英会話部

2020年11月の記事一覧

初!第10回全国中学生英語ディベート大会参加報告!

第10回全国中学生英語ディベート大会参加報告

 

 11月22日(日)にオンライン上で実施された第10回全国中学生英語ディベート大会に、中等教育学校前期生チーム(中3生3名、中1生1名)が初めて参加しました。おそらく徳島県初の出場となることもあり、生徒たちは徳島県を代表する気持ちで参加してくれました。

 今回は準備型で、3ラウンド目以外は、同じテーマ "All secondary schools in Japan should abolish school uniforms."(日本の全ての初等中等教育の生徒および児童の制服を禁止する。)ラウンド3のみ、即興の要素を入れたラウンド(当日テーマが発表され、数十分の準備時間ののちディベートをする形)で、テーマが "All secondary schools in Japan should teach drama as a school subject.(日本の全ての初等中等教育の生徒および児童は授業として演劇を学ぶべきだ。)でした。

 参加校は、日本全国の有名私学中が多く参加しており、どこまで自分たちのディベート力が通用するのか楽しみな大会でした。今回は準備型ということもあり、参加した生徒にとっては初めての準備型ディベートで、準備には非常に苦労しました。チームメイトとしっかりと議論したり、ともに調査したりと、準備過程でチームの輪をより強くすることができました。また、日頃はPDAの即興型ディベートの活動をメインで行っていることもあり、論理の組み立ては非常に素晴らしいものがありました。12月に準備型英語ディベート全国大会に参加する本校高校生チームから準備型ディベートのコツを助言してもらう等、中高の連携も図りながら、大会当日を迎えることができました。

 結果は、1勝3敗でしたが、全国大会で初の「1勝」をすることができ、大きな成果を出してくれました。また、2ラウンド目には、今大会の優勝校で、本校高校チームが目指しているチーム、渋谷教育学園渋谷校の中学生チームと戦うことができました。ジャッジからも、前向きなコメントをいただき、生徒は非常に健闘してくれました。非常に素晴らしいディベートでした。

 今年度から、本校中等前期では、有志で放課後、英語ディベートのトレーニングを行ってきました。まさしく0からのスタートでしたが、生徒、教員、そして、高校の先輩と同じ方向を向いて、1歩1歩進んで来ております。生徒、教員がチャレンジ精神をともに持ち、中高連携しながら積極的に活動に取り組む、これは、本校中等前期の大きな魅力の一つです。

 次は、春にある即興型の全国大会への出場を目標に、中等前期生チームは「生徒・教員一丸」となり、日々トレーニングをしていきます。

 

(参加校)

品川女子学院中等部、栄光学園中学校、千代田区立九段中等教育学校、洗足学園中学高等学校、宇都宮東高等学校附属中学校、神戸大学附属中等教育学校、大妻中野中学校高等学校、南山中学校女子部、筑波大学附属駒場中学校、渋谷教育学園渋谷中学高等学校、広島学院中学校、湘南白百合学園中学校、渋谷教育学園幕張中学校、福井県立高志中学校、福井大学教育学部附属義務教育学校、聖光学院、翔凜中学校、広尾学園中学校、さいたま市立大宮国際中等教育学校、徳島県立城ノ内中等教育学校、江戸川学園取手中学校、静岡県立浜松西高等学校中等部、さいたま市立浦和中学校、東洋大附属牛久中学校 等

 

 (本校対戦成績) 勝3敗

【ラウンド1】 VS 東洋大学附属牛久中  【勝ち】 

【ラウンド2】 VS 渋谷教育学園渋谷中  【負け】

【ラウンド3】 VS 広島学院中      【負け】

【ラウンド4】 VS 高志中        【負け】

 

 

 

 

高校生即興型英語ディベート 新芽杯 参加報告

高校生英語即興型ディベート新芽杯参加報告

 

 11月15日(日)にオンラインにて実施された一般社団法人日本高校生パーラメンタリーディベート連盟(HPDU)の新緑杯(新人ディベート大会)に本校English Debating Societyの3名〔河井勇大(高2生)、松浦有芙(高1生)、横畠惺(高1生)〕が参加しました。今回は、ディベート歴が1年未満の生徒がメインの大会でしたが、全体的には非常にレベルが高く、素晴らしいディベートが各所で展開されていました。本校チームも各主張、またそのプロセスや帰結先を明確にしたディベートができており、著しい成長が見られました。結果としては、2勝1敗で、残念ながら26チーム中、6位で、5位入賞までは届きませんでした。5位とは本当に僅差でしたし、全国相手に2勝でき、とても有意義な大会となりました。

  

《ラウンド結果詳細》

【ラウンド1】 VS 創価高校 (勝ち)                                                                                                                                                               

(議題)This house would ban eating contests. (本院は、大食い・早食い大会は禁止すべきだ)

【ラウンド2】 VS 旭丘高校 (負け)

(議題)This house believes that holding a gorgeous wedding ceremony is better than holding a simple one.

