給食だより1

お知らせ

11月25日の給食

今日の献立は(ごはん・牛乳・阿波尾鶏のみそ漬け焼き・切り干し大根の煮物・きんぴらごぼう・ツナあえ)です。

先週は阿波牛が登場しましたが、今日の給食には阿波尾鶏の登場です。阿波尾鶏は県南や県西部の豊かな環境で、通常の約2倍の期間をかけて飼育された地鶏です。コクや甘味が多く、歯ごたえが良いのが特徴です。うま味を表す「イノシン酸」の測定をすると、一般に売られている鶏肉よりも高い値となり、科学的にもおいしいと証明されています。今日の「阿波尾鶏のみそ漬け焼き」は東京にある徳島体験型ワークショップ「ターンテーブル」の料理長が考案したレシピを再現しています。うま味たっぷりの地鶏を徳島県産御膳味噌に漬け焼きをして仕上げました。先週配布したレシピ集にも掲載されているので、ぜひみなさんも作ってみてください!

11月17日の献立

今日の献立は(ごはん・牛乳・阿波牛の彩り野菜炒め・大根の梅おかかあえ・五目豆・みかん)です。

今日の給食は徳島県のブランド畜産物「阿波牛」を使った「阿波牛の彩り野菜炒め」です。気候に合わせた温度管理のもと、できるだけストレスを与えない方法で飼育された阿波牛は、きめが細かく、適度にしまった肉質が特徴で、色々なお肉料理で味を楽しむことができます。今日は栄養バランスも考え、野菜もたっぷり摂れるメニューに仕上げました!味はいかがでしたか?

11月15日の給食

今日の献立は(ごはん・はもの青のりフライ・ほうれん草とにんじんのおひたし・かぼちゃの煮物・すだち酢あえ)です。

吉野川下流では、今収穫のピークを迎えた青のりの養殖場がたくさんあるのが見られます。今日の主菜は「はもの青のりフライ」です。使用している「はも」「青のり」はともに徳島県産です。徳島県では「すじ青のり」の養殖が非常に盛んで、全国生産量第一位となっています。徳島県産のすじ青のりは香りや風味がよく、色々な料理やお菓子に使われています。今日の給食のハモも、おいしさがいっそう引き立てられていましたね。

11月4日の給食

今日の献立は(麦ごはん・牛乳・ビビンバ・チヂミ・ブロッコリーのおかかあえ)です。

食育の目標の1つに「各地域の産物、食文化や食に関わる歴史等を理解し、尊重する心をもつ」というのがあります。和食など日本の食文化や地場産物などを理解、尊重するとともに、他の国々の食文化を理解することも大切です。給食では、他の国の料理もしばしば登場します。さて、今日の給食の「ビビンバ」はどこの国の料理か知っていますか?正解は韓国の料理です。ごはんの上に肉や野菜、卵などをのせ、混ぜ合わせて食べる料理です。給食のビビンバはご飯がすすむ人気のメニューです。ただし、韓国で「ビビンバ」というと現地の人には通じないことが多いそうなので気をつけましょう。韓国ではビビムパプと発音するそうですよ。

10月28日の給食

今日の献立は(ごはん・牛乳・野菜と卵の炒め煮・小松菜の磯あえ・徳島県産たこのから揚げ・すだち果汁・小魚アーモンド)です。

たこは世界中でとることができますが、世界で食用にしているのは、日本、イタリア、スペイン、ギリシャだけです。たこといえば瀬戸内産のイメージをもつ人も多いかと思います。明石のたこ焼きは全国でも有名で食べたことのある人もいるかもしれませんね。瀬戸内に隣接した徳島近海でも質の良いたこがとれます。今日のたこのから揚げとすだち果汁は、徳島県の新型コロナウイルス感染症の補助事業でいただいた地場産物で、給食で提供するのは今回が初めてでした。また、野菜と卵の炒め煮も新メニューだったので、教室では、「今日の給食、初めてじゃない~?!」と喜んだ様子が見られました。

10月21日の給食

今日の献立は(ごはん・牛乳・厚揚げと豚肉のみそ煮・きんぴらごぼう・さつまいもの素揚げ・鳴門鯛魚醤味付けのり)です。

みそは日本の伝統的な調味料の一つです。大豆、麹、食塩を混ぜ合わせ、発酵・熟成させて作ります。使用する麹の種類によって、米みそ、麦みそ、豆みそがあります。徳島県では御膳みそという米みそが作られており、全国的にも有名です。今日の厚揚げと豚肉のみそ煮も御前みそを使っています。こんなところにも徳島の味が隠れていたとは驚きですね。

