英会話部 活動の様子
高校生パーラメンタリーディベートHPDU全国大会参加報告
一般社団法人
日本高校生パーラメンタリーディベート連盟(HPDU)連盟杯(全国大会)参加報告
3月25日(金)~27日(日)にかけて東京都オリンピック記念青少年総合センターで開催されましたHPDU連盟杯に徳島県代表として本校英会話部の大芝晴揮(高2生)、鈴木龍成(高2生)、堤遥菜(高1生)の3名が参加してきました。
この大会は、パーラメンタリーディベートの高校生日本一を決める非常に権威ある大会で、日頃部活等の課外活動でパーラメンタリーディベートを行っている高校生が参加し、熱い熱戦が繰り広げられました。
結果としては、最低でも予選突破(ブレイク)、そして優勝という大きな目標は達成できませんでした。予選ラウンド1では、しっかりと自分たちの論を伝えることができ、幸先の良いスタートを切れましたが、ラウンド2では、いつもお世話になっている超強豪校の1つ、神戸大学附属中等教育学校とあたり、善戦するも負け。その次のラウンドに運命を託しましたが、課題の知識・分析の浅さが露呈し、負け。気持ち新たに臨んだラウンド4も落とすという残念で悔しい結果になりました。
しかしながら、12月で半数以上の高2生が引退し、残った高2生はこれまでの集大成として、持っている全ての力を出して、果敢に戦ってくれました。また、高1生にとっては、高校生日本代表ディベーターや世界規模で活躍している大学生ディベーター、またディベート界で著名な先生方と出会い、話をすることができ、次につながる経験ができました。ただただ、悔しさが残る大会でしたが、謙虚にチーム全体がこの結果から学び、成長してほしいです。
高校2年生はこの大会をもって、全員ディベーターを引退します。中学校から始めたディベートですが、彼らの将来の大きな糧になってくれると期待をしています。少し悲しい雰囲気で、ディベート予選が終わり歩いていた時、ふと見上げると満開の桜が彼らを包み込んでくれていました。高2生は進路実現で満開の花を咲かせることを、高1生とは次年度この場所で優勝のトロフィーとともに写真をとろうと、約束した瞬間でした。高2生は、次年度から後輩の指導に力を貸してくれるとのことなので、次年度のリベンジに向けて、チーム一丸で日々の英語学習、放課後トレーニングに励んでいきます。応援、よろしくお願いします。
湊校長先生の終業式でのお言葉、「雲の上はいつも晴れ」。このお言葉を胸に本校英会話部English Debating Societyは次年度も努力していきます。
今年度1年間サポートいただいた皆さま、ありがとうございました。次年度もどうぞよろしくお願いします。
【ラウンド1】 VS 浜松開誠館
This house believes that big businesses should encourage their employees to work from home even after pandemics are no longer a threat to public health and safety.
(パンデミックが公衆衛生や安全に対する脅威でなくなった後も、大企業は従業員の在宅勤務を奨励すべきである)
【ラウンド2】 VS 神戸大学附属中等教育学校
This house believes that a world without extreme emotions (falling madly in love, extreme grief, boiling rage) is a better world. (極端な感情(恋に落ちる、極端な悲しみ、沸騰する怒り)のない世界がより良い世界であるべきだ)
【ラウンド3】 VS 浜松江ノ島
This house believes that feminism is incompatible with capitalism.
(フェミニズムは、資本主義とは相容れない、この考えは是か非か)
【ラウンド4】 VS 東海
This house believes that multinational companies should equalize wages for their workers in developing countires with those in thier home countries.
