き継ぎをして、今年度の中部ブロック生徒部会の活動は終了しました。

生徒にとっても、県内各地の学校から集まった中・高生と交流しながら人権について考えを深めることができ、有意義な会となりました。

 

ピアサポートトレーニング⑥

2月20日(木)放課後、ピアサポーター及び心理に興味のある生徒を対象に、4年次の心の健康づくり講演会から引き続き、徳島大学の准教授兼公認心理士・臨床心理士である甲田宗良先生より、「誰一人取り残さない社会とはー孤独・孤立対策から学ぶ利他のこころー」をテーマに講義をしていただきました。

SDGSに掲げられている「全ての人に健康と福祉を」を達成するために、私たちができることとして、まず自殺者の増加が続いている現代日本社会において、住み続けたい人が多い地域では自殺者が少ないというお話から始まりました。住み続けたい地域とはどのような地域なのか、また通い続けたい学校とはどのような学校なのかについて考えました。そこには、孤独が深く関わっており、孤独とはなにかについても考えました。

また、家庭や地域、職場、学校など様々な場面で、悩んでいる人に気づき、声をかけ、話を聞き、必要な支援につなげ、見守る”ゲートキーパー”を増やすことが自殺リスクの減少に効果的であることから、ゲートキーパーの心得を教えていただきました。ピアサポーターは全員、ゲートキーパーの存在を初めて知ったようで、ゲートキーパーとして重要な「傾聴」について、ワークを通じて学びました。甲田先生から、「校内でピアサポーターが、ゲートキーパーと同様の役割を担っているのでがんばってください」と激励をいただき、学びの多い貴重なトレーニングとなりました。

心の健康づくり講演会

2月20日(木)7時間目の4年次生のHR活動において、心の健康づくり講演会を行いました。

徳島大学の准教授兼公認心理士・臨床心理士の甲田宗良先生をお招きし、「心の健康ー心理学入門ー」をテーマにお話いただきました。

講演では、普段なかなか学ぶ機会のない心理学や心理士の仕事等についてお話いただきました。さらに、ストレスへの対処法や、心の健康について正しく理解することの重要性についても、心理士の専門的立場からお話いただき、生徒の事後アンケートからは、

「新たな視点が得られる講演で非常に興味深く、心理学への興味が深まった。」
「 ネガティブな考え方も利点となることがあると聞いて驚いた。これから自分の考え方にとらわれずに、考え方を広げ、ストレスと程よく付き合っていきたいと思った。」
「 困った時は他人に助けを求めようと思った。」
「メンタルヘルスについて考える機会が今まであまりなかったので、貴重なお話が聞けてよかった。」

など、心の健康について興味関心の深まりが感じられ講演の様子る学びの多い時間となりました。

スクールカウンセリング便り 1学期号

今年度も、スクールカウンセラーの大西尚子先生に来ていただくことになりました。

学校での活動内容は、児童生徒へのカウンセリング、心理教育プログラムの実施、

保護者への相談活動、教職員へのコンサルテーション、緊急時の対応など多岐にわた

ります。毎週金曜日に来校していただきますので、ぜひご活用ください。

Tea Break #R6-1.pdf

心の健康づくり講演会

講演の様子2月22日(金)7限目HR活動で、心の健康づくり講演会を行いました。

徳島文理大学の教授兼公認心理士の青木宏先生をお招きし、「ロールレイングを通じてコミュニケーションを考える」をテーマにお話いただきました。

心理療法で用いられるロールプレイングとはどのようなものなのか、まずはウォーミングアップとして、架空のキャッチボールを行ったり、赤ちゃんを抱っこしたりすることでその場の緊張感がほぐれ、ジェスチャーゲームなど、実際にはない物を想像し、身体で表現するコミュニケーションを楽しみました。

次に電話対応をしたり、「祖父が認知症のため徘徊し、行方不明になったところを孫が連れて帰る」という設定や、「不登校の子どもをもつ両親の立場となって」ロールプレイングを行いました。演じるという疑似体験を行うことで、人の話を聞くことの難しさや、相手の考えや感情を理解することの重要性、共感することなどを感じ、人と人とのコミュニケーションについて考えるきっかけとなりました。