10月11日の給食

今日の献立は(ごはん・牛乳・さわらのねぎソースかけ・大学芋・高野豆腐と野菜の含め煮・すだち酢あえ)です。

給食で使用するさつまいもは一年を通じて徳島県産です。8~9月頃が収穫の最盛期ですが、収穫してから水分がぬけてだんだんと甘味がましてくるので、今頃から冬場が食べ頃です。栄養価をみると、さつまいもは芋類の中で最もビタミンCが多く含まれています。ビタミンCは熱によって壊れやすいのですが、さつまいものビタミンCはでんぷんの作用による壊れにくいのが特徴です。

10月7日の給食

今日の献立は(ごはん・牛乳・豚肉のしょうが焼き・春巻き・小松菜の土佐あえ・梨)です。

今日のデザートは秋が旬の梨です。本校は月に1回程度デザートに果物をつけています。果物には、野菜と同じように、ビタミンやミネラル、食物繊維など、体の調子を整える栄養素が多く含まれています。

一口に梨といっても、たくさんの品種があります。それぞれの特徴があるので、色々な種類を食べ比べしてみるのも面白いですよ。

9月27日の給食

今日の献立は(ごはん・牛乳・鶏肉の照り焼き・小松菜の磯あえ・アスパラとベーコンのソテー・すだち酢あえ)です。

今日の副菜は、すだち酢あえです。徳島県を代表する特産物といえば、すだちですよね。全国の生産量のうち、98%を徳島県で生産しています。さわやかな酸味とかおりが特徴の料理の名脇役です。さて、最近「減塩」という言葉をよく耳にします。料理の塩分を控えると味が薄くて・・・と感じる時は、すだちを絞ったりすりおろしたりすると、すだちの風味のおかげで少ない塩分でもおいしく食べることができます。

9月21日の給食

今日の献立は(ごはん・牛乳・肉じゃが・なすとしめじの炒めもの・エビカツ・だんご汁)です。なすといえば、夏が旬!と思う人も多いかと思いますが、実は9~10月頃収穫される「秋なす」もあります。今日の副菜は秋なすを使った「なすとしめじの炒め物」でした。給食の時間には、栄養教諭がなすについてのミニ給食指導を行いました。また、今日は十五夜です。十五夜は一年のうちで一番月が美しいとされ、奈良時代から「お月見」が行われてきました。お月見では、満月に見立てた団子や、とれたばかりの里芋、果物、それからすすきなどをお供えします。これらのお供えには、秋の実りに感謝する気持ちが込められています。お月見の行事食として今日の汁物は「だんご汁」でした。今夜はあまり天気が良くない予報ですが、雲のすきまから美しい月が見られるといいです。

9月15日の給食

今日の献立は(ごはん・牛乳・なすの麻婆炒め・エビフライ・カレーポテト・わかめスープ)です。

前期課程2年生の国語科では「盆土産」という小説を学習しています。この「盆土産」という物語は、日本が高度経済成長の頃、東京に出稼ぎに行った父親がエビフライを土産に帰省したお盆の話です。当時は家庭用の冷凍庫があまり普及しておらず、冷凍食品の輸送が難しい時代でした。小説中では、初めて食べたエビフライのおいしさに感動する主人公の姿が描かれています。国語科の教員から、「物語に合わせて給食にエビフライを出してくれます」と授業でアナウンスしてもらいました。生徒のみなさんは今日の給食の時間、きっと主人公の気持ちを考えながらエビフライを食べてくれたことでしょう。

 

9月10日の給食

今日の献立は(きなこ揚げパン・牛乳・スパゲティナポリタン・キャベツとツナのソテー・にんじんのグラッセ・フルーツ白玉)です。

今日の給食は人気メニューのきなこ揚げパンでした。本校は月に2回、主食がパンの日があります。パンは委託業者の職人さんが1つ1つ手作りしてくれています。パン作りの経験がある人は分かると思いますが、パンを作るのは、生地をこねたり、発酵させたりと、とても工程が多く、大変な作業です。給食のパンは当日焼きなので、作業は深夜から開始され、時間をかけて一生懸命作ってくれています。焼きあがった後の袋詰めも手作業です。給食のパンは食品添加物を使っていないので、安心して食べることができます。また、地産地消を推進するため、徳島県産の米粉を30%ブレンドしています。通常のコッペパンの他に、くるみパンやチーズパン、黒糖パンなど色々なバリエーションがあります。みなさんのお気に入りのパンは何ですか?