(多国籍企業は、発展途上国の労働者の賃金を本国と同じにするべきだ。)
【後期】英語ディベート大会 The Kansai参加報告
英語ディベート大会 The Kansai参加報告
3月18日(土)~19日(日)に大阪公立大学で開催されたパーラメンタリーディベート大会 The Kansai(大学生・社会人向け)に本校英会話部 English Debating Societyから齋藤遥(高1生)・堤遥菜(高1生)・石田理沙(中3生) の3名が参加しました。約3年ぶりのオフライン大会に参加し、生徒たちにとっては、初めてのオフライン大会でもありました。日本でも非常に有名な大会の1つ、The Kansaiに中学生と高校生の時から出場できる機会を持てたことは大きな財産になると思います。ディベート自体も、自分たちの力より数段上のディベーター相手に善戦しており、1勝あげることもできました。今後の成長に期待します。
日本中から集まった超有名・優秀な大学生、社会人ディベーターたちとともに討論し、また素晴らしいジャッジ陣から有意義なフィードバックをいただき、収穫の多い大会になりました。目標としていた予選突破(ブレイク)はできませんでしたが、この学びを部内で共有し、チーム全体で高め合ってもらいます。
英語運用能力の育成だけでなく、幅広い知識と考察力、分析力を次年度も仲間とともに磨いていきます。
【ラウンド1】相手と協議して、次の3つから1つ選択
①TH, as the RNC (Republican Party), would stop Trump from running for the US presidential election in 2024.
(RNC(共和党)として、2024年のアメリカ大統領選挙にトランプが出馬するのを阻止すべきだ)
②THBT the EU should cut structural funds to member states that undermine civil and political rights. (e.g. restrict court independence, reduce media and academic freedom, etc.)
(EUは、市民的・政治的権利を損なう加盟国への構造資金を削減すべきだ(例:裁判所の独立性の制限、メディアや学問の自由の縮小など)。
③THBT western pharmaceutical companies should release their patents during pandemics.
(パンデミック時には、欧米の製薬会社は特許を開放すべきだ)
【ラウンド2】相手と協議して、次の3つから1つ選択
①THBT universities should refrain from hiring Nigel Biggar
(大学はナイジェル・ビガーの採用を控えるべきだ)
(information) Nigel Biggar, a professor of theology at the University of Oxford, recently published a book 'Colonialism: A Moral Reckoning'. In this book, he acknowledges the brutal aspects of the British colonial rule but argues that the British Empire was often motivated by a strong sense of "Christian humanitarianism" and the use of violence was "essential" to any state as "the deterrence of others through fear". Through this logic, he defends many atrocities like the British-led slave trade and the Amritsar massacre of 1919. The book is heavily criticised as determinedly revisionist, provocative and foolhardy.
(参照)オックスフォード大学の神学教授であるナイジェル・ビガーは、最近、著書「Colonialism, A Moral Reckoning: A Moral Reckoning 」を出版しました。本書で彼は、英国の植民地支配の残虐な側面を認めながらも、大英帝国はしばしば「キリスト教的人道主義」の強い感覚に突き動かされており、暴力の行使は「恐怖による他者の抑止」としていかなる国家にとっても「不可欠」だったと主張する。この論理を通して、イギリス主導の奴隷貿易や1919年のアムリトサル虐殺など、多くの残虐行為を擁護している。本書は、決定的に修正主義的であり、挑発的であり、無鉄砲であると激しく批判されている。
②TH opposes celebrity activism (セレブリティ・アクティビズムに反対すべきだ)
(Information) Celebrity activism is a term to describe the active advocation for social movements done by celebrities. Typical acts by celebrities include the use of their wealth and notoriety in campaigns, establishing funds, and speaking in influential conventions.
Examples of celebrities advocations:
• Leonardo Di Caprio and climate change
• Angelina Jolie humanitarianism
• Taylor swift in feminism
(参照)セレブリティ・アクティビズムとは、著名人による社会運動の積極的な提唱を表す言葉である。有名人による代表的な行為としては、その富や知名度をキャンペーンに利用したり、基金を設立したり、影響力のあるコンベンションで講演したりすることが挙げられます。
著名人による提唱の例
- レオナルド・ディ・カプリオと気候変動
- アンジェリーナ・ジョリー人道主義
- フェミニズムにおけるテイラースウィフト
③TH, as Cristiano Ronaldo, regrets the transfer to Saudi Arabia over staying in Europe.
