百人一首部 活動の様子
百人一首部 ゴジカル!に出演
1月17日(火),四国放送の「ゴジカル!ブカツの星」に出演させていただきました。生放送ということで緊張しましたが,貴重な体験ができました。これからも部員一同,日々の練習に励み、レベルアップしていきたいと思います。四国放送の戸谷光アナウンサーを始め,番組スタッフの皆様ありがとうございました。
県中文祭百人一首競技かるた大会結果
11月12日(土)に第6回徳島県中学生小倉百人一首競技かるた大会が,あわぎんホールで開催されました。県内の中学生28名が参加し,トーナメント形式で5回戦が行われました。
本校からは,1年生8名,2年生2名,3年生4名が参加しました。結果は,次の通りです。1年生が健闘してくれました。これからも日々の練習を頑張ってきたいと思います。応援よろしくお願いします。
優 勝 古川 ひまわり(1年生)
準優勝 岡 千景 (1年生)
第3位 岡本 大河 (1年生) 井原 もも(1年生)
県高文祭小倉百人一首かるた部門結果
第41回県高等学校総合文化祭小倉百人一首部門が,10月29日(土)・30日(日)にあわぎんホールで開催された。この大会は来年度に行われる全国総合文化祭・鹿児島大会の予選も兼ねており,上位3名が県代表に選出される。全52名が参加し,トーナメントの6回戦行われた。本校からは,4年松本,山本,5年高橋,河野,鳥居,森次,山上の7名が参加した。
初日は3回戦までが行われ,ベスト8が二日目に3回戦を行い順位を決定する。1回戦は,抽選で松本,山本,鳥居,森次が出場し,残りの3名は不戦勝となった。結果は,森次が13枚差,鳥居が8枚差で敗れ,山本が8枚差,松本が3枚差で勝ち上がった。2回戦は,不戦勝の3名と4年の2名が出場した。山上が20枚差,高橋が19枚差で勝ち,松本が12枚差で城東主将に敗れ,河野11枚差,山本は運命戦で勝ち上がった。初日最後の3回戦は山本,高橋,河野,山上の4名が出場した。勝てば明日のベスト8に進むことができる。一つの目標となる試合である。高橋が早々に19枚差で勝ち順調なスタートとなった。しかし,河野が城南参段に19枚差で敗れ,山本が13枚差,山上が5枚差で敗れ,結果二日目に残ったのは,主将の高橋のみとなった。
二日目の4回戦はベスト8の戦い。高橋は,序盤からリードをしているが相手に粘られ我慢比べの状態が続く。最後は突き放して2枚差の苦しい勝利となった。5回戦はベスト4の戦い。ここで勝てば県代表となる。高橋以外はこれまで県代表になったことのある3人である。弐段の高橋は河野が敗れた城南参段との試合となった。序盤からミスが多く,合間に良い取りも入るが終始押され放しである。何とか終盤粘りを見せて7枚差の負けとなった。本日最後は,3位決定戦。5回戦で運命戦を落とした相手に終始リードで試合を進める。危ないところもなく5枚差で勝ちきって3位となった。
今大会,県代表になった高橋は,全体的にミスも多く,勢いのある素早い自分の取りができなかった。結果に満足せず,研鑽を積んでチームをリードする存在となってほしい。また,他の6人もどのような相手にも負けず,自分の取りを試合で出せるよう練習に励み,早く高橋に続く存在となってほしい。あと約半年で団体戦となる。負けない城ノ内のチーム作りが急務である。
全国総文祭小倉百人一首かるた部門東京大会の結果
