英会話部 活動の様子
即興型英語ディベート練習試合報告(VS聖光学院高)
即興型英語ディベート練習試合報告(VS聖光学院高)
2月4日(木)の放課後、Zoomを利用し、オンラインで神奈川県の聖光学院高と1ラウンドの練習試合を実施しました。
本校は高2生メンバーが第一線から退きつつあり、高1生メンバーが徐々に活躍の機会を得ております。今回は高2生2名と高1生1名のチームで練習を行いました。高2生から様々なアドバイスをもらいながら、高1生は非常に頑張れました。その学びを、他の高1生にも還元してくれるでしょう。
本日のモーションは、This house would ban fortune-telling businesses.(占い産業は禁止すべきだ。)でした。
本校は、否定側(Opposition)でのディベートを行いました。結果は、負けでした。
聖光学院を目標に日々のトレーニングを行ってきていますが、まだまだ練習が必要であることが明確になりました。来月には完全に高1生中心のチームになりますが、中等前期3年生(中3生)も非常に力をつけてきているので、来年度の新体制も、非常に熾烈なメンバー争いをしながら、成長していってくれると思います。
来週の大学生大会(KK-Cup)にも高1生の2チームが参戦予定です。今後のEnglish Debating Societyの活躍にご期待ください!
準備型英語ディベート全国大会出場報告
第15回 全国高校生英語ディベート大会 “Online”
出場報告
令和2年12月26日(土)~27日(日)にオンラインのZoomを用いて開催されたHEnDA全国大会に本校のEnglish Debating Societyの高2生6人(石田汐璃,河井勇大,黒田智也,ジョーンズ・マリッサ・清子,中川遙登,中野馨)が徳島県代表として、参加してきました。日本中のほぼ全都道府県で開催された地方大会を勝ち進んできた高校のチームが参戦しており、非常に好ディベートが実践されていました。準備型の英語ディベートは、調査型ディベートとも呼ばれ、昨年3月に出された議題について、インターネットや各種先行研究の論文等を参照し、準備をしてのぞむため、自分たちの意見をサポートする証拠(エビデンス)が大切になってきます。その調査を本校チームも約1年かけて、準備し、徳島県大会を突破し、全国大会に駒を進めてきました。
準備、調査をしてきたこの1年間に、意見の衝突、他校との交流試合等での失敗からの意見の練り直し等、多くの困難を6人のチームメンバー全体で乗り越えてきました。振り返ってみると、議論を繰り返し、意見の衝突を積み重ね、絆をさらに深めたり、エビデンス探しの苦労を共有し、勝って喜んだりと、このHEnDAの大会は、生徒たちの「青春」だったのかなと思わせられました。
即興型の経験が非常にいき、英語運用能力では全国とも十分に渡り合えたように感じますが、やはり準備型英語ディベートの根本となる、エビデンス収集能力や意見の深さにはまだまだ課題が見えたように思いました。
目標としていた10位入賞はできませんでしたが、生徒それぞれは非常に素晴らしいディベートを展開してくれました。1日目終了段階で、15位前後につけていたのですが、微妙な差での敗戦を2つ、2日目にしてしまい、最終的に、43位での決着となりました。予想していた以上の厳しい結果で、生徒、顧問とも非常に悔しさの残る大会になってしまいましたが、生徒たちはやりきった充実感もあり、全力で戦った上での結果だったので、各自、満足のいく大会であったように思います。後輩がこの悔しさを引き継いでくれると思っています。
高2生にとっては、3月の即興型英語ディベート全国大会(HPDU)に徳島県代表として、English Debating Societyが参加することが決まっているので、それが最後の大会になると思います。そこに向けて、後輩の練習サポートもしながら、自分たちの英語力、ディベート力向上をさらにしてくれるでしょう。是非、期待しておいてください。
このHEnDA全国大会に向けての徳島県大会を、非常に多くの困難を乗り越えながら徳島県初のオンライン大会として実施してくださった徳島県高等学校教育研究会外国語学会の先生方、また全国大会を年末の多忙な時期に開催してくださったHEnDA関係者の皆さまにこの場を借りてお礼を申し上げます。
(議題)
Resolved: That the Japanese Government should ban production and sales of fossil-fueled cars,
including hybrid cars, by 2035.