(クリスティアーノ・ロナウドことTHは、欧州滞在よりもサウジアラビア移籍を悔やむべきだ)
(Information) Christiano Ronaldo, a five times Ballon d'Or winner and one of the most famous and successful football player (not soccer btw) in the world, has recently joined a Saudi Arabian club team Al-Nassr.
Ronaldo, now 38, is noticed with declining physical ability and has had a disappointing season with his last team Manchester United and at the 2022 World Cup in Qatar.
His contract with Manchester United had been terminated during the World Cup 2022 in Qatar, and Al-Nassr's offer was a 2.5 year contract until June 2025, and is said to have the highest annual pay for a footballer.
Al Nassr is arguably not the best team in Saudi Arabia, and has poor achievement records in Asian Tournaments.
(参照)
バロンドールを5回受賞し、世界で最も有名で成功したサッカー選手(サッカーではありません)の一人であるクリスティアーノ・ロナウドが、最近サウジアラビアのクラブチーム「アル・ナスル」に加入しました。
現在38歳のロナウドは、身体能力の衰えが目立ち、前所属のマンチェスター・ユナイテッドでも、2022年のカタール・ワールドカップでも、不本意なシーズンを送ってきた。
マンチェスター・ユナイテッドとの契約は2022年カタールワールドカップ開催中に終了しており、アル・ナスルからのオファーは2025年6月までの2年半契約で、サッカー選手としては最高額の年俸と言われています。
アル・ナスルは、サウジアラビアでは間違いなくベストチームではなく、アジア大会での実績も乏しい。
【ラウンド3】相手と協議して、次の3つから1つ選択
①THBT social movements in the West should heavily prioritise issues in developing countries as opposed to issues in their own countries
(欧米の社会運動は、自国の問題ではなく、発展途上国の問題を優先させるべきである。)
②THBT feminist movement should focus on encouraging men to lean out rather than encouraging women to lean in.
(フェミニズム運動は、女性のリーンインを促すよりも、男性のリーンアウトを促すことに焦点を当てるべきである。)
(Information) "Lean in" promotes the value of assertiveness and it encourages people to get aggressively included in business and ambitious career development. "Lean out" promotes the value of cooperation and considering the needs of others.
(リーンイン "は、自己主張の価値を高め、積極的にビジネスに参加し、意欲的にキャリアアップしていくことを促します。「リーンアウト」は、協調性や他者のニーズを考慮することの価値を促進するものです。)
③THO the academisation of social justice movements(e.g. the prominence of Judith Butler in feminism, the use of liberation theology in Latin America, the frequent use of terms like microaggression, intersectionality etc.)
(社会正義運動のアカデミズム化に反対すべきである。(例:フェミニズムにおけるジュディス・バトラーの隆盛、ラテンアメリカにおける解放の神学の使用、マイクロアグレッション、交差性などの用語が頻繁に使用されるなど))
(Information) "Academisation" refers to the increasingly significant presence of academics and academic terminology, processes, and structures in many parts of the world.
