2024年3月の記事一覧
英語ディベートHPDU四国九州オープン参加報告
即興型英語ディベート
HPDU四国九州オープン
参加報告
祝!! Johnouchi A 【後期生】
オープンカテゴリー(カテゴリー1)ベスト8!
祝!! Johnouchi C【前期生】
四国・九州カテゴリー(カテゴリー3)準優勝!
3月9日(土)~10日(日)にオンラインで開催されたHPDU四国九州オープン2024(SKO2024)に本校English Debating Societyから3チームが出場しました。四国九州地区以外から非常に多く参加してくださり、とても盛大な大会となりました。この大会は、ディベートした後、その論題のテーマの専門家の大学の先生方から専門的なレクチャーを受けることもでき、有意義な教育的大会で、生徒は大きな学びを得ることができました。
そのうち、Johnouchi A 【堤遥菜(5年生)、古川萌々(4年生)、長尾橙和(4年生)】がオープンカテゴリー(カテゴリー1)ベスト8、Johnouchi C【岡田奈々、櫛渕未來、堤彩花(全て3年生)】が四国・九州カテゴリー(カテゴリー3)準優勝という成果を上げてくれました。
前期・後期両方、非常に頑張ってくれました。しかし、Aチームは、優勝を目指してきましたが、なかなか優勝までの道のりは遠かったです。今月末にHPDU連盟杯(全国大会)が控えるので、それに向けてとても良い経験になりました。今週末に控える世界大会(マレーシア)でも連盟杯に向けての経験を積んでもらいたいと思います。
また、Cは、今週末にPDAの中学生大会が控えます。それに向けて、非常に良い経験になりました。8日にスキー研修から戻ってきて翌日の大会参加でしたが、非常にチームワーク良くスピーチができていました。中学生大会優勝を目標に努力してくれると思います。高校生相手でもひるまず、トライする初々しい姿にとても感銘を受けました。準優勝という成果に自信を持って、中学生大会に臨めるでしょう。
Bチームは、1年生も初めて参加し、6年生と4年生にサポートしてもらいながら、大会に挑戦しました。先輩から後輩へバトンが渡される微笑ましい光景でした。結果は、厳しいものでしたが、1年生からこのレベルの大会に出場できた経験は今後に大きく活きると考えます。
今週、来週と熱いディベートウィークになりますが、チーム一丸となって、高校、中学両方での日本一を目指します。
引き続き、熱い応援よろしくお願いします。
【詳細】
◎Aチーム:予選 3勝1敗 オープンカテゴリー8位で同予選突破 準々決勝で敗退
◎Bチーム:予選敗退
◎Cチーム:予選 2勝2敗 四国・九州カテゴリー2位で同予選突破 四国九州オープン決勝で敗退(準優勝)
[論題]
◎予選R1:THBT parents should have the right to censor their children's SNS.
[親は子どものSNSを検閲する権利を持つべきか。]
◎予選R2:THBT public engagement should be mandatory for scientific research of a certain scale.
[一定規模の科学研究には、パブリック・エンゲージメント(市民参加)を義務付けるべきか。]
◎予選R3:In the initial phase following a disaster, THW ban all forms of volunteer support for the affected areas from the private sector, including both individuals and organizations. *For the purpose of the debate, volunteer support does not include monetary donations and financial contributions.
[災害発生後の初期段階において、個人・団体を問わず、民間セクターによる被災地へのあらゆる形態のボランティ
ア支援を禁止すべきか。 ただし、議論の趣旨から、ボランティア支援には金銭的な寄付や拠出金は含まない。]
◎予選R4:THBT animal rights activists should prioritize campaigning for improving conditions for farmed animals rather than eliminating animal products.
[動物愛護活動家は、畜産物をなくすことよりも、むしろ養殖動物の環境を改善するためのキャンペーンを優先すべきか。]
◎オープン準々決勝 ならびに、四国九州カテゴリー準決勝:During times of crisis, THBT financial assistance from the government, does more harm than good.
(This includes but is not limited to the ”北陸応援割” and "Go To Travel" in Japan; the Bayanihan Program in the Philippines, which provides subsidies to those affected by the COVID-19 pandemic; and the American Recovery and Reinvestment Act (ARRA) in the US, which is an economic stimulus package to provide financial help during the economic recession in 2008.)
[危機的状況にある時、政府からの財政援助は、益となるよりも害となるか。但し、これには、日本の「北陸応援
割」や「Go To Travel」、フィリピンのバヤニハン・プログラム(COVID-19パンデミックの被災者に補助金を支給)、
アメリカのアメリカ復興・再投資法(ARRA)などが含まれるが、これらに限定されるものではない)。]
◎オープン準決勝ならびに、四国九州カテゴリー決勝:TH, as liberal democratic countries, opposes EBPM.
* Evidence-Based Policy Making (EBPM) is an approach to policy formulation that relies on objective evidence, such as statistical data and scientific research, rather than specific case studies or experiences. This process emphasizes the efficient use of budgets, the optimization of implementation strategies, and the clarification of expected social outcomes. EBPM aims to enhance the effectiveness of policies, prevent the wasteful use of resources, and produce better social results.
(自由民主主義国としてEBPMに反対するべきか。
注記:エビデンスに基づく政策立案(EBPM:Evidence-Based Policy Making)とは、具体的な事例や経験ではなく、統計データや科学的調査などの客観的なエビデンスに依拠した政策立案のアプローチである。このプロセスでは、予算の効率的な使用、実施戦略の最適化、期待される社会的成果の明確化が重視される。EBPMの目的は、政策の効果を高め、資源の無駄遣いを防ぎ、より良い社会的成果を生み出すことである。)