2024年12月の記事一覧
準備型英語ディベート全国大会出場報告
第19回
全国高校生英語ディベート大会 in 岡山
(HEnDA 2024) 参加報告
結果: 19 位 / 64チーム中
12月21日(土)〜22日(日)に岡山大学で開催された第19回全国高校生英語ディベート大会 in 岡山に、英会話部 English Debating Societyの古川萌々(5年生)、谷野未來(5年生)、長尾橙和(5年生)、櫛渕未來(4年生)、岡田奈々(4年生)、堤彩花(4年生)の6名が徳島県代表として参加してきました。
今年度の論題は、次の通りで、この論題について4月から約8ヶ月間調査、研究し、論を作って大会に臨みました。
Resolved: That the Japanese government should abolish all nuclear power plants in Japan.
(日本政府は、原子力発電所を全て廃止すべきである。是か非か。)
今年は、対戦相手に恵まれ、各地域を代表する有力校とたくさん対戦させていただきました。優勝候補の川越女子さんとも対戦することもでき、しっかりと真正面から戦うことができ、生徒の成長を感じることができました。結果は、自分たちの目標とする10位入賞にはあと1勝足りませんでしたが、2勝3分1敗と健闘してくれました。
城ノ内は準備型ではなかなか全国上位に食い込めないと言われていますが、予選を半分終了した時点で、全体の5位まで順位を上げ、参加したジャッジや関係の先生を驚かせる活躍をしてくれました。この大会を通して、英語運用能力の課題を各自がジャッジの先生からのコメントを通して気づくことができたのは大きな収穫でした。また自分たちが作った「論」が全国レベルでもある程度戦えると分かった点は大きな自信にもなりました。
城ノ内は「ディベートが上手くなっている」と高校生ディベート日本代表コーチの先生に褒めていただいた温かい言葉を大切に今後も努力を重ねていきます。
また、遠路はるばる横田校長先生も応援に岡山大学まで駆けつけてくださり、3試合も帯同してくださりました。校長先生からの応援は私たちの大きなエネルギーになりました!
今週は、パーラメンタリーディベートの全国大会が東京大学で開催されるので、そこでは目標の全国優勝を目指して、頑張ってきます。私たちの活躍を期待していてください。
◎結果詳細 2勝3分1敗
⚪︎ラウンド1: VS 創価高(東京都) 【引き分け】 (城ノ内:否定側)
⚪︎ラウンド2: VS 鶴丸高(鹿児島県) 【勝ち】 (城ノ内:肯定側)
⚪︎ラウンド3: VS 長野高(長野県) 【勝ち】 (城ノ内:否定側)
⚪︎ラウンド4: VS 川越女子高(埼玉県) 【負け】 (城ノ内:肯定側)
⚪︎ラウンド5: VS 岡山朝日高(岡山県) 【引き分け】 (城ノ内:肯定側)
⚪︎ラウンド6: VS 広島市立舟入高(広島県) 【引き分け】 (城ノ内:否定側)
祝!英検1級合格!!
祝!!
実用英語技能検定1級合格
古川 萌々(5年生)
2024年度第2回英検において、5年生の古川萌々さんが英検1級に見事合格することができました。古川さんは、日頃の授業を大切にしながら、放課後の英語ディベート活動や自学自習を徹底的に行い、英語運用能力を磨いてきた努力の人であります。また今年度1学期には笹川平和財団からのサポートをいただきアメリカでの研修に参加したことやシドニー大学での語学研修も良い影響を与えてくれたようです。
また古川さんは、授業の課題は誰よりも熱心に意欲的に行い、英単語や英語表現等のインプットを積み重ねるだけでなく、CNNやBBC等の海外のニュース、またThe New York Times等の英字新聞記事を自主的に多読多聴を繰り返し、適切にアウトプットの時間も主体的に持っている点は、部活動の顧問や英語科教員から非常に高く評価されています。
加えて、英語ディベートの世界大会等の動画を見ながら、自らの思考をブラッシュアップさせ、経済、政治、法律、科学、各種社会問題等についてのロジックを自らの思考の中に構築していることで、英語ディベーターとしても非常に活躍しており、本校の英語ディベートチームの卒業生、在学生の中でも1、2を争う素晴らしい人物に成長しております。
今後さらに英語運用能力、批判的思考力、論理的思考力を高め、将来の夢の実現に向けて、努力してくれると思います。努力の継続の大切さを体現してくれ、多くの後輩だけでなく英語教員に対しても良きロールモデルとなっております。今後の古川さんの活躍を期待しておいてください。
また、2024年12月現在の本校の英検1級合格者は、6年生に合格者1名と1次合格者1名、5年生の古川さんと、1次合格者を含めると3名にのぼり、非常に優秀な成果を上げております。今後の本校の英語教育についても、ご期待いただければ幸いです。徳島県の英語教育のリーダー校としての自覚を持ち、生徒が主体的、意欲的に学ぶことのできる授業や環境を提供していきます。