(参照)「アカデミズム化」とは、世界の多くの地域で、学者や学術用語、プロセス、構造の存在がますます大きくなっていることを指す。
【ラウンド4】相手と協議して、次の3つから1つ選択
①THBT state should not restrict on how welfare recipients are allowed to spend their payments (excluding child benefits) (生活保護受給者の使い道を国が制限すべきではない(児童手当を除く)、是か非か)
②THW legalize drugs in areas where they are highly prevalent. (薬物の普及率が高い地域で薬物を合法化すべきだ)
③THBT states should stop funding art. (州はアートへの助成を止めるべきである)
【前期課程】第6回PDA中学生即興型英語ディベート全国大会出場報告
3月21日(祝)に第6回PDA中学生即興型英語ディベート全国大会に出場しました。1年間の集大成であり、3年生にとって最後の大会です。各校1チームしか出れないため、選りすぐりのメンバーで戦う中学生大会のなかでは非常にレベルが高い大会でもあります。
本校代表チームは2勝1敗で34校中12位という結果になりました。あと1勝でベスト8でしたが、関東勢を中心にレベルの高いディベートが展開されるなかで、十分に徳島のレベルが通用するということを示してくれました。
3年生はこれで引退になりますが、後輩たちがこれを引き継ぎ、来年度もさらなる高みを目指して取り組んでいきます。
1st Round「Japan should ban pet sales.(日本はペットの売買を禁止すべきである)」
VS 東京都立三鷹中等教育学校 勝ち(城ノ内は否定側)
2nd Round 「Spending weekends with friends is better than with family.(友達と週末を過ごすほうが家族と過ごすより良い)」
VS 熊本県立八代中学校 負け(城ノ内は肯定側)
3rd Round 「Japan should prioritize child raising support over defense spending.(日本は防衛費よりも子育て支援を優先すべきである)」
VS 東京都立武蔵高等学校附属中学校 勝ち(城ノ内は否定側)
(前期課程代表チーム 左から2年生櫛渕さん、3年生長尾さん、3年生古川さん)
徳島県高校英語ディベート交流大会参加報告
徳島県高校英語ディベート交流大会参加報告
2月23日(木)に徳島県高等学校教育研究会外国語学会主催の徳島県高校英語ディベート交流大会が開催され、本校English Debating Societyも参加しました。今回は、ディベーターとしてではなく、本校生はジャッジとして運営の補助も行う等、大会に非常に貢献してくれました。
徳島県の高校生へ英語ディベートの普及のために、「本校から発信する」という目的を持ってこれまで活動をしてきましたが、このように運営サポートができるまで生徒が成長してきたことには感慨深いものがありました。
今後も、自分たちの英語運用能力を高めるだけでなく、徳島県の仲間との横のつながりを大切にTEAM 徳島で、今年度までと同様に、徳島県の英語教育を本校が中心となり、さらに次年度も盛り上げていきます!
温かいご声援よろしくお願いします。
前期課程英会話(ディベート)部 第5回日本中学生パーラメンタリーディベート大会出場報告
2月23日(木)に行われた第5回日本中学生パーラメンタリーディベート大会(出場チーム数:全36チーム)に本校から2チームが出場しました。全国の強豪チームがひしめき、英語力、論理的表現力ともに非常にレベルの高い大会でしたが、両チームとも2勝2敗と善戦することができました。Aチームに関しては、入賞まであと1歩という大健闘。Bチームに関しては、ディベートを始めてまだ間もないメンバーが多いなかで、全国のレベルの高いディベーターたちと対等に討論することができました。今後も、英語力と論理的思考力、表現力をさらに向上できるように取り組んでいきます。
First Round 「THW ban homework.(宿題を廃止すべきである)」
城ノ内A VS 聖光学院中学校B 勝ち(城ノ内は反対側)
城ノ内B VS 宇都宮東中学校B 負け(城ノ内は肯定側)
Second Round 「THW ban countries with poor human rights records from hosting major international sports events.(人権侵害のひどい国が国際的に大きなスポーツ大会を主催することを禁止すべきである)」
