国際交流 活動の様子
AIG高校生外交官渡米プログラム生徒参加報告!!
AIG高校生外交官渡米プログラム
生徒参加報告
大芝 晴揮(高2生)
7月18日(月)~ 22日(金)に千葉県で開催されましたAIG高校生外交官渡米プログラムに本校の大芝晴揮が見事に選抜され,参加してきました。このプログラムは倍率が25倍程度と言われており,非常に狭き門を見事に突破でき、今年度は、四国内では大芝君だけが参加となったようで、快挙です。
今回はコロナ禍のため、ワシントンDCやニューヨークへ渡米して、アメリカ人高校生と一緒に、ホワイトハウスや国連本部等への内部訪問、プリンストン大学等学生との交流会は中止になりました。アメリカの高校生とはオンラインでの交流にはなりましたが、大芝君は日本国憲法第9条やPKO活動等を含めた「平和維持」を政府の立場から日本人高校生とアメリカ人高校生で討論、プレゼン等、深く自国とアメリカの立場について考察したようです。その中
で、アメリカ人、日本人関係なく、将来について語ったり、未来について模索する中で、大芝君は自分の将来を見つめ直す良き時間になったようでした。
城ノ内高校の開校以来、おそらく大芝君が初めての参加となると思われ、本校が掲げるスクールポリシーの1つである「グローバル人材の育成」の成果が少しずつ芽を出してきています。本人は、「本校での授業や各種行事を通した本校での多種多様な経験、加えて、現在、英語ディベートチームの一員として日本だけでなく海外の優秀な高校生と切磋琢磨している経験等が今回の選考につながったのではないか」と謙虚に分析しています。日頃の本人のたゆまぬ
努力の結果だと思っております。
最近、県内外の多くの方々から、本校が『名実ともに徳島県の英語教育・国際教育の牽引校』であると評価してくださるお声をいただきますが、その言葉に甘えることなく、生徒がさらにグローバル・マインドセットを構築し、未来に活かすことができる機会をさらに推奨・提供していきます。
徳島県で「世界基準の英語教育」、「グローバル・マインドセットの育成」等を学べるのは本校のみであるとさらに評価していただけるよう、努力してまいります。今後の日本の未来を担う若者が常に世界を見据え、世界と競い、世界基準で生活していく素地を作ることができる機会をさらに提供できればと思っております。
是非、今後の本校のグローバル展開を楽しみにしてください。
校内異文化理解教室Online(フィリピン)開催
校内異文化理解教室Online
(フィリピン)開催!
講師: Yza (本校留学生)
7月15日(金)に4年生対象の校内異文化理解教室Onlineを開催しました。講師は,フィリピンからの留学生Yzaさんでした。
コロナ禍ということもあり,対面での実施はできませんでしたが,Yzaさんが非常に上手くスライドを作成してくれ,フィリピンの文化や慣習,また日常の生活について生徒はとても興味を持ってYzaさんの話を拝聴していました。
講演後の感想を聞くと,日本での当たり前が世界の当たり前でないことに気づいたという生徒多く,世界の実情を知り,日本を振り返るGlocal(グローカル)な学びにもつながったようでした。
講演は日本語と英語を用いて実施され,生徒にとっては良き英語の学習にもなりました。
講演後の質疑応答では,日頃の英語の授業での学びを発揮し,日本語と英語を用いてオンライン上ではありますが、まさしくTranslanguagingの世界が繰り広げられており,生徒それぞれが一生懸命に思いを伝えている姿は感動的でもありました。
Yzaの本校での留学生生活は始まったばかりですが,多くの仲間が常にサポートしている姿を見て,本校生の素晴らしさを感じることができております。一人で母国を飛び出し,果敢に日本での留学にチャレンジしたYzaの姿を見て,生徒たち一人一人が何かを感じ,思い,自分の生活に良き刺激をもらっているようです。
2学期には,他の学年も含めた異文化理解教室を開催する予定ですので,他学年にもYzaのお話を聞いてもらおうと思っています。
フィリピンから長期留学生を受け入れ!!
AFS アジア高校生架け橋プロジェクト
フィリピンからの留学生 本校でともに学ぶ!
Yzabelle Ilagan (イザベラ イラガン)さん 〔 通称 Yza (イザ)〕
AFS アジア高校生架け橋プロジェクトの留学生として,Yzabelle Ilagan (イザベラ イラガン)さん(通称Yza イザ)が本校で3月中旬まで学ぶこととなりました。4年生に配属され,4年生と一緒に全ての授業を受けることになっています。非常に明るく元気で前向きなYzaさんはすでに学年問わず多くの友人と仲良く過ごしています。また、弓道部に所属し,公式な大会に出場するために練習を始めています。
本校としてはとても久しぶりの長期留学生を受け入れることができ,本校のキャンパスが一気にグローバルな雰囲気になってきています。
本校の掲げるスクール・ポリシーの1つである『グローバル人材の育成』に向けて,本校生がグローバルを海外に行くことなく体験できる環境をますます提供できれば思っています。
本校生がYzaさんとの交流を通して,フィリピンを含めた東南アジアについて思いを馳せ,将来,生徒がそれぞれ進む進路において,フィリピンや東南アジア諸国との架け橋になってくれることを期待しています。
年々進歩する本校のグローバル教育に今後も期待しておいてください。
グローバルや英語学習に興味のある小学生の皆さん,ともにグローバルな城ノ内で学び,世界に羽ばたきませんか?
