給食だより1

2022年1月の記事一覧

全国学校給食週間の給食献立

1月24日から30日は全国学校給食週間でした。全国学校給食週間とは、学校給食の意義や役割について多くの人に知ってもらい、これからの学校給食について考えてもらうことを目的としています。本校では24日から28日の給食は3年生の生徒が総合的な学習(SDGs)の中の食育の授業で考えたメニューを中心に実施しました。1日ずつ紹介します。

 

1月24日(鳴門わかめごはん・牛乳・徳島県産サワラのフライ・ボイルキャベツ・ちくわの煮物・おでんぶ・そば米汁)

そば米汁、おでんぶは徳島県の郷土料理です。おでんぶは、今年初登場のメニューです。豆と根菜類を甘辛く煮た料理で、おせち料理などによく入っています。高価な材料を使わず、貧富の差に関係なく、お正月のお祝いをしようという背景からうまれた料理だそうです。また、サワラのフライは県から提供頂いた徳島県産ものでした!

 

1月25日(ごはん・牛乳・肉さつま・大根ときゅうりの梅おかかあえ・かぼちゃの天ぷら・青りんごゼリー)

肉さつまは聞き慣れない献立名ですが、実は肉じゃがのじゃがいもの代わりにさつまいもを使った料理です。この日の献立は32HRの佐伯さんが考えてくれました。食品ロスのうち、野菜の皮に着目し、できるだけ皮まで食べられる食材を使用しました。さつまいもやきゅうり、かぼちゃなどです。皮まで使うことで、ゴミ削減となり、環境に優しいメニューとなりました。

1月26日(ごはん・牛丼・キャベツのしょうが炒め・れんこんのきんぴら・木頭ゆずのカップケーキ)

この日の献立は33HRの小川さんが考えてくれました。食べ残しが少なく、洗い物の水が削減できるようにと、主食を牛丼にしてくれました。また、地産地消を意識し、デザートは木頭ゆずをつかったカップケーキでした。カップケーキは委託業者さんで一つ一つ手作りしてくれています。とても人気で、残食は0でした。給食委員会の生徒から「美味しかったのでもっと頻繁に出してほしいです!」との声が聞かれました。

 

1月27日(発芽玄米ごはん・牛乳・豚キムチ丼・大豆の磯煮・かぼちゃのチーズ焼き・豚汁)

この日の献立は34HRの曽我部さんが考えてくれました。SDGsの目標の一つに「すべての人に健康と福祉を」があります。給食は中学生の健康や成長を支えていて、健康的な食事を意識した献立をたててくれました。野菜や海藻類、いも類、たんぱく源などがバランス良く入っていているメニューです。

 

1月28日(ごはん・牛乳・阿波尾鶏の照り焼き・にんじんしりしり・ブロッコリーのごまあえ・春雨の酢の物)

この日は31HRの松本さんが考えてくれた地場産物をたっぷり使ったメニューです。阿波尾鶏は徳島が誇る名産物です。歯ごたえがよく、とても美味しかったですね!残食もとても少なかったように思います。また、徳島県では春にんじんの生産量が全国1位です。これから旬を迎えるにんじんを、いろいろな料理で味わいたいですね。

 

給食週間中、各HRにて、学校給食週間についての動画を視聴しました。これからも学校給食が一層充実したものになるよう、工夫していきたいと思います。