サッカー部

サッカー部 活動の様子

【前期課程サッカー部】リーグ戦最終節 結果

VS阿南一中 9-0(前半4-0)勝ち点18 2部A2位

 リーグ戦最終節が10月17日(日)本校グラウンドでありました。

 いよいよ3年生の最終戦。3年間の集大成を迎える試合です。

 試合開始。ここ数試合の中で一番動きが重い。気負いか連戦の疲れか。各選手は動き出しをしているが、タイミングが合わないとき、動き直していない。その結果、ボール保持者の選択肢が少なくなり、連携がとれなく集中力が低下。少しずつ得点できるものの、なかなか波に乗れずに前半が終了。

 後半開始。少しずつ選択肢が増えている。その環境を作っているのは、チームメイトを生かそうと頑張る気持ち。自分がボールをとれなくても必死に追いかけ、後ろからずっと声をかけ続け、味方が動いてくれると信じてパスを出し、パスが来ると信じて動き出しを続ける。一人の頑張りが一本の線となり、つながっていく。それぞれの特徴を生かすため、みんなが集中して支え合っている。内容がよくなって試合を終了することができた。

 3年生が毎日積み重ねてきたものが成果として現れた。これを後輩達は体感し、引き継いでいく。城ノ内の「伝統」が積み重なっていく。その伝統を積み重ねてくれた3年生に感謝したい。ありがとう。そしてお疲れ様。

【前期課程サッカー部】リーグ戦結果

VS山川中 2-1(前半0-0)勝ち

 10月16日(土)リーグ戦が本校グラウンドでありました。

 いよいよリーグ戦も残り2戦。3年生にとって前期課程公式戦の区切りがやってくる。3年間積み重ねてきたサッカーの質を少しでも向上させたい。相手の山川中学校は、本年度3回目の対戦。これまで幸運にも勝つことができているが、力を持っている相手。

 試合開始。相手はDFラインを固める布陣で、前線にロングボールを送り込んでくる。ここ数試合、本校は前線からのプレスと中盤での挟み込みが功を奏し、主導権を握れていた。しかし、相手は過去2戦の振り返りから戦い方を研究して臨んできた。相手のロングボールに対して本校のDFラインも中央を中心にはじき返していたが、今日のシステムでは、前線と中盤に足下の技術にたけている選手を配置しているため、ボールは彼らの頭上を越え、チャンスにつながらない。また得点がうまれないことが、はじき返し続けていたDF陣にミスができないプレッシャーを与え、クリアが小さくなったりピンチにつながる。幸いにも失点につながらなかったが、得点を奪えず前半終了。

 ハーフタイムは、前線からのプレスを強めてロングボールを蹴らせないこと、自分と仲間を信じてやり抜くことを伝え、前線にスピードある選手を配置し、後半に臨む。

 後半開始。ロングボールを蹴らせないため前線からプレスをかけ、そのセカンドボールを拾い、徐々にボールと人が動き出している。そして、カウンターからDF裏のスペースに飛び込み、先制に成功。さらに、前線とDFラインがコンパクトな陣形をとり続け、DFの意図あるクリアから相手DF裏のスペースをつき、追加点。非常にレベルが高い内容を見せた。だが、悪いのはここから。勝負を決める3点目が奪えず、ちょっとした隙から失点。残り時間プレッシャーがかかる中、質が高いプレーができなかった。そのまま試合終了。

 試合の締め方に課題を残して最終戦を迎えることになった。全員で声をかけ合って、最終戦を締めくくってほしい。

 

 

【前期課程サッカー部】県リーグ結果

VS富田中 2-1(前半0-0)勝ち

 相手の富田中は今年主要な大会で必ず対戦している。NHK杯準々決勝で敗北、市総体2回戦延長逆転勝ち、1勝1敗で迎えたリーグ戦。諸々の事情があり、メンバー不足の危機、総体で区切りをつけた3年生が戻ってきて、なんとか11人そろった。ありがとう3年生。

 最近の数試合、前線からのプレスが機能し、選手間の距離が一定に保たれているのが好材料。課題はボールを奪ってから遠くの選手をターゲットに前向きの選手が関わっていけるかがカギ。主導権を握って完全勝利を目指したい。

 試合開始。この試合も前線からのプレスが機能。何より久しぶりに参加をしてくれた3年生が生き生きとプレーしている。ほぼ主導権を握ってボールと相手をコントロール。あとは決定機をどれだけたくさん作れるか。しかし、相手も粘り強い。もう一押しできず前半は0-0で折り返す。

