英会話部 活動の様子
準備型英語ディベート全国大会参加報告
第18回全国高校生
英語ディベート大会
in 栃木
参加報告
12月16日(土 )~17日(日)に栃木県宇都宮市にある作新学院大学で開催されました、準備型英語ディベートの『第18回全国高校生英語ディベート大会 in 栃木』に、本校English Debating Societyから齋藤遥(5年生)、堤遥菜(5年生)、石田理紗(4年生)、谷野未來(4年生)、長尾橙和(4年生)の5名が徳島県代表として参加しました。
11月に開催された徳島県予選で5連覇し、この大会への切符を手にしました。今年の3月に今回の論題「Resolved: That the Japanese government should legalize gestational surrogacy.(日本政府は、代理出産を合法化すべきである。是か非か。)」が出されて、チーム一丸となり、コツコツ準備(調査、研究等)を行ってきました。最後は、5年生が非常に長い時間をかけて、上手く4年生の意見をまとめあげ、複数の媒体のデータから緻密に計算し、チームの主張を上手く作り上げました。思考に思考を重ね、議論を作り上げたことは、顧問として誇りに思っております。
日頃は、パーラメンタリーディベート(即興型)をメインで行っているので、どうしても準備型ディベートでは、本校は全国レベルでの際だった成績を残せておりません。昨年度は、これまでで最高の順位を得たので、それ以上を目指しましたが、残念ながら、2勝1分け3敗の42位(64校中)でした。予選3試合目で優勝候補の藤島高校、4試合目で最近メディアでもよくフィーチャーされている三田国際高と対戦させていただき、よく競り合いましたが、やはり力の差を見せつけられました。もっと鍛錬が必要だと、生徒は感じたようでした。また、ジャッジを上手く説得できず、勝てそうな流れでも最後まで詰め切れずに終わったラウンドが多く、生徒たちはたくさんの反省を得ることができました。
全国から集まる準備型英語ディベートを頑張っている高校生と一緒に交流し、意見交換できたことは本校のディベーターにとって良い経験になりました。餃子の出店の無料チケットのご用意くださり、宇都宮餃子を食べながら、生徒は楽しく他校生と交流できました。生徒たちは大会を通して、準備型英語ディベートの楽しさにも気づいてくれたようで、今後の成長に期待してください。
[詳細]
予選ラウンド
〇ラウンド1 VS 盛岡第一高(岩手県) [本校肯定側](勝ち)
〇ラウンド2 VS 大分上野丘高(大分県)[本校否定側](引き分け)
〇ラウンド3 VS 藤島高(福井県) [本校肯定側](負け)
〇ラウンド4 VS 三田国際高(東京都) [本校否定側](負け)
〇ラウンド5 VS 甲南高校(鹿児島県) [本校肯定側](負け)
〇ラウンド6 VS 甲府第一高(山梨県) [本校否定側](勝ち)
祝!徳島県英語ディベート大会優勝(5連覇達成!)
祝 5連覇
徳島県高校生
英語ディベート大会
優勝
第18回全国高校生英語ディベート大会 in 栃木
出場決定!
11月4日(土)にオンラインで開催されました第5回徳島県高校生英語ディベート大会(準備型)に、本校英会話部English Debating Societyの齋藤遥(5年)、堤遥菜(5年)、古川萌々(4年)、石田理紗(4年)、長尾橙和(4年)、谷野未來(4年)の6名が参加し、見事優勝に輝きました。大会が始まってまだ5年目の大会ですが、本校として5連覇を果たすことができました。
その結果、作新学院大学で12月16日(土)~17日(日)に開催される、第18回全国高校生英語ディベート大会 in 栃木(The 18thAll Japan High School English DebateTournament in Tochigi)に出場が決まりました。全国でも良いディベートをしてきたいと思います。
準備型ディベートは、毎年3月ごろに議題が出されて、約1年をかけて調査、研究し、自分たちの議論をサポートするエビデンスにもとにディベートを行います。英語運用能力も大切ですが、情報調査収集能力や批判的思考力等が試される格好の舞台となっております。本校は、パーラメンタリーディベートを中心に練習を行っておりますが、これまで5年間、この準備型にも力を注いで、準備、練習に励んだ成果がでて、本当によかったです。
今年の議題は、「Resolved: That the Japanese government should legalize gestational surrogacy.(日本政府は,代理出産を合法化すべきである。是か非か。)」というとても難解なものでした。本校のディベーターたちは、放課後遅くまで準備に励み、努力してくれました。
全国の舞台での活躍を是非とも期待しておいてください!