コロナ禍で開催が危ぶまれたが,第46回全国高等学校総合文化祭小倉百人一首かるた部門が7月31日から8月2日の間,東京の墨田区総合体育館で無事開催された。昨年の和歌山大会は3名での団体戦であったが,今年はこれまでの5名での団体戦となった。ただ声援やかけ声など,団体戦で行われる声を出す行為は禁止されている。徳島県チームは,城東高校3名,城南高校1名,城北高校1名と本校6年生の陶久,瀬山,谷居の3名が六将,七将,八将で参加した。予選はリーグ戦3回戦を行い,決勝は16チームによるトーナメント戦である。開会式後抽選が行われ,明日の対戦は,1回戦兵庫県,2回戦群馬県,3回戦長野県となった。どの県も手強く簡単に勝てる相手ではない。特に群馬県は優勝も狙えるチームである。初日の晩,作戦を練り明日に備えた。
1回戦は,主将から五将で臨んだ。初戦は勝って勢いに乗りたい。ただ相手も同じ考えである。対戦は主将対決,副将は三将,三将は四将,四将は副将,五将対決となった。ほぼ互角の戦いで,主将から三将が鍵を握る対戦となった。試合は,徐々に兵庫県が優位になる展開となった。終盤にさしかかる所で,主将が12枚差で敗れ,続いて副将が10枚差で敗れた。追い詰められた所で三将が7枚差で敗れ,敗戦となった。少しでも勝ち数を取っておきたいと思う中,四将と五将が健闘していたが,五将が2枚差で敗れ,四将は運命戦の末,勝利した。結果1対4の敗戦であったが,四将の健闘で全敗は免れた。
2回戦は,群馬県戦。三将を休ませ,七将瀬山で挑んだ。格上相手にどのような対戦ができるか楽しみである。主将が三将,副将が七将,四将が主将,五将が副将,七将瀬山が六将対決となった。序盤から群馬県優位の試合となった。その中でも瀬山が自分の持ち味を活かし,攻撃の手を緩めない。お手つきの数も普段より少なく好調さが見てとれる。中盤から試合が動き,主将21枚差,四将17枚差,副将と五将が15枚差で敗れた。瀬山はそのまま自分のペースを貫き10枚差で勝ちきった。結果1対4の敗戦となった。
3回戦は,主将から三将,六将陶久,八将谷居で臨んだ。相手は主将が七将,副将が四将,三将が五将,六将陶久が主将,八将谷居が六将となり,今回も主将から三将が勝負の鍵を握る対戦となった。ほぼ互角の戦いで始まり,中盤を過ぎてやや長野県が優位と見られた。主将相手となった陶久は粘りが求められる試合であるが,自分の取りをしながら懸命に耐えている。一方谷居は無駄な動きも少なく着実に取りを重ねていた。終盤にさしかかる所で,谷居が13枚差で勝ち,陶久は12枚差で敗れた。1対1となったが,苦しいところで3人は粘っている。主将も相手が後1枚というところで粘ったが,7枚差で敗れた。追い詰められた所,副将も主将同様粘ったが耐えきれず4枚差で敗れ,三将が2枚差で勝ちきった。2対3の敗戦となり,勝ち点0のリーグ4位で終えた。1位は勝ち点3の群馬県,2位は勝ち点2で長野県,3位は勝ち点1の兵庫県となった。
本県チームは長野県,兵庫県とは互角に戦える力であったが,初戦を落としたことで,残りの試合に影響を与え,4位という結果になってしまった。また,選手の調子の波が大きく,調子の悪いときにどれだけ安定した力を出せるかが重要であると感じさせられた。県チームが全国で勝つためには,常に自分の取りが安定してできる選手を今後育成していく必要があると実感させられた大会であった。
小倉百人一首かるた県高校選手権大会結果
6月12日に城東高校の柔道場で第十七回徳島県高等学校小倉百人一首かるた選手権大会が開催された。この大会は7月に近江神宮で行われる全国選手権大会の予選を兼ねており,優勝校が代表として選出される大会である。全ての高校のかるた部員は,この大会のために練習に励んできたといって過言ではない。城東・城南・城北・徳島北・鳴門・脇町と本校の7校が参加した。試合は5人の団体戦で3勝以上したチームが勝ちとなる。予選はAブロック4チーム,Bブロック3チームの総当たり戦で,その後それぞれのブロックの1位と2位のクロス戦が行われ,勝ったチームが決勝戦を行う。本校は,Aブロック城東・城南・脇町と同じグループとなり,Bブロックは城北・徳島北・鳴門となった。本校は,主将谷居,副将陶久,三将瀬山,四将高橋,五将河野,六将山上,七将森次,八将山本である。
