高校生パーラメンタリーディベートHPDU全国大会参加報告
一般社団法人
日本高校生パーラメンタリーディベート連盟(HPDU)連盟杯(全国大会)参加報告
3月25日(金)~27日(日)にかけて東京都オリンピック記念青少年総合センターで開催されましたHPDU連盟杯に徳島県代表として本校英会話部の大芝晴揮(高2生)、鈴木龍成(高2生)、堤遥菜(高1生)の3名が参加してきました。
この大会は、パーラメンタリーディベートの高校生日本一を決める非常に権威ある大会で、日頃部活等の課外活動でパーラメンタリーディベートを行っている高校生が参加し、熱い熱戦が繰り広げられました。
結果としては、最低でも予選突破(ブレイク)、そして優勝という大きな目標は達成できませんでした。予選ラウンド1では、しっかりと自分たちの論を伝えることができ、幸先の良いスタートを切れましたが、ラウンド2では、いつもお世話になっている超強豪校の1つ、神戸大学附属中等教育学校とあたり、善戦するも負け。その次のラウンドに運命を託しましたが、課題の知識・分析の浅さが露呈し、負け。気持ち新たに臨んだラウンド4も落とすという残念で悔しい結果になりました。
しかしながら、12月で半数以上の高2生が引退し、残った高2生はこれまでの集大成として、持っている全ての力を出して、果敢に戦ってくれました。また、高1生にとっては、高校生日本代表ディベーターや世界規模で活躍している大学生ディベーター、またディベート界で著名な先生方と出会い、話をすることができ、次につながる経験ができました。ただただ、悔しさが残る大会でしたが、謙虚にチーム全体がこの結果から学び、成長してほしいです。
高校2年生はこの大会をもって、全員ディベーターを引退します。中学校から始めたディベートですが、彼らの将来の大きな糧になってくれると期待をしています。少し悲しい雰囲気で、ディベート予選が終わり歩いていた時、ふと見上げると満開の桜が彼らを包み込んでくれていました。高2生は進路実現で満開の花を咲かせることを、高1生とは次年度この場所で優勝のトロフィーとともに写真をとろうと、約束した瞬間でした。高2生は、次年度から後輩の指導に力を貸してくれるとのことなので、次年度のリベンジに向けて、チーム一丸で日々の英語学習、放課後トレーニングに励んでいきます。応援、よろしくお願いします。
湊校長先生の終業式でのお言葉、「雲の上はいつも晴れ」。このお言葉を胸に本校英会話部English Debating Societyは次年度も努力していきます。
今年度1年間サポートいただいた皆さま、ありがとうございました。次年度もどうぞよろしくお願いします。
【ラウンド1】 VS 浜松開誠館
This house believes that big businesses should encourage their employees to work from home even after pandemics are no longer a threat to public health and safety.
(パンデミックが公衆衛生や安全に対する脅威でなくなった後も、大企業は従業員の在宅勤務を奨励すべきである)
【ラウンド2】 VS 神戸大学附属中等教育学校
This house believes that a world without extreme emotions (falling madly in love, extreme grief, boiling rage) is a better world. (極端な感情(恋に落ちる、極端な悲しみ、沸騰する怒り)のない世界がより良い世界であるべきだ)
【ラウンド3】 VS 浜松江ノ島
This house believes that feminism is incompatible with capitalism.
(フェミニズムは、資本主義とは相容れない、この考えは是か非か)
【ラウンド4】 VS 東海
This house believes that multinational companies should equalize wages for their workers in developing countires with those in thier home countries.
(多国籍企業は、発展途上国の労働者の賃金を本国と同じにするべきだ。)