   (本院は、豪華な結婚式を催すのは、素朴な結婚式を催すより良いと信じる。)

【ラウンド3】 VS 宇都宮東高校 (勝ち)

(議題)This house believes that criminal trials should be publicly broadcasted on TV and other media (like YouTube).

   (本院は、刑事裁判はテレビそして他のメディア媒体(例えばYouTube)で公に放送されるべきと信じる。)

中等前期・英語ディベート練習試合報告(VS栄光学園中学)

中等前期・英語ディベート練習試合報告

(VS 栄光学園中学〔神奈川県〕)

 

11月8日(日)にオンラインのZoomを活用し、本校中等前期生英語ディベートチームは神奈川県の「横浜男子御三家」の1つと名高い栄光学園中学と即興型英語ディベートの練習試合をさせていただきました。

栄光学園中学は、今年3月に開催されたPDA中学生全国大会で優勝されており、今回、日本一のチームの胸を借りさせていただきました。結果は、本校の2敗でしたが、日本一のチームと試合をする中で、自分たちの課題を明確にできました。今月末のHEnDA(準備型)の中学生大会、3月のPDA中学生大会に向け、より一層頑張ってくれるでしょう!

今回は、城ノ内高と栄光学園高とのつながりを上手く活用し、このような機会を持つことができました。このように本校は、高校が持つパイプを有効活用し、中等前期と高校の縦の接続、またはその横の接続ができる利点があります。この利点を今後も有効活用していきます。

高校で昨年度始めた即興型英語ディベートが中等前期生にも良い波及効果が生まれ、学校全体で少しずつ英語ディベートの輪が広がっております。これを県内の中学校にも少しずつ広められれば幸いです。

英語に興味がある小学生の皆さん、是非、徳島県の英語教育、国際交流の中心」城ノ内中等教育学校で一緒に英語ディベートしてみませんか? 中等後期生になった時に一緒に世界大会で世界と戦い、「世界一」を目指しませんか?

祝!徳島県高校生英語ディベートオンライン大会 優勝!!

 祝!

徳島県英語ディベート

オンライン大会 

優勝

 

11月3日(火)にオンラインのZoom上で実施された第2回徳島県英語ディベートオンライン大会(準備型 HEnDA)にて、本校English Debating Societyのチーム(石田汐璃、河井勇大、黒田智也、ジョーンズ・マリッサ・清子、中川遙登、中野馨:全員高2生)が見事優勝を果たし、12月26、27日に開催されるHEnDA全国大会へ徳島県代表としての出場が決まりました。また、今大会を通してのベストディベーターに中川 遙登(高2生)が選ばれました。

この大会は、昨年度から始まった大会で、今年度は徳島県内から6校参加し、オンライン上で熱戦を繰り広げました。昨年度より一段とレベルが上がり、引き締まった大会になりました。

今年度の議題は、

Resolved: That the Japanese Government should ban production and sales of fossil-fueled cars, including hybrid cars, by 2035. (日本政府は,(ハイブリッド車も含む)化石燃料車の製造と販売を2035年までに禁止すべきである。)

であり、本校チームは、これまでHEnDA全国大会出場に向け、3月から数多くの対外試合をオンライン上で実施してきました。準備型の練習もしっかり行ってきましたが、パーラメンタリー・ディベートをメインに本校English Debating Societyはトレーニングしてきています。その経験も大きく活きたとように思います。本当に生徒たちの大きな成長、特に議論展開力の向上には目を見張るものがありました。

世界大会で勝つには「即興型」と「準備型」の両方ができないといけないという本校チームの師匠の言葉を旨に今後もトレーニングに励んでいきます。

まずは、12月の全国大会での決勝ラウンド進出に向けて、さらなる努力を生徒たちがしてくれるものと思います。全国での活躍を応援よろしくお願いいたします。

   
      全国大会での活躍に意気込む6人    「優勝」の賞状に感無量の6人のディベーターたち
   
  ベストディベーター賞受賞に喜ぶ中川君