《日本政府は,(ハイブリッド車も含む)化石燃料車の製造と販売を2035年までに禁止すべきである。》
(大会成績)
対戦校 立場 結果
*ラウンド1* 宇都宮女子高校 肯定側 負け or 引き分け
*ラウンド2* 鹿児島中央高校 否定側 負け or 引き分け
*ラウンド3* 大分上野丘高校 否定側 勝ち
*ラウンド4* 松本深志高校 否定側 勝ち
*ラウンド5* 並木中等教育学校 肯定側 負け
*ラウンド6* 近江兄弟社高校 否定側 負け
(注)最終結果に引き分けが1つあった。公表してくれなかったが、ジャッジ講評からラウンド1かラウンド2が
引き分けであったと推測される。
部として初の全国大会出場ができたが悔しさが残るディベーターたち |
快挙!全国4位!!高校生即興型英語ディベート全国大会
第6回
PDA高校生即興型英語ディベート
全国大会
快挙!全国ベスト4(4位)
3位までに与えられる世界交流大会の出場権は逃す・・・
12月19日(土)~20(日)にかけて、オンラインのZOOM上で実施された文部科学省後援 第6回PDA高校生即興型英語ディベート全国大会に本校のEnglish Debating Societyの5年生 石田 汐璃、ジョーンズ マリッサ 清子、中川 遙登のチームが徳島県代表として参加し、全国4位(64校中)の成績を収めました。
初日を3勝1敗で終え、本校初の2日目の決勝ラウンド(ベスト8)へ進出することができました。2日目の準々決勝では栃木県の佐野高校を破り、準決勝では本校が常に目標としている神奈川県の聖光学院と夢の対決を実現させることができました。敗れはしましたが、優勝候補の聖光学院を相手に善戦することができました。
3位決定戦は、日頃お世話になっている強豪 神戸大学附属中等教育学校との戦いとなり、7人のジャッジ制でラウンドを展開しました。結果、3-4で惜敗しましたが、非常に素晴らしいディベートを行えました。今大会で上位3校に与えられる世界交流大会の切符はあと1歩のところで逃してしまいました。非常に悔しく、次につながる敗戦でした。
昨年度の1学期から始めた即興型英語ディベートですが、少しずつ生徒が成長し、成果を出してくれつつあります。
「即興型英語ディベートは、これまで関東圏の特に名門私学高校が中心となってきましたが、その牙城に(小さな)風穴を開けられたのではないか」、「これは快挙だ!」等と多くのディベート関係者や他県の先生方から温かいお言葉を頂戴し、生徒の努力、頑張りには敬意を表したいと思っております。
四国の田舎の公立高校でも大都会の生徒たちと渡り合えることを示してくれ、このことが本校の英語教育の発展、徳島県の英語教育の発展に少しでもつなげることができれば幸いです。
昨年度に初めて全国大会に出場させていただき、0勝の61位(64校)の成績で、辛酸をなめて東京から帰ってきました。全国のレベルに到達することを目標に生徒たちは英語の授業を上手く活用しインプットの増強、アウトプット/ディベート・トレーニングを1年間継続してトレーニングし、授業と放課後の週2回のディベートトレーニングを上手く融合させて大きく成長してきました。その成果もあり、PDAからは「授業導入賞」をいただくこともできました。
次年度は、世界交流大会への出場が目標になります。しかし、常に授業を大切にして、後輩ディベーターはトレーニングに励んでくれるでしょう! 今大会にはEnglish Debating Society顧問がジャッジとして参加し、ジャッジ部門で全国3位となり、生徒より一足早く世界交流大会にジャッジとして参加することになります。その経験をさらに生徒に還元させて、さらに生徒、教員が一緒に成長できる空間をEnglish Debating Societyは作っていきたいと思っております。
今週末には、徳島県代表として、準備型英語ディベート(HEnDA)全国大会に参加します。そこでも、徳島県の代表として恥ずかしくないディベートをしてきます。
本当に、PDAでは生徒はよく頑張ってくれ、学校にとっては最高のクリスマスプレゼントになりました。
皆さまにとっても良いクリスマスになりますように。Merry Chiristmasl!
