2020年11月の記事一覧
県高等学校総合文化祭小倉百人一首かるた部門出場
10月31日(土)・11月1日(日)の二日間、あわぎんホールで第39回徳島県高等学校総合文化祭小倉百人一首かるた部門が開催された。約1年ぶりの大会は、県内7校から58名が参加して個人戦のトーナメント方式で行われた。今回の大会は来年の全国高校総合文化祭和歌山大会の県代表3名を決める予選も兼ねた大会である。本校からは4年6名,5年8名の合計14名が参加した。
1回戦はシードの6名を除く52名で行われた。本校からは11名が出場した。4年生の陶久,瀬山,白川と5年生吉岡が敗れたが,陶久,吉岡は惜しくも運命戦で敗れた。2回戦はシードを含め32名。本校から4年生3名と5年生7名が出場した。結果は,格上相手に4年佐々木,5年三原,福原が敗れた。三原は追い詰めたが最後は3枚差で振り切られた。3回戦は1日目最後の試合で,勝てばベスト8。4年生2名と5年生5名が出場した。4年生中野,5年生浅田,川田がここでも格上相手に敗れてしまった。
2日目,残ったのは4年谷居,5年宮本,加藤,多田の4人。ここからは1戦1戦が勝負となる。他校では城東2名,城北2名で本校を含め全員が段持ちである。4回戦宮本は20枚差をつけて勝ったが,他の3人は負けてしまった。多田は3枚差までいったが,試合のペースをつかめず負けてしまった。5回戦宮本は順調に危なげなく18枚差で勝った。順位決定のため戦った,谷居と多田は15枚差で谷居が勝ち,加藤は6枚差で負けてしまった。6回戦,決勝戦は宮本,5位決定戦谷居,7位決定戦は加藤と多田となった。宮本は昨年準決勝で敗った相手との試合となった。また,これまで2連覇した者は2人しかいないという連覇がかかった試合であった。試合は相手のペースを乱すことができず,後手後手に回ってしまった感があり,6枚差での敗戦となってしまった。残念ではあったが,決勝の2人は県代表を引っ張っていくべき選手である。今後とも切磋琢磨して2人とも力をつけ県チームを牽引してほしい。谷居は最後まで粘ったが3枚差で負け6位。多田が7位,加藤が8位という結果となった。
城ノ内としては,もっと上位を狙えたという大会であったが,1年ぶりに試合ができたこと。4年生にとって初めての大会に全員で参加できたこと。練習と大会とは違い,いつもの何倍もの集中力が必要なことを身にしみて感じたこと。残り試合が少ない5年生も,初めて大会に参加した4年生も学んだことはたくさんあり,今回の悔しさを励みに今後の練習に活かしてくれることを期待する。