城ノ内A VS 市川学園市川中学校 B 負け(城ノ内は肯定側)
城ノ内B VS 並木中等教育学校 B 勝ち(城ノ内は否定側)
Third Round 「Given the opportunity, THW choose to be immortal.(仮に永遠の命が与えられるなら、それを選ぶべきである)」
城ノ内A VS 宇都宮東中学校 A 勝ち(城ノ内は否定側)
城ノ内B VS Joint B(様々な学校の合同チーム) 負け(城ノ内は否定側)
Fourth Round 「THBT the "autistic genius" in pop culture does more harm than good.(ポップカルチャーにおいて「自閉症のある天才」を扱うことは益よりも害をもたらす)」
城ノ内A VS 南山中学校A 負け(城ノ内は肯定側)
城ノ内B VS 三田国際学園中学校 B 勝ち(城ノ内は肯定側)
城ノ内Aチーム(左から櫛渕さん(2年)、折野さん(2年)、古川さん(3年)、長尾さん(3年))
城ノ内Bチーム(左から堤さん(2年)、岡田さん(2年)、乙田さん(2年)、川上さん(1年)、久米さん(2年))
英語ディベート世界大会参加報告(香港大会)(後期)
8th Linkbate Debating Championships 2023
[世界大会] 参加報告
2月25日(土)~ 26日(日)にオンラインで開催された8th Linkbate Debating Championships 2023に後期英会話部
English Debating Societyの大芝晴揮(高2)と石田理沙(中3)が参加しました。後期生の練習に合流してまだ2ヶ
月ですが、パーラメンタリーディベートの力をぐんぐん伸ばしている石田さんを、大芝くんがサポートする形で、
大会に参加しました。
他国の人とディベートを行い、またいつもと違うスタイルのBritish Parliament型だったこともあり、苦戦を強いられ
ましたが、非常に良い経験を積むことができたように思います。世界の壁は厚いこと、しかし、自分たちもやればで
きることを体感できたことは次につながると思います。時差に苦しめながら、またご家族のサポートもいただきなが
ら参加することができました。本当に感謝しております。
3月には3つの大会が控えています。HPDU四国九州オープンには大芝くんと石田さんもエントリーしています。
その後の大学生大会THE Kansaiには石田さんを含む高校1年生チーム、HPDU連盟杯(全国大会)には徳島代表とし
て大芝くんたち3名が参加します。全ての大会で優勝を目指して努力していきます。どうぞご声援をお願いします。
英語ディベート長良川カップ参加報告(後期)
英語ディベート長良川カップ参加報告(後期)
2月12日(日)にオンラインで開催されました英語パーラメンタリーディベート長良川カップにEnglish Debating
Societyから、大芝晴揮(高2)、鈴木龍成(高2)、石田理沙(中3)が参加しました。すでに後期メンバーと
練習している前期生が初めて高校生大会に参加し、先輩から多くの助言をもらいながら大会参加することができ
ました。高2生もこれまでの経験を振り返りながら、後輩をリードしている姿に感銘を受けました。
チームとしては入賞を逃しましたが、個人賞として、大芝くんが第5位、鈴木くんが第9位に見事選ばれました。
多くの素晴らしいディベーターが参加する中での個人上位入賞は見事なものでした。
English Debating Societyが積み上げてきた短い歴史、4年間ですが、次年度もより一層チームとして成長しながら、
新しい歴史を築いてくれるだろうという熱い思いにさせていただきました。
対戦相手にも恵まれ、非常によい大会になりました。県外校の成長のスピードが速く、もっと練習をしないといけ
ないと感じた大会でもありました。
[結果] 2勝2敗 ( Round 1・2は準備型のパーラ, その他はWSDCスタイルのパーラ )
〇Round 1: 城ノ内(肯定)VS 東海
〇Round 2: 藤島B VS 城ノ内(否定)
論題(R1&R2)This House believes that slum tourism does more harm than good.
(スラム・ツーリズムは、害を与える以上に利益をもたらす)
〇Round 3 浅野 VS 城ノ内
論題: This House would allow the use of performance-enhancing drugs in sports.
(スポーツにおいて、ドーピング(運動能力向上)薬の使用を認めるべきである)
〇Round 4 城ノ内 VS 藤島A
論題: This House would establish schools exclusively for LGBT students.