参考:PDAホームページ(https://pdpda.org/2020/12/3583/%e7%ac%ac6%e5%9b%9epda%e9%ab%98%e6%a0%a1%e7%94%9f%e5%8d%b3%e8%88%88%e5%9e%8b%e8%8b%b1%e8%aa%9e%e3%83%87%e3%82%a3%e3%83%99%e3%83%bc%e3%83%88%e5%85%a8%e5%9b%bd%e5%a4%a7%e4%bc%9a2019-12-19-20%e3%80%90/)
★大会パンフレット:pda6thzenkoku_Pamphlet.pdf ← クリックしてください。
★大会報告書:201220-6thPDA-national-competition-high-school-report (1).pdf ← クリックしてください。
〔大会詳細〕
◎予選ラウンド1: VS 県立浦和高校(埼玉県) 〔負け〕
論題: Wearing a mask should be mandatory.
(マスクの着用を義務化すべきである。)
◎予選ラウンド2: VS 栄光学園(神奈川県) 〔勝ち〕
論題: The media should not report on suicide.
(メディアは自殺のニュースを報道すべきではない。)
◎予選ラウンド3: VS 作新学院(栃木県) 〔勝ち〕
論題: Infertility treatment should be free.
(不妊治療を無償化すべきである。)
◎予選ラウンド4: VS 青森高校(青森県) 〔勝ち〕
論題: Class-size reduction in elementary schools does more good than harm.
(小学校での少人数学級は、害よりも利益をもたらす。)
★準々決勝: VS 佐野高校(栃木県) 〔勝ち〕 ジャッジ5人制で満票勝ち
論題: Tuition fees for university STEM departments should be free.
(大学理系学部の授業料は無償とすべきである。)
★準決勝: VS 聖光学院(神奈川県) 〔負け〕 ジャッジ5人制で満票負け
論題:Prevention of COVID-19 should be prioritized over boosting economy in developong countries.
(発展途上国において、経済よりも新型コロナウイルス感染症対策を優先すべきである。)
★3位決定戦: VS 神戸大学附属中等教育学校(兵庫県) 〔負け〕 ジャッジ7人制で3-4で負け。惜敗!
論題:Japan should introduce a basic income.
(日本は、ベーシックインカムを導入すべきである。)
全国4位!快挙!石田、ジョーンズ、中川 | 世界交流大会まであと1歩。臥薪嘗胆! |
即興型英語ディベート「世界大会」 JAPAN BP 参加報告
パーラメンタリー英語ディベート世界大会 JAPAN BP 参加報告
11月28日(土)、29日(日)にオンライン上で開催されたJAPAN BPに本校English Debating Societyの石田汐璃と中川遥登の2名が参加しました。JAPAN BPはBritish Parliamentスタイルの即興型英語ディベートで、社会人や大学生の日本中のトップ・ディベーターが参加していたり、他国のチームも参加しました。生徒にとっては、これまでで一番ハイレベルな相手との対戦となったようで、生徒にとっては日本のトップレベルのディベーターとの差、世界との差を体感できた良い経験になったと思います。論題も非常に難しく、結果は非常に厳しいものでしたが、他国のディベーターや日本のトップ・オヴ・トップのディベーターとラウンドができたことは、今月開催されるPDAの全国大会、HEnDAの全国大会に向けての課題の洗い出しにとても良い時間となりました。今後も、「常に前向き」に世界に挑戦できる機会を見つけて、積極的に挑んでいこうと思っております。徳島の英語教育、国際理解教育を私たちが常にリードしていくために「誰もしたことのないことへの挑戦」をテーマに今後も精進していきます。応援よろしくお願いいたします。
〔ラウンド1〕4位
This House Supports the rise of virtual influencers.
(政府はバーチャルなインフルエンサーの出現をサポートすべきか)
〔ラウンド2〕4位
This House Would mandate property developers to build low-cost housing proximate to thier high-end construction projects.
(政府は不動産関係者に高所得者向け住宅計画地の隣に低コスト住宅を建てるよう命じるべきだ)
〔ラウンド3〕4位
This House Prefers the characterisation of politics as a "career", instead of "social/public service".