1回戦城東戦。早速優勝候補との戦いとなった。序盤からこちらのペースにもっていくことで優位に試合を運びたい。主将から四将,六将という布陣で臨んだ。それぞれ相手は,三将・五将・四将・副将・主将となり,本校に良い当たりとなった。四将までの4人のうち3勝を取りたいと思いながら試合が開始された。序盤から全体的に押され気味であり,なんとか粘るが,終盤にさしかかろうとする時,谷居が11枚差,山上も粘りに粘ったが10枚差で敗れ,陶久が10枚差で勝ち,1対2と試合が動いた。追い詰められたところで,高橋が8枚差で敗れ敗戦。瀬山も序盤から自分のペースに持って行けず5枚差の敗戦となった。
2回戦城南戦。敗戦のショックを引きずってはいけない一戦。主将から五将で臨み,相手はそれぞれ順に副将・五将・四将・三将・主将となった。6年3人に勝ってほしい一戦であったが,瀬山が16枚差で敗戦。10枚差で陶久が勝ち,河野が負け,1対2で追い詰められた。終盤このままもつれるかというところで,6枚差高橋,5枚差谷居が勝ち,逆転の3対2で望みを残した。
3回戦脇町戦。主将・三将・四将・六将・八将で臨み,五将・主将・四将・三将・副将との対戦となった。中盤に山上21枚差,谷居20枚差で勝ち,続いて高橋14枚差,瀬山10枚差で勝った。山本は運命戦までもつれ込んだが,勝利。5対0の完勝となった。結果,Aグループ2位通過で次はBグループの1位との対戦。
城北戦。ここで勝って決勝で再度城東と戦いたいと思いながら,主将から五将で挑んだ。当たりは,四将・主将・五将・三将・副将となった。6年3人で2勝,5年2人で1勝とれればと思う中試合が始まった。谷居と河野が押され気味で,13枚差で河野,10枚差で谷居が敗れた。後3人が勝たなければという状況に追い込まれた。しかし7枚差のところで高橋は勝ったが,陶久が負け,敗戦が決定した。瀬山は3枚差で勝ったが,2対3という結果に終わった。
3位決定戦徳島北戦。主将から三将,七将・八将で臨んだ。対戦はそれぞれ八将・五将・主将・副将・四将となった。敗戦のショックはあるが,頑張ってほしいと思う中,谷居が19枚差で勝ち。その他の4人は接戦となっている。10枚を切った時点で勝負はつかず,先ず山本が8枚差,森次が7枚差で敗れた。続いて瀬山が6枚差,陶久が5枚差で勝ち,3対2で3位が確定した。最後の力を振り絞って取った3位となった。
今年の団体戦は,城東,城北とどう戦うかであったが,2校に対して,ともに負けてしまった。力の差はある程度詰めることができたが,層の厚さや対戦の当たりによっての結果であろう。6年生の3人はこの3年間,特にこの3ヶ月間は団体戦優勝を目指してよく頑張ってくれた。この姿を後輩は忘れないでほしい。来年はもっと厳しい戦いが予想される。
小倉百人一首かるた四国地区大会結果
6月11日に香川県高松市興正寺別院で第27回全国高等学校文化連盟小倉百人一首かるた四国地区大会が開催された。徳島県チームは,城東高校,城南高校,城北高校と本校6年生の陶久,瀬山,谷居の3名が六将,七将,八将で参加した。この大会で優勝すると3月に東京で開催される全国グランプリの出場権を得ることができる。抽選の結果,高知県,愛媛県,香川県の順で対戦することとなった。
第1試合高知県戦。本県は主将・副将・四将・七将瀬山・八将谷居で臨んだ。対戦相手は,それぞれ八将・五将・七将・主将・副将と当たることとなった。序盤から中盤にかけては本県がやや優勢であるが,初戦ということもあるのか,試合が動かないまま終盤になろうとしていた。そこで主将が18枚差で1勝目を手にした。それでもなかなか後が続かない中,七将瀬山が11枚差で勝ち,四将が9枚差,八将谷居が7枚差で後に続いた。最後副将は,相手に粘られ運命戦となったが勝ちきり,5対0と幸先の良い初戦となった。ただ例年の高知とは違い格段に個々のレベルが上がっていることを感じさせられた一戦であった。愛媛県対香川県は,4対1という結果であった。
