百人一首部

百人一首部 活動の様子

お祝い 全国総文祭小倉百人一首かるた最終予選の結果

 5月28日(土)城東高校柔道場で第46回全国高等学校総合文化祭小倉百人一首かるた部門県代表選手選考大会が開催された。本大会は,県代表8名の内,最後の3名を選ぶ大会である。これまでの大会で,本校は県代表には選ばれていない。本校からは,4年松本,山本の2名,5年高橋,河野,鳥居,森次,山上の5名,6年瀬山,陶久,谷居の3名の計10名が参加した。エントリーは県全体で43名で,6回戦が行われた。

 1回戦は,11対戦で松本,鳥居,山上,森次,山本が出場した。全員が勝利するかと思われたが,惜しくも鳥居が3枚差で敗れた。森次7枚差,山本4枚差,松本3枚差,山上2枚差で勝利した。3年生相手に山本の健闘が光った1回戦であった。

 2回戦は,9名が出場した。勝ち残ったのは,高橋18枚差,谷居15枚差,陶久8枚差,瀬山6枚差の4名。敗れたのは,山本20枚差,松本16枚差,河野14枚差,森次13枚差,山上6枚差であった。瀬山が序盤の不利を終盤巻き返し,粘って勝つことができた。

 3回戦ベスト16の戦い。ベスト8に4人残るかと思えたが,高橋が最後の最後で2枚差の負け。瀬山は22枚差,谷居,陶久は12枚差で勝ち上がった。

 4回戦。ここからは,実力差はあまりないベスト8の戦い。谷居13枚差,陶久11枚差,瀬山7枚差で強敵相手に勝ち残った。

 5回戦は準決勝。4名中3名が本校生のため,同校対決となった陶久と谷居の試合は12枚差で陶久が勝利した。一方瀬山は激戦を制して4枚差で勝利。陶久と瀬山の代表入りが内定した。

 6回戦の決勝戦は,これも激戦となったが,陶久が瀬山に2枚差で勝ち優勝となった。一方谷居は,なんとか最後の力を振り絞って5枚差で勝利。谷居も代表入りが確定した。本校の6年生の3人は,全体を通して安定した試合運びで,最後に意地を見せてくれた。結果3人揃って高校での部活動の最後を全国総文祭で飾ることができるようになった。二週間後の団体戦でも,自分のペースで試合を運び1枚1枚取りを重ねてくれることを期待する。

  優勝 陶久真由   準優勝 瀬山 凜   第三位 谷居 楓華

 

花丸 近畿高総文祭小倉百人一首かるた部門の結果

 11月20日,21日に近江神宮の勧学館で第41回近畿高等学校総合文化祭小倉百人一首かるた部門が開催された。本校からは主将陶久と四将谷居の2名が参加した。抽選の結果Aブロックは本県と奈良県,福井県,京都府,滋賀県Aと強豪チームとの対戦となった。

 1回戦は京都府との対戦。主将,副将と1年生の五将,七将,八将で臨んだ。結果,八将16枚差,主将15枚差,副将14枚差,五将13枚差で立て続けに敗れ,最後は七将が6枚差で敗れ,0対5の敗戦となった。2回戦は試合がなく、続く3回戦は優勝候補の福井県戦。主将から四将と六将の2年生で挑んだ。結果,主将と四将が14枚差,三将と六将が12枚差,副将が9枚差で敗れ,ここでも0対5の敗戦となった。初日は全敗となったが,気持ちを切りかえて2日目に頑張って欲しい。

 2日目、4回戦はこれも優勝候補の奈良県との対戦。主将,副将,三将,五将,八将で挑んだ。結果,相手主将と当たった八将が23枚差で敗れ,三将が10枚差で初の勝利となったが,五将9枚差,主将8枚差,副将7枚差で敗れ,1対4の敗戦となった。2年生の3人が勝てば本県にも勝機のある組み合わせとなったが,1勝しかできなかった点が残念であった。5回戦は滋賀県Aチームとの対戦。主将から四将,七将で臨んだ。まず主将相手の四将が15枚差で敗れ,続いて七将が14枚差で敗れ,後がなくなった。後半まで粘ったが主将が6枚差,副将が4枚差で敗れた。三将は4回戦に続いて3枚差で勝利したが,1対4の敗戦となった。ブロックでは勝ち点なしの5位という結果に終わった。順位決定戦は鳥取県との対戦。3回戦と同じ2年生メンバーで臨んだ。序盤から試合を優位に進め,三将が21枚差で勝ち,続いて副将が16枚差,四将が15枚差,六将が12枚差,最後に主将が8枚差で勝ち5対0の勝利となった。結果9位で今大会を終えることとなった。 2日目は15対戦で7勝8敗と健闘した。特に三将は全試合勝ちチームに貢献した。

