2020年12月の記事一覧
快挙!全国4位!!高校生即興型英語ディベート全国大会
第6回
PDA高校生即興型英語ディベート
全国大会
快挙!全国ベスト4(4位)
3位までに与えられる世界交流大会の出場権は逃す・・・
12月19日(土)~20(日)にかけて、オンラインのZOOM上で実施された文部科学省後援 第6回PDA高校生即興型英語ディベート全国大会に本校のEnglish Debating Societyの5年生 石田 汐璃、ジョーンズ マリッサ 清子、中川 遙登のチームが徳島県代表として参加し、全国4位(64校中)の成績を収めました。
初日を3勝1敗で終え、本校初の2日目の決勝ラウンド(ベスト8)へ進出することができました。2日目の準々決勝では栃木県の佐野高校を破り、準決勝では本校が常に目標としている神奈川県の聖光学院と夢の対決を実現させることができました。敗れはしましたが、優勝候補の聖光学院を相手に善戦することができました。
3位決定戦は、日頃お世話になっている強豪 神戸大学附属中等教育学校との戦いとなり、7人のジャッジ制でラウンドを展開しました。結果、3-4で惜敗しましたが、非常に素晴らしいディベートを行えました。今大会で上位3校に与えられる世界交流大会の切符はあと1歩のところで逃してしまいました。非常に悔しく、次につながる敗戦でした。
昨年度の1学期から始めた即興型英語ディベートですが、少しずつ生徒が成長し、成果を出してくれつつあります。
「即興型英語ディベートは、これまで関東圏の特に名門私学高校が中心となってきましたが、その牙城に(小さな)風穴を開けられたのではないか」、「これは快挙だ!」等と多くのディベート関係者や他県の先生方から温かいお言葉を頂戴し、生徒の努力、頑張りには敬意を表したいと思っております。
四国の田舎の公立高校でも大都会の生徒たちと渡り合えることを示してくれ、このことが本校の英語教育の発展、徳島県の英語教育の発展に少しでもつなげることができれば幸いです。
昨年度に初めて全国大会に出場させていただき、0勝の61位(64校)の成績で、辛酸をなめて東京から帰ってきました。全国のレベルに到達することを目標に生徒たちは英語の授業を上手く活用しインプットの増強、アウトプット/ディベート・トレーニングを1年間継続してトレーニングし、授業と放課後の週2回のディベートトレーニングを上手く融合させて大きく成長してきました。その成果もあり、PDAからは「授業導入賞」をいただくこともできました。
次年度は、世界交流大会への出場が目標になります。しかし、常に授業を大切にして、後輩ディベーターはトレーニングに励んでくれるでしょう! 今大会にはEnglish Debating Society顧問がジャッジとして参加し、ジャッジ部門で全国3位となり、生徒より一足早く世界交流大会にジャッジとして参加することになります。その経験をさらに生徒に還元させて、さらに生徒、教員が一緒に成長できる空間をEnglish Debating Societyは作っていきたいと思っております。
今週末には、徳島県代表として、準備型英語ディベート(HEnDA)全国大会に参加します。そこでも、徳島県の代表として恥ずかしくないディベートをしてきます。
本当に、PDAでは生徒はよく頑張ってくれ、学校にとっては最高のクリスマスプレゼントになりました。
皆さまにとっても良いクリスマスになりますように。Merry Chiristmasl!
参考:PDAホームページ(https://pdpda.org/2020/12/3583/%e7%ac%ac6%e5%9b%9epda%e9%ab%98%e6%a0%a1%e7%94%9f%e5%8d%b3%e8%88%88%e5%9e%8b%e8%8b%b1%e8%aa%9e%e3%83%87%e3%82%a3%e3%83%99%e3%83%bc%e3%83%88%e5%85%a8%e5%9b%bd%e5%a4%a7%e4%bc%9a2019-12-19-20%e3%80%90/)
★大会パンフレット:pda6thzenkoku_Pamphlet.pdf ← クリックしてください。
★大会報告書:201220-6thPDA-national-competition-high-school-report (1).pdf ← クリックしてください。
〔大会詳細〕
◎予選ラウンド1: VS 県立浦和高校(埼玉県) 〔負け〕
論題: Wearing a mask should be mandatory.