(LGBTの人のみが通学することができる学校を設立するべきである)
高校生即興型英語ディベート全国大会出場報告
第8回
PDA高校生即興型英語ディベート全国大会
参加報告
授業導入賞: 徳島県立城ノ内中等教育学校
昨年度に引き続き,今年度も日本最大の高校生向け即興型英語ディベート大会であるPDA高校生即興型英語ディベート全国大会に選抜され,参加させていただくことができました。この全国大会への参加は今回で4回目になります。後期英会話部English Debating Societyは,この大会での優勝を目標に,これまでチーム全員で努力を積み重ねてきました。私たちの「夏(冬)の甲子園」と言っても過言ではありません。
今年度は、12月24日,25日にオンラインで開催され,チームから選抜された,太田 菜々香(高2生),大芝 晴揮(高2生),德山 諒汰の3名が参加しました。
2年前に全国4位という見事な成績を収めた先輩の成績越えという明確な目標を持ち,3位までに与えられる世界大会への出場を目標にここまで努力してきました。しかし,昨年度に引き続き,予想以上の残念な結果【予選2勝2敗で80校中37位】となりました。本校史上最強と評されたチームだったため,受け入れがたい現実ですが,受け入れるしかありません。
この秋ごろからチームは非常に好調で,正直,チームとしては優勝を狙えるところまできたという自信がありましたが,まだまだ勝利の女神は微笑んでくれませんでした。
ジャッジへ適切に主張を伝える力の不足,論題分析能力の不足,英語運用能力の不足等,複合的な理由での負けであろうと推察されます。コミュニケーションには相手がいること,その相手にどうやって主張を伝えるべきなのか,もう一度原点に立ち返り,チームで基礎基本の力を育成してきます。
ディベート力や英語運用能力の向上は目に見えて大きく成長した生徒たちを褒めたいと思います。しかし,やはりこれまで同様,状況分析力,各事象に対する深い考察から最終の帰結点までのロジックの甘さ,最終的な論述のインパクト(帰結点)の弱さが改善されなかったということでしょう。
3月には即興型の大きな大会が続きます。臥薪嘗胆での気持ちで,早速大会後から練習を再開しております。
今回でディベーターとしての第1線から引退する仲間もいます。その同僚の想いも胸に,残る生徒たちはどんどん成長してくれるでしょう。「英語で徳島県を変える」という使命を勝手に私たちは心に抱き活動しています。
次年度もPDA全国大会に参加させていただき,優勝という目標を達成できるように,今後も今回の結果を謙虚に受け入れ,過信せず、言い訳せず,人のせいにせずに「ベクトルを常に自分に向けて」頑張ってもらいたいと思っております。毎日の英語学習や授業での英語運用能力の向上があってこその部活動なので,『城ノ内中等教育学校』での英語学習をベースに私たちは戦っていきます。
また,4年生の英語コミュニケーションⅠでの授業でのPDA型ディベートの授業導入等を評価していただき,昨年度に引き続き,本校は4年連続『授業導入賞』を受賞することもできました。
今後も後期English Debating Societyに今後も大きな声援をお願いいたします。私たちが徳島県の英語教育界を変えていきます!
徳島県内外の英語ディベートや英語学習に興味ある小学生!
私たちと一緒にこの最高の環境で英語ディベートしませんか?
そして,私たちと世界大会優勝を目指し、世界と戦いましょう!
【結果】 予選 2勝2敗 ( 37位 / 80校中 )
◎予選ラウンド1〈肯定側〉 VS 品川女子高(東京都) 【勝ち】
(論題) Being single is better than getting married in the modern world.
(これからは結婚するよりも、独身の方がよい。)
◎予選ラウンド2〈否定側〉 VS 渋谷幕張高 (千葉県) 【負け】
(論題)Japan should increase defense spending.(日本は防衛費を増額すべきである。)
◎予選ラウンド3〈否定側〉 VS 伊那北高 (長野県) 【勝ち】
(論題)Online education should be introduced in junior high and high schools, and
school districts should be abolished. (中高ではオンライン教育を導入し、学区を撤廃すべきである。)
◎予選ラウンド4〈肯定側〉 VS 盛岡第一高 (岩手県) 【負け】
(論題)Students should be instructed in debate by AI rather than by teachers.