A new ALT coming !! 新しくALT先生が着任しました!
A New Assistant Language Teacher (ALT)
started to teach English at Johnouchi!
Ms. Carol Anne Bradfield
(キャロル・アン・ブラッドフィールド)先生
5月20日(木)にアメリカ出身のキャロル先生が本校へご着任されました。待望のネイティヴの先生の着任に生徒・職員一同はとても先生との授業を楽しみしております。少しずつ日本の学校生活や文化、慣習に慣れ親しんでいただきながら、徳島県の英語教育のリーダー校である本校の英語教育の発展に寄与していただけると期待しております。
授業は高校・中等(後期)の担当になります。
キャロル先生からのご挨拶を次に載せておきます。
On Thursday, May 20, we welcomed Ms. Carol, a native of the United States, to our school. The students and staff are very excited to have a long-awaited native English teacher at the school. We expect that she will gradually familiarize herself with Japanese school life, culture, and customs, and contribute to the development of English education at our school, a leader in English education in Tokushima Prefecture.
She will be in charge of Grade 4-6 (15 ~ 18 years old).
A greeting from Ms. Carol is included below.
【Inauguration Speech 】
Hello everyone!
My name is Carol Bradfield and I'm honored to be working with Johnouchi's Senior High School and Secondary School students as the Assistant Language Teacher (ALT) this year. I come from America, specifically the state of Florida, which is known for its beaches, theme parks, citrus fruits, and year-round sunny weather, which is similar to Tokushima Prefecture!
While at Johnouchi, I hope to create a classroom environment full of cross-cultural exchange and thought-provoking conversations. I'm eager to share my American traditions and culture with my classes, as well as to learn more about the Japanese language and culture through my experiences in and out of the classroom.
Moreover, I'd like to express my gratitude to the teachers and students who have been so helpful and welcoming during my first week at Johnouchi. I wish everyone a fulfilling academic year and look forward to the English conversations we'll have in the coming weeks.
皆さん、こんにちは。
私はキャロル・ブラッドフィールドと申します。今年度、城ノ内中等教育学校・高等学校のALT(Assistant Language Teacher)として生徒たちと一緒に働けることを光栄に思っています。私はアメリカから来ました。フロリダはビーチやテーマパーク、柑橘類で有名で、徳島県と同じように一年中晴天が続いています。
城ノ内では、異文化交流と示唆に富んだ会話に満ちた教室環境を作りたいと考えています。私のアメリカの伝統や文化をクラスで共有し、教室内外の経験を通して日本の言葉や文化についてもっと学びたいと思っています。
さらに、城ノ内での最初の一週間を親切に迎えてくれた先生方や学生の皆さんに感謝したいと思います。皆さんにとって充実した1年になることを祈りつつ、これから始まる英語の授業等を楽しみに待っています。
米国グアムの高校生とオンライン異文化交流会開催!
グアム George Washington High School
オンライン異文化交流会開催!!
3月9日(水),オンラインにて,グアムにあるジョージ・ワシントン高校の日本語を学習している高校生と異文化理解交流会を開催しました。本校からは高1~2生の10名が参加しました。現在グアムでは学校の枠を越えたオンライン学習が展開されているということで,ジョン・F・ケネディ高校等の他校生や本校のALTも参加してくれ,総勢約25名での交流になりました。
生徒はグアム生4名と本校生2名の6人グループになり各ブレイクアウトルームにて,英語と日本語を用いて,自己紹介や用意されたトピックについて意見交換を行い,グループ交換等も行いながらも,非常に盛り上がりました。オンライン上で楽しく,有意義に過ごしている生徒の姿には見ている教員側が笑顔になるくらい,素晴らしい時間となりました。
日本の高校生とグアムの高校生の両方ともが,第1言語の日本語(または英語)と外国語の英語(または日本語)をうまく駆使して意思疎通を行う "Translanguaging"が上手くできていた点は非常に驚きましたし,本校生の素晴らしさを再認識できた良い時間でした。
参加生徒からは,「予想以上に楽しかった」,「自分の英語が通じて,自信になったのでもっと英語学習をしたい」,「継続的に交流を行いたい」,「グアムの生徒はとても感じよく,ノリも良く,今後も交流したい」等の前向きな感想がありました。
グアム側も,限られた時間での活動だったので,「もっと日本人の高校生と交流をしたかった」,「とても楽しかった!」という声が担当の先生へ非常に多数寄せられているとのことで,両校ともに意味のある活動になりました。
徳島県が進めるGIGAスクール構想の恩恵を受け,オンライン上で知り合った本校とグアムの高校が実際に交流するという非常に画期的な国際交流を行うことができました。コロナ禍で国際交流活動が大きく制限される中,新しい国際交流のスタイルを本校は今後も模索し,推進していきます。
徳島県の国際交流のリーダーとして,また英語教育のリーダーとして,城ノ内生と世界が「ワンクリック」でつながり,意見交換ができる環境をさらに創っていきます。
今後の本校の国際交流活動をお楽しみください。