第2試合愛媛県戦。ここで勝たなければ,優勝が難しくなる。本県は主将から五将で臨んだ。相手はそれぞれ主将・三将・六将・五将・八将となり,主将対決以外は,昇順が下の相手と当たることになった。愛媛県優勢で試合が運んだ。粘ろうとはしているが,力が及ばない。そのような中,15枚差で主将と三将が敗れ,続いて四将が12枚差で敗れた。副将も7枚差で敗れたが,五将が意地を見せ5枚差で勝ち,結果1対4の敗戦となった。高知県対香川県は,終盤熱戦の末,3対2で高知県が勝利した。
第3試合は香川県戦。ここで勝っても愛媛県が敗れないと優勝はない。本県は主将・副将・三将・六将陶久・八将谷居で臨んだ。それぞれ四将・副将・六将・三将・主将と当たることとなった。香川県の主将と副将は今大会唯一の三段である。先ず試合が動いたのは,主将が18枚差で勝ち1勝目。続いて14枚差で相手の主将と副将に当たった副将と八将谷居が敗れ,六将陶久が勝ち,2対2のイーブンとなった。終盤三将が8枚差で勝ち,3対2で勝利となった。愛媛県と高知県は5対0で愛媛県が勝ち,優勝愛媛県,準優勝徳島県,第三位高知県,第四位香川県となった。四国四県の実力差がそれほどないことを感じさせられた大会であった。
全国総文祭小倉百人一首かるた最終予選の結果
5月28日(土)城東高校柔道場で第46回全国高等学校総合文化祭小倉百人一首かるた部門県代表選手選考大会が開催された。本大会は,県代表8名の内,最後の3名を選ぶ大会である。これまでの大会で,本校は県代表には選ばれていない。本校からは,4年松本,山本の2名,5年高橋,河野,鳥居,森次,山上の5名,6年瀬山,陶久,谷居の3名の計10名が参加した。エントリーは県全体で43名で,6回戦が行われた。
1回戦は,11対戦で松本,鳥居,山上,森次,山本が出場した。全員が勝利するかと思われたが,惜しくも鳥居が3枚差で敗れた。森次7枚差,山本4枚差,松本3枚差,山上2枚差で勝利した。3年生相手に山本の健闘が光った1回戦であった。
2回戦は,9名が出場した。勝ち残ったのは,高橋18枚差,谷居15枚差,陶久8枚差,瀬山6枚差の4名。敗れたのは,山本20枚差,松本16枚差,河野14枚差,森次13枚差,山上6枚差であった。瀬山が序盤の不利を終盤巻き返し,粘って勝つことができた。
3回戦ベスト16の戦い。ベスト8に4人残るかと思えたが,高橋が最後の最後で2枚差の負け。瀬山は22枚差,谷居,陶久は12枚差で勝ち上がった。
4回戦。ここからは,実力差はあまりないベスト8の戦い。谷居13枚差,陶久11枚差,瀬山7枚差で強敵相手に勝ち残った。
5回戦は準決勝。4名中3名が本校生のため,同校対決となった陶久と谷居の試合は12枚差で陶久が勝利した。一方瀬山は激戦を制して4枚差で勝利。陶久と瀬山の代表入りが内定した。
6回戦の決勝戦は,これも激戦となったが,陶久が瀬山に2枚差で勝ち優勝となった。一方谷居は,なんとか最後の力を振り絞って5枚差で勝利。谷居も代表入りが確定した。本校の6年生の3人は,全体を通して安定した試合運びで,最後に意地を見せてくれた。結果3人揃って高校での部活動の最後を全国総文祭で飾ることができるようになった。二週間後の団体戦でも,自分のペースで試合を運び1枚1枚取りを重ねてくれることを期待する。
優勝 陶久真由 準優勝 瀬山 凜 第三位 谷居 楓華
近畿高総文祭小倉百人一首かるた部門の結果
