百人一首部 活動の様子
全国高文連小倉百人一首かるた四国地区大会の結果
6月8日に香川県高松市総合体育館第2武道場で第29回全国高等学校文化連盟小倉百人一首かるた四国地区大会が開催された。徳島県チームは,城東高校,城南高校,城北高校と本校5年生の坂口が八将で参加した。四将が欠場で7名での戦いとなった。この大会で優勝すると3月に東京で開催される全国グランプリの出場権を得ることができる。抽選の結果,高知県,香川県,愛媛県の順で対戦することとなった。
第1試合高知県戦。本県は主将・副将・三将・五将・八将坂口で臨んだ。対戦相手は,それぞれ三将・八将・六将・副将・五将と当たることとなった。序盤から中盤にかけて本県が優勢に試合を進め、副将が21枚差,八将坂口が19枚差で勝ち2勝。続いて、三将が15枚差,主将が13枚差で4勝を挙げた。五将は2枚差で敗れはしたものの、4対1での勝ち点1を挙げた。愛媛県対香川県は熱戦が繰り広げられたが,結果3対2で愛媛県が勝利した。
第2試合香川県戦。ここで勝たなければ,優勝が難しくなる。本県は主将から六将で臨んだ(四将は欠場)。相手はそれぞれ四将・三将・七将・主将・副将となり,香川県は主将が参段,副将が弐段でその他は初段であった。どちらの県が優勢ということもなく,一進一退の攻防が続いていたが,主将相手の本県五将が15枚差で敗れた。後の4対戦はまだ
攻防が続いていた。終盤に差し掛かり主将・副将が7枚差で勝ち,続いて六将が6枚差で勝った。最終盤三将も2枚差で勝ち,4対1で勝ち点1を挙げた。苦しい戦いではあったが勝つべき人がきちんと勝ち,県チームの強さを見せることができた試合であった。愛媛県対高知県は5対0で愛媛県が勝利した。
第3試合は愛媛県戦。事実上の決勝戦となった。ただ愛媛県は副将が四段,主将・三将・四将が参段,五将から七将が弐段である。本県は主将から三将(弐段)・六将(参段)・七将(初段)で臨んだ。それぞれ副将・四将・三将・六将・主将と当たることとなった。先ず試合が動いたのは,主将相手の七将が20枚差で敗れたところからである。その後中盤から終盤に差し掛かる頃,三将対決で11枚差で敗れ2敗目。追い詰められたところで六将が10枚差で勝ち1対2。副将は逆転で格上を3枚差で破り2勝目。最後主将はA級の相手副将に対し苦戦を強いられながら持ちこたえ,終盤運命戦まで持ち込んだ。結果,2対3で愛媛県の優勝となった。今回の大会で徳島県チームは最後まで優勝の望みをつなぎ粘り強く戦うことができた。主将・副将・六将は安定した戦いができており,他のメンバーもそれに続きたい。
格上相手にも互角,それ以上に戦えたことで岐阜の全総文でも格上相手にどんどんと自分の力を発揮し活躍することを期待する。