(政府は政治を、「社会的・公的なサービス」ではなく、「職業 / キャリア」として特徴づけることを良しとすべきだ。)
〔ラウンド4〕3位
This House Believes That minority religions in the West should strongly encourage thier congregations to refrain from public display of thier faith.
(西洋のマイナーな宗教は、彼らの信仰を公衆の前で示すこと(集会を開く)を控えようとすべきだ、と政府は考えるべきである。)
初!第10回全国中学生英語ディベート大会参加報告!
第10回全国中学生英語ディベート大会参加報告
11月22日(日)にオンライン上で実施された第10回全国中学生英語ディベート大会に、中等教育学校前期生チーム(中3生3名、中1生1名)が初めて参加しました。おそらく徳島県初の出場となることもあり、生徒たちは徳島県を代表する気持ちで参加してくれました。
今回は準備型で、3ラウンド目以外は、同じテーマ "All secondary schools in Japan should abolish school uniforms."(日本の全ての初等中等教育の生徒および児童の制服を禁止する。)ラウンド3のみ、即興の要素を入れたラウンド(当日テーマが発表され、数十分の準備時間ののちディベートをする形)で、テーマが "All secondary schools in Japan should teach drama as a school subject.(日本の全ての初等中等教育の生徒および児童は授業として演劇を学ぶべきだ。)でした。
参加校は、日本全国の有名私学中が多く参加しており、どこまで自分たちのディベート力が通用するのか楽しみな大会でした。今回は準備型ということもあり、参加した生徒にとっては初めての準備型ディベートで、準備には非常に苦労しました。チームメイトとしっかりと議論したり、ともに調査したりと、準備過程でチームの輪をより強くすることができました。また、日頃はPDAの即興型ディベートの活動をメインで行っていることもあり、論理の組み立ては非常に素晴らしいものがありました。12月に準備型英語ディベート全国大会に参加する本校高校生チームから準備型ディベートのコツを助言してもらう等、中高の連携も図りながら、大会当日を迎えることができました。
結果は、1勝3敗でしたが、全国大会で初の「1勝」をすることができ、大きな成果を出してくれました。また、2ラウンド目には、今大会の優勝校で、本校高校チームが目指しているチーム、渋谷教育学園渋谷校の中学生チームと戦うことができました。ジャッジからも、前向きなコメントをいただき、生徒は非常に健闘してくれました。非常に素晴らしいディベートでした。
今年度から、本校中等前期では、有志で放課後、英語ディベートのトレーニングを行ってきました。まさしく0からのスタートでしたが、生徒、教員、そして、高校の先輩と同じ方向を向いて、1歩1歩進んで来ております。生徒、教員がチャレンジ精神をともに持ち、中高連携しながら積極的に活動に取り組む、これは、本校中等前期の大きな魅力の一つです。
次は、春にある即興型の全国大会への出場を目標に、中等前期生チームは「生徒・教員一丸」となり、日々トレーニングをしていきます。
(参加校)
品川女子学院中等部、栄光学園中学校、千代田区立九段中等教育学校、洗足学園中学高等学校、宇都宮東高等学校附属中学校、神戸大学附属中等教育学校、大妻中野中学校高等学校、南山中学校女子部、筑波大学附属駒場中学校、渋谷教育学園渋谷中学高等学校、広島学院中学校、湘南白百合学園中学校、渋谷教育学園幕張中学校、福井県立高志中学校、福井大学教育学部附属義務教育学校、聖光学院、翔凜中学校、広尾学園中学校、さいたま市立大宮国際中等教育学校、徳島県立城ノ内中等教育学校、江戸川学園取手中学校、静岡県立浜松西高等学校中等部、さいたま市立浦和中学校、東洋大附属牛久中学校 等
(本校対戦成績) 1勝3敗
【ラウンド1】 VS 東洋大学附属牛久中 【勝ち】
【ラウンド2】 VS 渋谷教育学園渋谷中 【負け】
【ラウンド3】 VS 広島学院中 【負け】
【ラウンド4】 VS 高志中 【負け】