文化祭にて英語ディベート初披露!
文化祭にて英語ディべート(前期VS後期)
9月4日(日)に開催されました本校の文化祭にて、英会話部の展示として、英語パーラメンタリーディベートを公開で実施しました。
本校英会話部English Debating Societyとして、初めての文化祭への参加となりましたが、本校生だけでなく、ご来校いただいた保護者やOBの方を前にパーラメンタリーディベートを披露させていただきました。
今年度より、前期と後期合同で練習や練習試合を積み重ねてきており、前期VS後期という形で実施しました。
論題は次の通りです。
THBT international sports events should not be held in countries suspected of human rights violations.
(人権侵害が疑われる国では、国際的なスポーツイベントを開催すべきではない。)
パーラメンタリーディベートは、論題がラウンド直前に発表されて、15分間の準備時間(インターネット等は使用不可、頭脳のみで準備)があります。その15分間を活用し、今回は、聴衆の皆さまへ、前期生と後期生で、『パーラメンタリーディベートについて』の解説を行いました。その後、質疑応答を行いました。
初めて、1年生も表舞台に立つ機会がありましたが、非常に上手く解説をしてくれました。
結果は、後期生の勝利にはなりましたが、前期生も日頃の練習の成果を発揮し、後期生相手にかなり詰めた議論を行えました。
当日は、予想をはるかに越える聴衆の皆さまにご観戦いただき、ありがとうございました。ご参加いただいた多くの方から、「即興での英語運用能力に感動した」、「中学生(前期生)、高校生(後期生)でここまでできるのは驚きでした」等のうれしいお言葉を頂戴しました。
本校チームには帰国生は誰1人いませんが、トレーニングをコツコツ積み重ね、各ディベーターたちの日々の努力の結果だと思っております。しかし、まだまだ、日本一の壁は厚いです。冬の大会、春の大会に向けて、チーム一丸となって、日々の英語学習、放課後のトレーニングを積み重ねてまいります。
今後の本校英会話部English Debating Societyへの温かいご声援をお願いいたします。
祝!英語ディベート全国大会第3位!
祝
英語ディベート PDA 2023
夏合宿・全国大会
城ノ内A 全国3位!
城ノ内B 5位入賞(授業の部)
徳島城ノ内(前期生チーム) 8位入賞(中学生大会)
PDA(一般社団法人パーラメンタリーディベート人財育成協会)主催のPDA 2023 夏合宿・全国大会に本校英会話部English Debating Societyから3チーム、城ノ内A(齋藤遥[5年生]、石田理紗[4年生]、長尾橙和[4年生])、城ノ内B(乾佑丞、中莖優斗、吉岡純矢[全て5年生])、徳島城ノ内(岡田奈々、櫛渕未來、久米菜々美、堤彩花[3年生])が参加しました。
本校English Debating Societyでは、この夏合宿・全国大会、冬のPDA全国大会、準備型HEnDA全国大会、3月のHPDU連盟杯(全国大会)での優勝、できれば4冠を目標に日々チーム一丸となって練習に励んでいます。
その努力の結果、今回の夏合宿・全国大会で、城ノ内Aチームが予選を3位で突破し、見事に準決勝に進出することができました。残念ながら、決勝まで進むことができませんでしたが、全国3位という成果を上げました。
本校English Debating Societyとしては、約3年ぶりの全国ベスト4へ進出でき、とてもうれしく思っております。
ただ、今回の大会では、チーム全体の課題を発見することができ、目標の全国大会優勝に向けて、各ディベーターが日頃の英語学習、英語の授業、個人トレーニングで、その課題克服に励んでくれると期待しております。
また、城ノ内Bは授業での実践しかまだ経験がなく、今回は授業の部での参加になりましたが、5位入賞という結果を得ました。
加えて、中学生の部には、本校前期生チームが参加し、8位入賞となりました。今年度から、前期生も後期生と系統立ったトレーニングができており、1つ1つ着実に力をつけております。前期生は3学期の全国大会での上位入賞に向け、今後も後期生とトレーニングに励みます。
徳島県No.1の英語教育実践校の生徒であるという自負を胸に、さらに高みを目指して、愚直に活動に励んでいきます。今後の本校英会話部English Debating Societyの活躍を期待してください。
【高校生大会:詳細】
★ROUND1 城ノ内A VS 清真学園(茨城県) 【勝ち】
城ノ内B VS 宇都宮A (栃木県) 【勝ち】
(論題)
Japan should privatize prisons. (日本は刑務所を民営化すべきである。)
★ROUND2 城ノ内A VS 一関第一B (岩手県) 【勝ち】
城ノ内B VS 屋代D (長野県) 【勝ち】
(論題)
Patriotism should be emphasized in compulsory education.(義務教育課程で愛国心を強調すべきである。)
★ROUND3 城ノ内A VS 湘南白百合A(神奈川県) 【勝ち】
城ノ内B VS 城南C (福岡県) 【勝ち】
(論題)
Scholarships should be granted based only on financial situation, not on academic performance.