(マスクの着用を義務化すべきである。)
◎予選ラウンド2: VS 栄光学園(神奈川県) 〔勝ち〕
論題: The media should not report on suicide.
(メディアは自殺のニュースを報道すべきではない。)
◎予選ラウンド3: VS 作新学院(栃木県) 〔勝ち〕
論題: Infertility treatment should be free.
(不妊治療を無償化すべきである。)
◎予選ラウンド4: VS 青森高校(青森県) 〔勝ち〕
論題: Class-size reduction in elementary schools does more good than harm.
(小学校での少人数学級は、害よりも利益をもたらす。)
★準々決勝: VS 佐野高校(栃木県) 〔勝ち〕 ジャッジ5人制で満票勝ち
論題: Tuition fees for university STEM departments should be free.
(大学理系学部の授業料は無償とすべきである。)
★準決勝: VS 聖光学院(神奈川県) 〔負け〕 ジャッジ5人制で満票負け
論題:Prevention of COVID-19 should be prioritized over boosting economy in developong countries.
(発展途上国において、経済よりも新型コロナウイルス感染症対策を優先すべきである。)
★3位決定戦: VS 神戸大学附属中等教育学校(兵庫県) 〔負け〕 ジャッジ7人制で3-4で負け。惜敗!
論題:Japan should introduce a basic income.
(日本は、ベーシックインカムを導入すべきである。)
全国4位!快挙!石田、ジョーンズ、中川 | 世界交流大会まであと1歩。臥薪嘗胆! |
即興型英語ディベート「世界大会」 JAPAN BP 参加報告
パーラメンタリー英語ディベート世界大会 JAPAN BP 参加報告
11月28日(土)、29日(日)にオンライン上で開催されたJAPAN BPに本校English Debating Societyの石田汐璃と中川遥登の2名が参加しました。JAPAN BPはBritish Parliamentスタイルの即興型英語ディベートで、社会人や大学生の日本中のトップ・ディベーターが参加していたり、他国のチームも参加しました。生徒にとっては、これまでで一番ハイレベルな相手との対戦となったようで、生徒にとっては日本のトップレベルのディベーターとの差、世界との差を体感できた良い経験になったと思います。論題も非常に難しく、結果は非常に厳しいものでしたが、他国のディベーターや日本のトップ・オヴ・トップのディベーターとラウンドができたことは、今月開催されるPDAの全国大会、HEnDAの全国大会に向けての課題の洗い出しにとても良い時間となりました。今後も、「常に前向き」に世界に挑戦できる機会を見つけて、積極的に挑んでいこうと思っております。徳島の英語教育、国際理解教育を私たちが常にリードしていくために「誰もしたことのないことへの挑戦」をテーマに今後も精進していきます。応援よろしくお願いいたします。
〔ラウンド1〕4位
This House Supports the rise of virtual influencers.
(政府はバーチャルなインフルエンサーの出現をサポートすべきか)
〔ラウンド2〕4位
This House Would mandate property developers to build low-cost housing proximate to thier high-end construction projects.
(政府は不動産関係者に高所得者向け住宅計画地の隣に低コスト住宅を建てるよう命じるべきだ)
〔ラウンド3〕4位
This House Prefers the characterisation of politics as a "career", instead of "social/public service".
(政府は政治を、「社会的・公的なサービス」ではなく、「職業 / キャリア」として特徴づけることを良しとすべきだ。)
〔ラウンド4〕3位
This House Believes That minority religions in the West should strongly encourage thier congregations to refrain from public display of thier faith.
(西洋のマイナーな宗教は、彼らの信仰を公衆の前で示すこと(集会を開く)を控えようとすべきだ、と政府は考えるべきである。)