8月31日の給食

今日の献立は(ごはん・牛乳・野菜炒め・わかさぎフリッター・大豆の磯煮・ベビーチーズ)です。

今日から2学期の給食がスタートです。感染症予防に留意して給食時間を過ごしましょう。さて、今日8月31日は語呂合わせで「や(8)さ(3)い(1)の日」です。みなさんは日頃から、野菜をしっかり食べていますか? 今日の給食は野菜をたくさん使った「野菜炒め」です。野菜には、食物繊維やビタミン、ミネラルが多く含まれていて、生活習慣病の予防にも効果があります。ビタミンやミネラルは体の調子を整えてくれますが、そのほとんどが体内で合成することができないので、食事で摂る必要があります。野菜の一日の摂取目標量は350gで、小鉢(小皿)に換算すると5皿分になります。野菜が不足しがちな人は普段の食事に野菜料理+1皿を意識してみましょう。

7月19日の給食

7月19日

今日の献立は(セルフオムライス(チキンライス・卵焼きシート)・かぼちゃグラタン・キャベツの梅肉あえ・蒸し鶏のサラダ)です。

今日は1学期最後の給食でした。最終日は人気メニューのセルフオムライスです。1学期間、楽しい給食の時間は過ごせましたか?明日は終業式、明後日からは夏季休業となります。暑い時は食欲が低下したり、体調を崩しやすかったりします。栄養バランスの良い食事をとり、規則正しい生活を心がけましょう。充実した夏休みを過ごしてくださいね。始業式の日に元気な姿で会えるのを楽しみにしています。

7月13日の給食&給食委員会による放送

今日の献立は(ごはん・牛乳・さわらのねぎソースかけ・小松菜の土佐あえ・ゆでとうもろこし・鉄っこひじき・冷やし中華)です。

先月は冷やしそうめん(半田そうめん)を提供しましたが、今日は冷やし中華です。今の時期にぴったりです。また、とうもろこしは、夏が旬の野菜です。まだまだこれからが夏本番です。暑くなると食欲が低下しがちですが、味付けの工夫をしたり、旬の食材を取り入れたりして、元気に夏を乗り切りましょう。

給食時間に給食委員会による放送を行いました。(テーマ:「夏の食生活」)

7月7日の給食

今日の献立は(ごはん・星型ハンバーグ・ボイルキャベツ・ほうれん草とコーンのソテー・粉ふきいも・天の川ゼリー・ミルメーク(ココア))です。

今日は七夕ですね。給食では、七夕にちなんで、星型ハンバーグと天の川ゼリーを提供しました。七夕には短冊に願い事を書いたり、そうめんを食べたりする風習があります。庶民に知られるようになったのは江戸時代頃だそうです。みなさんは、短冊にどんな願い事を書くのでしょうか・・・?

6月30日の給食

今日の献立は(ごはん・牛乳・さばのみそ煮・小松菜の磯あえ・かぼちゃのバター醤油・国産さくらんぼ)です。

今日の給食のデザートは今が旬の国産さくらんぼです。見た目がとてもかわいらしいですね。給食で食材の旬を感じてほしいと願っています。

さて、さくらんぼには種がありますが、この種を庭にまいたらさくらんぼが実るのか、疑問に思いませんか?調べてみたところ、樹は生えますが、さくらんぼは自家受粉をしないため、果実をつけるためには2つ以上の品種のさくらんぼの樹が必要となるそうです。2種類以上の樹があれば、3年ほどで数粒収穫できることもあるそうです。

6月24日の給食

今日の献立は(麦ごはん・牛乳・三色ごはん・クロノリとちりめんのかき揚げ・ふしめん汁)です。

今日の給食は、新型コロナウイルス感染症に関する経済対策により県から提供いただいた「クロノリとちりめんのかき揚げ」、「カットわかめ」を使用したふしめん汁でした。

クロノリは徳島県の地場産物の一つです。徳島県には、吉野川をはじめ、那賀川や勝浦川などの河川が多くあります。豊かな森を育む窒素やリンは川を通じ、海にくだります。そして、海藻の表面から吸収され、おいしいのりが育ちます。

またふしめん汁は徳島県の郷土料理です。半田そうめんを製造する過程で出てくる「ふし」を麺として食べます。そうめんに比べてコシが強く、もっちりしてのどごしがいいのが特徴です。スーパーなどにも売っているので、家庭で作ってみてはいかがでしょうか?