(奨学金は、成績ではなく経済状況のみに応じて与えられるべきである。)
★★準決勝 城ノ内A VS 湘南(神奈川県) 【負け】
(論題)
In elections, only those who pass aptitude tests should be eligible to vote.
(選挙では、適正テストに合格した人のみ選挙権を持つべきである。)
◎個人賞 齋藤遥: ベストディベーター賞、ベストPOI賞
吉岡純矢: ベストPOI賞
【中学生大会:詳細】
★ROUND1 徳島城ノ内 VS 栄光学園B(神奈川県) 【勝ち】
(論題)
After-school club activities in schools should be abolished. (学校における放課後のクラブ活動は廃止すべきだ。)
★ROUND2 徳島城ノ内 VS 栄光学園C(神奈川県) 【負け】
(論題)
The number of AI-equipped surveilance cameras should be increased.
(AIを搭載した監視カメラの数を増やすべきである。)
★ROUND3 徳島城ノ内 VS 南山女子C (愛知県) 【勝ち】
(論題)
Volunteer work in schools should be mandatory. (学校でのボランティア活動を義務化すべきである。)
◎個人賞 櫛渕未來: ベストディベーター賞、ベストPOI賞
祝!英語ディベート 九州大学大会(QAE)3位!!
パーラメンタリーディベート
Kyushu Academic Exchange
(QAE)
3位 堤遥菜、古川萌々、櫛渕未來 組
7月8日(土)〜9日(日)に、九州大学伊都キャンパスで開催されたKyushu Academic Exchange (QAE)に本校English Debating Societyのメンバー6人が参加してきました。先月同じく九州大学にて開催されたKyushu Debate Exchangeに参加した本校の2チーム、城ノ内Bが3位,城ノ内Aが5位に輝いたことから、幸運にも大会に招待していただきました。
結果としては、城ノ内B[堤 遥菜(5年生)、古川萌々(4年生)、櫛渕未來(3年生)]が見事3位に輝きました。今年度から前期・後期、統一したトレーニングができており、早速その効果がでてきております。さらに、堤 遥菜が3ラウンド全てにおいてディベートに貢献したディベーターに送られるベストPOI賞を受賞しました。城ノ内A[石田理紗、谷野未來、長尾橙和(全て4年生)]は非常に健闘しましたが、残念ながら入賞できませんでした。
この大会は、本校以外に、高校ではQDEで好成績を収めた藤島高、神戸大学附属中等教育学校(KUSS)、鹿児島中央高校、NND(混合チーム)、また九州大学チーム、九州大学留学生チームと、強豪揃いのとてもレベルの高い大会になり、その中で切磋琢磨できたことは本校English Debating Societyにとっては今後の大きな糧になりました。加えて、他の高校生や大学生チーム等のディベートに対する情熱、素晴らしき社会性、コミュニケーション能力の高さ等、本校から外に出て初めて、自分たちの未熟さに気づかされることが多かったのではないかと思います。
さらに、この大会は、英語ディベートを実践するだけでなく、ディベート実践後に、その論題に関して専門的に研究している大学の研究者の先生のレクチャーを受けることができ、アカデミックな学びを深めることができる非常に有益な大会になりました。実際にディベートに向けて、各種論題に対して批判的、論理的に思考をしても本校生ではまだまだ思考に深さが足りない場面がありますが、研究者の先生からエビデンスやファクトを示していただき、各事象について多面的に講義をしていただいたことで、どのように各事象を深めて思考すべきかを学ぶことができたのは本校ディベーターにとって、非常に有意義な時間になりました。
自分たちが徳島県の英語教育、英語ディベートのトップ校であるというプライドを持って、この夏休みに前期・後期関係なく各ディベーターがお互いに刺激し合って練習に励み、次の大会では大きく飛躍できることを期待しています。徳島県初の全国制覇に向けて、努力していきます。
今後の本校English Debating Societyの活躍を応援していただければ幸いです。
【詳細】
★ROUND1 城ノ内A VS NND (3校合同チーム) 【負け】
城ノ内B VS KU-1(九州大学チーム) 【勝ち】
(前提情報)
