2021年7月の記事一覧
前期課程英会話(ディベート)部 パーラメンタリーディベート連盟西日本オープン中学生大会2021出場報告
7月22日(祝)にHPDU(4分、4分、3分の即興ディベート)形式でのオンラインディベート大会が行われました。本校は、3年生2名と2年生1名の3名で代表チームを形成し、出場しました。
関東の有名進学校などを含む22チームが参加し、リーグ戦形式で計4回のラウンド(試合)が行われました。どのチームも英語の表現力、論理展開ともに非常にレベルが高く、苦戦を強いられましたが、そのなかでもなんとか2勝することができました。敗北した試合に関しても、相手の両校ともに全国大会常連校の名門にもかかわらず、一方的な試合展開には決してさせず、両者の主張と反論がぶつかり合う良いディベートとなりました。
次の大会まで期間が空きますが、課題を明確にし、日々の練習や他校との練習試合を重ねることで、より高いレベルで英語ディベートができるように今後も精進していきます。
1ROUND VS 東洋英和女学院 結果:勝ち
「THBT make up should be banned at school. (本議会は学校でのメイクを禁止する。)」
2ROUND VS 洗足学園中学校 結果:負け
「Physical education classes should be mixed gender.(体育の授業は男女混合にすべきである。)」
3ROUND VS 栃木県立宇都宮東中学校 結果:勝ち
「Japanese elementary and junior high schools should encourage more classes regarding politics.(日本の小学校と中学校は政治に関する授業をより取り入れていくべきである。)」
4ROUND VS 渋谷教育学園幕張中学校 結果:負け
「Living an anonymous average life is better than being a Kpop star in South Korea.(ひっそりと平凡な人生を送るほうが韓国でKポップスターになるよりも良い。)」
English Debating Society アジア国際大会参加報告
English Debating Society
アジア交流国際大会(マレーシア)参加報告
7月16日(金)~18日(日)の3日間,オンラインで開催されたアジア交流国際大会に,本校4年生の太田菜々香,鈴木龍成,德山諒汰のチームが参加しました。この大会は,マレーシアが運営母体で,世界中の高校生ディベーターが参加する国際大会でした。特に日本からは,7月末の高校生世界大会の日本代表チームも参加しており,日本代表チームや関東の超強豪チーム等も参加する中というプレッシャーに負けることなく,本校チームも自信と気概を持って参加してきました。
日頃のトレーニングの成果を思う存分発揮し,見事アジアで1勝をあげることができました。韓国,インド,マレーシアのチームとのディベートの中で,英語のLinga Francaの世界,World Englishを体感するだけでなく,同世代の仲間の英語力の高さに自分たちの日々の学習の不足を痛感する良い機会にもなりました。彼ら3名が世界のスタンダードを体感したことは,本校チーム,または本校生にとっても良いwashback effectを彼らから仲間に与えてくれると思っております。
モーション(論題)も日頃の練習では十分に対応できていなかった部分が見つかり,もっと世界基準でトレーニングをしないといけないとディベーターだけでなく指導者側も反省させられました。
8月には夏の全国大会PDA夏合宿があります。本校からは3チームが参加し,日本一を目指してきます。高校生ディベーターのレベルが急速に上がってきており,特に関東勢にどのように応対すべきかがキーになると思います。
本校English Debating Societyの活躍を是非期待しておいてください。
【大会詳細】
◎ラウンド1 VS 韓国 / 勝敗:【負け】
(モーション)This house would allow school boards to fire teachers whose class consistently underperforms in standardized tests. (政府は,テストで毎度成績が悪いクラスを指導している教員を,教育委員会がクビにすることを認めるべきだ。)
◎ラウンド2 VS マレーシア / 勝敗:【負け】
(モーション)This house supports the revival of Southeast Asia Treaty Organization (SEATO).(政府は,東南アジア条約機構の復活を支持すべきである。)
◎ラウンド3 VS インド / 勝敗:【負け】
(モーション)This house prefers a world where social media companies self regulate thier own content as opposed to state regulaton. (政府は,ソーシャルメディア会社が自らのコンテンツに対し,国の規制に対抗するものとして,自ら規制を行う世界を推奨すべきである。)
◎ラウンド4 VS マレーシア / 勝敗:【勝ち】
(モーション)This house believes that developed liberal democracies should make foreign aid to developing world governments contingent upon improvements made on the democracy index.(リベラル民主主義の先進国は,発展国に対しての海外支援を,民主主義指標における自国の改善に付随し実施すべきである。)
前期課程英会話(ディベート)部 神戸大附属中等教育学校との練習会報告
7月17日土曜日にZOOMを通して本年度第2回目となる神戸大学附属中等教育学校との練習会を行いました。両者2チームずつが2ラウンドのゲームを行いました。約3ヶ月ぶりの練習会でしたが、英語力や論理展開など様々な点を相手選手やジャッジの方に褒めていただき、選手たちの成長を確認することができました。自分たちのディベートは全国でも十分通用するということを確認でき、今週22日に行われるHPDU中学生大会に向けてチームとしても弾みをつけることができました。この勢いで大会に臨み、満足のいく結果を残せるように引き続き全力で取り組んでいきます。
ROUND 1 「Japanese junior high and high schools should withdraw from school club activities.」
(日本における中学校と高等学校は部活動指導をやめるべきである。)
ROUND 2 「THW ban the giving of chocolate (and other gifts) on Valentine's day at junior and senior high school.」
(本議会は、バレンタインの日に中学校や高等学校でチョコレート(や他の贈り物)をあげることを禁止する。)
前期課程英会話(ディベート)部 静岡聖光学院との練習試合報告
7月10日土曜日に静岡聖光学院中学校と練習試合を行いました。
お題は「Is the boarding school system beneficial for children?(全寮制の学校システムは子どもたちにとって有益かどうか?)」で、こちらが否定側でした。本校生徒にはなじみのないテーマであり、そこでの生活を想像しながら論点を整理しなければならず苦戦をしました。しかし、最終的には有効な論点を導きだし、立論をすることで試合を有利に進めることができていました。
また聖光学院中学校の生徒たちは実際に寮生活をしているということで、試合後の振り返りでは、そこでの実際の生活の良い点と悪い点について伺うことができ、生徒たちも見聞を広げることができました。
現在は今月7月22日(木)に行われる西日本オープン中学生大会2021に向けて練習しています。今週末には神戸大学附属中等教育学校との練習試合も控えており、ここから約2週間で大きくレベルアップができるようにこれからも取り組んでいきます。