6月17日の給食

今日の献立は(ごはん・牛乳・れんこんの炒め煮・キャベツのピリ辛炒め・大学芋・そば米汁)です。

そば米汁は徳島県祖谷地方に古くから伝わる郷土料理です。そば米とはそばの実を塩ゆでしてからをむき、乾燥させたものです。そばを粉にせず、実のまま食べるのは、全国でもめずらしいそうです。プチプチした食感がなんともいえないですね。だしがよくきいて、とてもおいしい一品でした。

6月8日の給食&徳島県産ハモの展示

今日の献立は(麦ごはん・牛乳・ますの塩焼き・カレーポテト・高野豆腐と野菜の含め煮・小魚アーモンド・ハモ魚醤味付けのり)です。

今日は新型コロナウイルス感染症に関する経済対策により県から提供いただいた「ハモ魚醤味付けのり」をつけています。先月は「鳴門鯛魚醤味付けのり」を食べたのを、覚えていますか?ハモも鳴門鯛と同じように、徳島県のブランド水産物です。全国トップクラスの漁獲量を誇り、特に大阪や京都で人気が高い魚です。ハモには「肉間骨」と呼ばれる小骨があるので、食べる前には「骨切り」という作業が必要です。皮一枚を残し、1寸(3.3cm)あたり約25回包丁をいれるのが理想といわれ、高度な技術が必要です。

配膳室前に徳島県産のハモを展示しました。

昼休みには、タブレットでハモの骨切りの動画を流しました。かなり細かく包丁を入れているのを見て、たくさんの生徒が驚いている様子でした。

6月4日の給食と給食委員会の活動

今日の献立は(発芽玄米ごはん・牛乳・かみかみかき揚げ・ほうれん草のごまあえ・野菜入り肉団子・まんてん大豆)です。

今日の給食は、噛みごたえのある食材を多く取り入れた「かみかみ献立」です。6月4日から10日までは「歯と口の健康週間」です。歯の健康を保つために、しっかりとよく噛んで食べることは、とても大切です。よく噛むことで唾液が多く分泌され、虫歯にかかりにくくなります。また、あごの発達をうながしたり、肥満の予防効果もあったりします。給食では日頃から根菜類や小魚、ナッツなどを噛みごたえのある食材を使用しています。家庭でも、具材を大きく切って歯ごたえを残すなど歯の健康を意識した食事の工夫をしてみましょう♪

給食の時間には、給食委員会の生徒が歯と口の健康週間についての放送を行いました。

配膳室前に、歯の模型とかみ応えのある食材を展示しました。

5月27日の給食

今日の献立は(発芽玄米ごはん・牛乳・さわらの照り焼き・揚げ出し豆腐・大豆のいそ煮・コンソメスープ)です。

本校では、月に1回、主食に発芽玄米を使用しています。発芽玄米は名前の通り、玄米を発芽させたものです。ビタミンB群やミネラル、食物繊維が豊富で、白米に混ぜて炊くことで、白米に不足する栄養素を補うことができます。もちもちした歯ごたえで、自然とよく噛んで食べることもできます。手軽に栄養価がアップするので、家庭で使うのもおすすめです。

5月20日の献立

今日の献立は(ごはん・牛乳・阿波のかき揚げ・天つゆ・じゃがいものきんぴら・アスパラとベーコンのソテー、フルーツナタデココ)です。

今日のかき揚げは、調理場でひとつひとつ成型し、揚げてくれた手作りのものです。献立名に「阿波の」とあるように、徳島でとれた地場産物をたくさん具材に使用しています。みなさんは、何の地場産物を使用しているか分かりましたか?答えは、さつまいも・れんこん・たまねぎ・にんじん・わかめです。私たちの住む徳島県では、変化に富んだ地形や気象条件などを生かし、四季を通じてたくさんの農水産物が収穫されています。給食ではできる限り徳島県産の食材を使用して地産地消を推進しています。おいしい徳島を味わえましたか?^^

5月11日の給食

今日の献立は(ごはん・牛乳・鶏肉のさっぱり煮・にんじんしりしり・こんにゃくの田楽・豆腐のみそ汁・鳴門鯛魚醤味付けのり)です。

今日は、新型コロナウイルス感染症に関する補助で県より提供頂いた鳴門鯛魚醤味付けのりをつけています。「鳴門鯛魚醤」とは、鳴門鯛を塩で漬けて発酵させた調味料のことです。鳴門鯛は徳島県のブランド名産物の一つです。鳴門海峡の激しい渦潮にもまれ、身が引き締まり、分厚く歯ごたえがあることが特徴です。

昼休み中、配膳室前に本物の鯛を展示し、給食の時間には栄養教諭が各教室に持っていきました。生徒たちは興味津々の様子でした。

5月6日の給食

今日の献立は(ごはん・牛乳・厚揚げと豚肉のみそ煮・キャベツの梅肉あえ・かぼちゃの天ぷら・かしわもち)です。

昨日5月5日は国民の祝日「こどもの日」でした。もともとは、中国の厄除けの行事でしたが、武家社会になった頃から、こどもの成長を祝う行事になったといわれています。みなさんも、かしわもちやちまきを食べたり、五月人形やこいのぼりを飾ったりしたのではないでしょうか。一日遅れですが、今日は行事食として、かしわもちをつけています。「かしわ」の木の葉は新しい芽が出ないと古い葉が落ちないことから、子孫繁栄の願いが込められています。