You are the commander of a U.S. Special Forces unit. You, along with three subordinates, are undertaking a top secret mission near the Afghanistan border. The objective is to gather information on the Taliban leader, who is guarded by 150 armed soldiers. During the operation, you came across a 14-year-old shepherd boy. Releasing the boy may put your team's location at risk of being revealed to the Taliban. However, detaining an unarmed civilian contradicts ethical principles. Your subordinates begin debating. Your decision carries great significance for the unit and the mission at hand. (あなたは米軍特殊部隊の指揮官です。3人の部下とともに、アフガニスタン国境付近で極秘の任務に取り組んでいます。その任務の目的は、150人の武装兵士に守られているタリバンの指導者に関する情報を収集することです。作戦中に、14歳の羊飼いの少年に出会いました。少年を解放すると、タリバンに自分たちの位置が知られる可能性があります。しかし、非武装の民間人を拘束することは倫理的な原則に反します。部下たちは議論を始めました。あなたの決定は部隊と任務にとって極めて重要です。)
(論題)
As a commander, you should restrain the shepherd boy
(あなたは指揮官として羊飼いの少年を拘束すべきである。)
★ROUND2 城ノ内A VS CSPA(九州大学留学生チーム)【勝ち】
城ノ内B VS 神大附属A 【負け】
(前提情報)
The WHO recognizes access to healthcare services as a fundamental right. Some countries, such as Canada, Spain, and Sweden, provide healthcare insurance services to undocumented immigrants. Generally speaking, doctors have an obligation to protect patient privacy, so undocumented immigrants can seek medical care without fear of being exposed as illegal immigrants. However, the Japanese government refuses to provide health insurance coverage to undocumented immigrants. (WHOは、医療サービスへのアクセスを基本的な権利と認識しています。カナダ、スペイン、スウェーデンなどの一部の国では、非登録移民(不法移民、不法滞在者)に対しても医療保険サービスが提供されています。一般的に、医師は患者のプライバシーを守る義務があるため、非登録移民は不法移民として摘発される心配なく医療を受けることができます。しかしながら、日本政府は非登録移民に対して健康保険の適用を拒否しています。)
(論題)
The Japanese government should provide health insurance to undocumented immigrant
(日本政府は、非登録移民に対して健康保険を提供すべきである。)
★ROUND3 城ノ内A VS KU-1(九州大学チーム) 【不明】
城ノ内B VS NND (3校合同チーム) 【勝ち】
(前提情報)
Gentrification refers to the process in which a part of an urban area becomes wealthier. This happens when new, more affluent residents or businesses move in, resulting in an increase in local rents and prices. As a result of this change, long-time residents who are of lower income may be forced out of the area due to the cost of living rising beyond their ability to pay. On the other hand, the influx of wealthier residents could potentially lead to improvements in public safety and sanitation in the area. (ジェントリフィケーションは、都市地域の一部が富裕化する過程を指します。新しい、より裕福な住民やビジネスが流入し、その結果、地域の家賃や物価が上昇します。この変化により、昔からその地域に住んでいた低所得者は、自分たちが負担できる範囲を超えた物価上昇により、その地域から追い出されます。他方で、富裕層が流入するためその地域の治安や公衆衛生は改善される可能性があります。)
(論題)
Gentrification does more harm than good (ジェントリフィケーションは利益よりも害をもたらす)