(生徒は、教員よりも AI にディベートを指導されたほうがよい。)
高校生準備型英語ディベート全国大会出場報告
第17回
全国高校生英語ディベート大会Online
参加報告
12月17日,18日にオンラインで開催された第17回全国高校生英語ディベート大会Online (HEnDA)に本校English Debating Societyメンバーの池上 円花,大芝 晴揮,太田 菜々香,鈴木 龍成,手塚せり,德山 諒汰(高2生)の6名が参加しました。このチームは11月に開催された徳島県大会で4連覇優勝を果たし,徳島県代表としての参加となりました。
これまで参加した2回とも,この準備型の全国大会では思うような成果が出せず悔しい思いをしてきました。しかし,今年度は生徒たちが躍動してくれ,徳島県チーム史上最高順位である全体64校中の23位〔3勝 2 敗 1 分けの 7 votes〕という成績を残してくれました。ただ,目標の10位入賞には後1勝が必要でした。次年度の課題として,より綿密な準備をしないと勝てないことが生徒たちは気づいたようでした。この悔しさは,後輩たちが引き継いでいってくれるでしょう。
パーラメンタリー・ディべートの練習をメインに本校は行っておりますが,次年度はチーム全体で,どうやれば準備型の大会で,全国の強豪と戦えるのかを模索しながら,1つ1つ練習を積み重ねていきます。
この大会での経験を元に,各ディベーター達が,謙虚に反省し,各英語の授業でのトレーニングから自己研鑽に励み,個人の英語運用能力をさらに高めてくれると信じています。
皆さん、是非今後もご声援をよろしくお願いいたします。
〔結果報告〕 3勝 1分け 2敗( 7 votes ) 23位(64校中)
◎ラウンド1 VS 土佐(高知県代表) 【勝ち】
◎ラウンド2 VS 三重川越(三重県代表) 【勝ち】
◎ラウンド3 VS 近江兄弟社(滋賀県代表) 【負け】
◎ラウンド4 VS 茗溪(茨城県代表) 【引き分け】
◎ラウンド5 VS 神戸大学附属中等(兵庫県代表) 【負け】
◎ラウンド6 VS 熊本(熊本県代表) 【勝ち】
(参考)http://henda.global/seminar/?article_id=2598&category_id=47
祝!高校英語ディベートチーム,2つの全国大会出場決定!
English Debating Society
2つの高校生英語ディベート全国大会に
4年連続出場決定!!
第8回 PDA高校生即興型英語ディベート全国大会2022
第17回全国高校生英語ディベート大会Online
高校英会話部内の英語ディベートチーム (English Debating Society)は,先日のHEnDA徳島県予選の優勝を踏まえ,第17回全国高校生英語ディベート大会Online への出場が正式に決定いたしました。準備型英語ディベートの全国大会では、十分な結果が残せておりません。10位以上を目指して、謙虚な心で大会に臨みたいと思います。
また,先日,PDAより連絡をいただき,第8回 PDA高校生即興型英語ディベート全国大会2022への出場も決定いたしました。2年前は全国4位という好成績を挙げたものの,3位までに与えられる世界大会への出場権は逃してしまいました。これまで本校English Debating Societyは、今大会の全国3位入賞,世界大会出場を1つの目標に、これまで練習を重ねてきました。今大会は、例年同様に日本中の多くの強豪校が全国より参加しております。相手の胸を借りるつもりで、全力で戦ってまいります。
高校英語ディベートの3大大会の2つに出場できることは,名誉なことであり,本校のディベーターたちの全国での活躍に是非とも期待しておいてください。