 後半開始。前半同様にプレスが機能している。攻め込まれたあと、カウンターから待望の先制点。さらに追加点と理想的な展開。しかし、相手は今年切磋琢磨した富田中。3得点し勝負を決めたいところ。だが、決定機を作るものの3点目はなかなか奪えない。逆にスタミナ切れか足が止まる。富田の猛攻がはじまる。相手はワンツーを巧みに使いながら波状攻撃。ついに失点。さらに富田の猛攻は続く。あー、同点かというところでなんとか体を張って失点を防ぐことができ試合終了。逃げ切ることができた。

 試合内容としては素晴らしい。3年生の区切りが見えてくる中で、この内容で試合を進められたことに胸を張りたい。同時にここ数試合の1・2年生の成長は著しい。チームを支えている。これも3年生のおかげ。これまで3年生が頑張ってきた背中を見て、1・2年生も「いつか自分たちも」と思って努力し続けてきたことが実を結んでいるのではないか。さらに今回復帰してくれた3年生に感謝したい。何よりチームの雰囲気が明るかった。復帰した二人の人柄だろうか。やっぱり3年生は全員そろってこそ最大の力が発揮できる。ありがとう。

 

【前期課程サッカー部】県リーグ戦結果

VSプルミエールB 6-1(前半3-0)勝ち

 前回の悔しい敗戦から気持ちを整理して臨んだリーグ戦。内容が伴っているだけに、勝負へのこだわりを持ちつつ、全員で勝利をつかみ取りたい。

 試合開始。相手の技術は高く、つないでくる。しかし、こちらは前回よりボールを奪おうと気迫がある。前線から積極的にプレスをかけ、守備ラインは高く、相手より先にボールに触れている。プレスを剥がされても粘り強く追いかけて相手を自由にさせない。けが人が出てメンバーが流動的になっているが、初先発やポジションを変更した生徒も必死になって頑張っている。また、何よりも周りの生徒が声を出してカバーしている。勝負へのこだわりを持てている。これがすぐに成果へとつながる。先制点に続いて追加点。前半終了間際には勝負をたぐり寄せる3点目を奪い、前半終了。

 さらに後半は主導権を握って相手と試合をコントロールするため、もっと声をかけることを期待して送り出した。後半も前半同様に前線からのプレスを続けている。前回と比べて、ボールに近いエリアだけのプレスではなく、全体の守備の距離が適正。だから奪ってからもサポートがスムーズ。ゴールを向けていなければ、ゴールに向いている味方にパスをする。ゴールを向けているなら後方からその生徒を追い越していく。当たり前に目指すテーマだが、この状態を維持できるのは意識が高く、みんなが動いている証拠。本当によく頑張っている。特に2年生の頑張りが目立つ。頼もしい限りだ。後半も3得点し、終了直前に失点したものの完勝できた。

 前回から時間がなかったのにもかかわらず、内容も勝負のこだわりも納得できる試合。生徒がさらに成長する伸びしろを感じる。この意識を継続させ、さらに成長してほしい。

【前期課程サッカー部】県リーグ戦結果

VS川内中学校 1-2(前半1-1)

 9月23日(祝)リーグ戦が再開されました。

 約一ヶ月半ぶりの公式戦。県総体で力を発揮できず敗退してから取り組んできたことを試合で発揮できるか期待される一戦。

 試合開始。試合の入りは悪くない。視野を確保して中盤ではタッチ数少なく、多くの人数が関わろうとしている。  しかし、もう一つ得点に至る迫力が足りない。それでもその状態を続けて先制に成功。久しぶりの得点に生徒達も安心したのではないか。だが相手も粘り強い。得点を許しても落ち込まず、むしろプレーの質を上げようとエンジンをかけてくる。こちらも本来なら得点の勢いを利用して追加点、さらに勝負を決定する3点目を奪いに行きたいところだが、得点の安心感が「現状維持」に落ち着かせてしまった。さらにちょっとしたミスも絡んで同点に追いつかれ、ハーフタイムを迎える。

 ハーフタイムでは、「現状維持」からエンジンをかけるため、守備ラインの押し上げを指示。相手にボールを奪われてから攻守の切り替えをスムーズにし、2回3回と連続攻撃を仕掛けたい。

 勝負の後半開始。「現状維持」からエンジンをかけるためベンチからも発破をかける。しかし、相手チームも全員が必死に圧力をかけてくる。こちらもそれに対抗して生徒同士のコーチングから連携を深めたい。だが、守備ラインを押し上げるものの相手より先にセカンドボールを回収できない。足が止まり始めた矢先、攻守の切り替えが遅く、相手の突破を許し、逆転される。こちらも必死に同点にすべく、チャンスを作る。けど決めきれない。もう一歩あと少しの粘りや気迫が足りない。このままタイムアップ。

 練習で取り組んできたことができはじめていただけに残念な敗戦となった。真剣勝負から遠ざかっていたことが、勝負へのこだわりを忘れてしまうことにつながったのか。次戦は全員でその気持ちを持って勝ちをたぐり寄せたい。