11月20日,21日に近江神宮の勧学館で第41回近畿高等学校総合文化祭小倉百人一首かるた部門が開催された。本校からは主将陶久と四将谷居の2名が参加した。抽選の結果Aブロックは本県と奈良県,福井県,京都府,滋賀県Aと強豪チームとの対戦となった。
1回戦は京都府との対戦。主将,副将と1年生の五将,七将,八将で臨んだ。結果,八将16枚差,主将15枚差,副将14枚差,五将13枚差で立て続けに敗れ,最後は七将が6枚差で敗れ,0対5の敗戦となった。2回戦は試合がなく、続く3回戦は優勝候補の福井県戦。主将から四将と六将の2年生で挑んだ。結果,主将と四将が14枚差,三将と六将が12枚差,副将が9枚差で敗れ,ここでも0対5の敗戦となった。初日は全敗となったが,気持ちを切りかえて2日目に頑張って欲しい。
2日目、4回戦はこれも優勝候補の奈良県との対戦。主将,副将,三将,五将,八将で挑んだ。結果,相手主将と当たった八将が23枚差で敗れ,三将が10枚差で初の勝利となったが,五将9枚差,主将8枚差,副将7枚差で敗れ,1対4の敗戦となった。2年生の3人が勝てば本県にも勝機のある組み合わせとなったが,1勝しかできなかった点が残念であった。5回戦は滋賀県Aチームとの対戦。主将から四将,七将で臨んだ。まず主将相手の四将が15枚差で敗れ,続いて七将が14枚差で敗れ,後がなくなった。後半まで粘ったが主将が6枚差,副将が4枚差で敗れた。三将は4回戦に続いて3枚差で勝利したが,1対4の敗戦となった。ブロックでは勝ち点なしの5位という結果に終わった。順位決定戦は鳥取県との対戦。3回戦と同じ2年生メンバーで臨んだ。序盤から試合を優位に進め,三将が21枚差で勝ち,続いて副将が16枚差,四将が15枚差,六将が12枚差,最後に主将が8枚差で勝ち5対0の勝利となった。結果9位で今大会を終えることとなった。 2日目は15対戦で7勝8敗と健闘した。特に三将は全試合勝ちチームに貢献した。
2日間を通して感じたことは,本県チームはまだまだ県外での対戦に慣れていないことを実感した。どの対戦でも序盤から相手に圧倒されての敗戦となり,実力を出せないままに終わってしまっている。今後さらに練習を重ね,県外チームとの対戦で相手に負けない力をつけて欲しい。
県総文祭小倉百人一首かるた部門の結果
10月30日,31日にあわぎんホールで第40回徳島県高等学校総合文化祭小倉百人一首かるた部門が開催された。本大会は来年東京で開催される全国総文祭の県代表3名を決める大会でもある。県下から59名,うち本校からは8名が参加した。出場選手は5年瀬山,陶久,谷居,4年鳥居,森次,山上,河野,髙橋である。
初日は4試合で3回戦まで行いベスト8を決定する。1回戦は瀬山3枚差,谷居18枚差,陶久18枚差,髙橋24枚差で勝ち,鳥居15枚差,森次13枚差,山上3枚差,河野16枚差で敗れた。瀬山は初段相手に7枚差をひっくり返しての勝利であった。山上も粘ったが最後は力尽き敗戦となった。鳥居,河野の相手は結果ベスト8に勝ち進んだ。2回戦は瀬山,髙橋が21枚差,陶久が16枚差,谷居が14枚差で順調に勝ち上がることができた。3回戦,これを勝てば明日へ進むことができる。陶久と髙橋は初段相手となった。4人とも勝負は最終盤に決まった。2枚差で谷居が勝ち,陶久と髙橋が敗れた。瀬山は今回も頑張り運命戦まで持ち込んだが1枚差での敗戦となった。最終結果で陶久の相手が優勝,髙橋の相手が準優勝となる。
2日目8名で3試合を行い,順位を決定する。4回戦,谷居は鳥居,瀬山を破った相手と対戦となった。序盤から落ち着いた試合運びで終盤突き放し,結果11枚差で勝利となった。5回戦,髙橋を破った相手と対戦。序盤から中盤にかけてややリードの2枚差で試合を進める。このままリードで逃げ切るかと思っていたが、相手が一枚上であった。最終盤の粘り負けで2枚差の敗戦となった。最後の試合は代表をかけた3位決定戦。序盤は相手がやや優勢であったがなんとか粘って五分の展開。中盤から相手の札は取るがお手つきのミスが多く,次第に差が開き最終8枚差で敗戦となった。
