文部科学省補助授業

アジア高校生架け橋プロジェクト

国際交流キャンプ参加へ

櫛渕　未來（5年次生）

12月13日（土）から12月16日（火）まで、東京で開催される、公益財団法人AFS日本協会が実施する文部科学省補助授業アジア高校生架け橋プロジェクト国際交流キャンプに本校5年次の櫛渕未來が選抜され参加することになりました。

キャンプでは、欧米やアジア各国からの留学生約100名と、日本全国から選抜された高校生20名が参加し、日本の歴史・文化・経済に加え、地球温暖化や国際関係などのグローバル課題について議論を深める予定です。

答えのない紛争問題や地球環境の危機といった、世界が直面する重要課題を共に探究するなかで、参加者同士が相互理解を深め、互いの価値観をつなぐ「架け橋」となることを目指し、活動を行うようです。

このキャンプの目的は、こうした議論と協働的学びを通して、地球規模の課題解決に貢献できる次世代のリーダーを育成することとされています。

櫛渕さんは、これまで英会話部の部長として英語ディベートに積極的に取り組み、その知性あふれる議論の運び方や深い考察力・思考力は、日本各地の先生方から高く評価されてきました。

本校の教育活動と本人の不断の努力が相乗効果を生み、彼女は幅広い知識、優れた英語運用能力、論理的思考力、批判的思考力を着実に育んできました。今回のプログラムでは、これらの力を存分に発揮し、多様な仲間との議論や交流を通して思考をさらに深め、ひとまわり大きく成長して帰ってきてくれることを期待しております。

本キャンプには、本校に現在在籍しているアメリカからの留学生のガーディアン・マコーマックくんも参加する予定になっています。櫛渕さん、ガーディアン君の2名で、東京に集まる日本と世界からの仲間の中で、「徳島城ノ内」の風を吹かせてきてくれると思います。

徳島県の英語教育および国際交流のリーダー校としての役割を踏まえると、彼女たちの活躍が、徳島県内の多くの高校生に対して良い刺激となり、学習意欲や国際的な視野の拡大へとつながる波及効果を生み出すことを期待しております。