谷居は結果4位で惜しくも全総文の代表の座は逃したが,全国グランプリの代表の座は手に入れた。また格上に勝った瀬山,準優勝相手に善戦した髙橋などチームにとって収穫のあった大会であった。
全国高総文祭小倉百人一首かるた部門結果
8月4日(水)から6日(金)和歌山県立体育館で第45回全国高等学校総合文化祭小倉百人一首かるた部門が開催された。昨年の高知大会は開催されず2年ぶりの大会となった。徳島県チームは,城東1名,城北4名,本校生3名の8名で高3が6名,高2が2名である。本校の6年宮本が主将,多田が六将,5年陶久が三将である。今年は感染対策のため例年と異なり3名の団体戦となった。
まず予選リーグは4チームで戦い,各ブロック1位の12チームと2位の上位4チーム合計16チームが決勝トーナメント進出戦を行う。そこで勝った8チームが決勝トーナメントに進む。徳島県は予備抽選で46番目となり,他の参加都道府県がくじを引いた最後の枠に入ることとなった。結果,Jブロックの1,2が栃木県,3が岡山県,4が宮城県となった。
第1回戦は栃木県戦。本県は本校の多田を含む高3の四将から六将で挑むこととした。関東勢は例年決勝トーナメントに多くのチームが残り,徳島県にとっては手強い相手である。また,初戦の重要性も鑑み,3人に勝負を託した。栃木県は主将から三将のオーダーで,本県五将と相手主将,六将多田と三将,本県四将が副将と当たることとなった。まずは相手副将が力の差を見せ四将が19枚差で敗れ,A級の主将相手に粘りを見せたが五将が11枚差で2敗目。多田ももう少しというところまではいくが,追いつかず5枚差で敗れ,0対3の敗戦となった。初戦を1勝も取れず落とす痛い敗戦となった。
第2回戦は岡山県戦。3勝を願って,主将宮本,三将陶久,七将で臨んだ。宮本以外は高2のメンバーである。相手は同じようなオーダーで主将・三将・八将で,陶久が主将と宮本が三将と本県七将が八将と当たることとなった。序盤から相手主将が強さを見せつけ,陶久が徐々に追い込まれ22枚差で敗戦。本県七将が16枚差で敗れ2敗目。宮本は運命戦まで持ち込んだが自陣が出ず3敗。
第3回戦は夏の選手権でもベスト4に入った宮城県チームとの戦い。本県は主将宮本,副将,八将で挑んだ。宮城は四将・五将・七将。まずA級の相手五将と当たった副将は苦戦を強いられ18枚差で敗れた。宮本は四将と本県八将は七将との対戦である。なんとか互角の勝負をしているかのように思えたが,次第に二人とも差をつけられ9枚差で同時に敗戦。0対3での敗戦となった。Jブロック1位は勝ち点3の宮城県,2位は勝ち点2の栃木県,3位は勝ち点1の岡山県,徳島は4位という結果に終わった。勝ち数7の2位栃木県は決勝トーナメント進出戦に残り,ここでも勝ち,決勝トーナメントへと駒を進めた。
今大会は全国との差を感じさせられる大会となった。力の差というよりも経験の差である。大きな舞台でどれだけ自分の力が出せるか。本県チームは自分の力を発揮しきれずに終わってしまった感がある。昨年一年間,ほとんどの大会が開催されず,経験を積むことができなかったことも原因であろう。ただ今回参加したメンバーは,その中で全力を尽くしてくれた。それぞれ悔しさはあるだろうが,その悔しさを味わえたこと,全国という大きな大会を経験できたことは今後の力になる。また,高2の二人がこの大会を経験できたことも大きい。今後もより練習に励み,大きな舞台で活躍する県チームを期待したい。