 2日間を通して感じたことは,本県チームはまだまだ県外での対戦に慣れていないことを実感した。どの対戦でも序盤から相手に圧倒されての敗戦となり,実力を出せないままに終わってしまっている。今後さらに練習を重ね,県外チームとの対戦で相手に負けない力をつけて欲しい。

花丸 県総文祭小倉百人一首かるた部門の結果

 10月30日,31日にあわぎんホールで第40回徳島県高等学校総合文化祭小倉百人一首かるた部門が開催された。本大会は来年東京で開催される全国総文祭の県代表3名を決める大会でもある。県下から59名,うち本校からは8名が参加した。出場選手は5年瀬山,陶久,谷居,4年鳥居,森次,山上,河野,髙橋である。

 初日は4試合で3回戦まで行いベスト8を決定する。1回戦は瀬山3枚差,谷居18枚差,陶久18枚差,髙橋24枚差で勝ち,鳥居15枚差,森次13枚差,山上3枚差,河野16枚差で敗れた。瀬山は初段相手に7枚差をひっくり返しての勝利であった。山上も粘ったが最後は力尽き敗戦となった。鳥居,河野の相手は結果ベスト8に勝ち進んだ。2回戦は瀬山,髙橋が21枚差,陶久が16枚差,谷居が14枚差で順調に勝ち上がることができた。3回戦,これを勝てば明日へ進むことができる。陶久と髙橋は初段相手となった。4人とも勝負は最終盤に決まった。2枚差で谷居が勝ち,陶久と髙橋が敗れた。瀬山は今回も頑張り運命戦まで持ち込んだが1枚差での敗戦となった。最終結果で陶久の相手が優勝,髙橋の相手が準優勝となる。

 2日目8名で3試合を行い,順位を決定する。4回戦,谷居は鳥居,瀬山を破った相手と対戦となった。序盤から落ち着いた試合運びで終盤突き放し,結果11枚差で勝利となった。5回戦,髙橋を破った相手と対戦。序盤から中盤にかけてややリードの2枚差で試合を進める。このままリードで逃げ切るかと思っていたが、相手が一枚上であった。最終盤の粘り負けで2枚差の敗戦となった。最後の試合は代表をかけた3位決定戦。序盤は相手がやや優勢であったがなんとか粘って五分の展開。中盤から相手の札は取るがお手つきのミスが多く,次第に差が開き最終8枚差で敗戦となった。 

 谷居は結果4位で惜しくも全総文の代表の座は逃したが,全国グランプリの代表の座は手に入れた。また格上に勝った瀬山,準優勝相手に善戦した髙橋などチームにとって収穫のあった大会であった。

花丸 全国高総文祭小倉百人一首かるた部門結果

 8月4日(水)から6日(金)和歌山県立体育館で第45回全国高等学校総合文化祭小倉百人一首かるた部門が開催された。昨年の高知大会は開催されず2年ぶりの大会となった。徳島県チームは,城東1名,城北4名,本校生3名の8名で高3が6名,高2が2名である。本校の6年宮本が主将,多田が六将,5年陶久が三将である。今年は感染対策のため例年と異なり3名の団体戦となった。

 まず予選リーグは4チームで戦い,各ブロック1位の12チームと2位の上位4チーム合計16チームが決勝トーナメント進出戦を行う。そこで勝った8チームが決勝トーナメントに進む。徳島県は予備抽選で46番目となり,他の参加都道府県がくじを引いた最後の枠に入ることとなった。結果,Jブロックの1,2が栃木県,3が岡山県,4が宮城県となった。

 第1回戦は栃木県戦。本県は本校の多田を含む高3の四将から六将で挑むこととした。関東勢は例年決勝トーナメントに多くのチームが残り,徳島県にとっては手強い相手である。また,初戦の重要性も鑑み,3人に勝負を託した。栃木県は主将から三将のオーダーで,本県五将と相手主将,六将多田と三将,本県四将が副将と当たることとなった。まずは相手副将が力の差を見せ四将が19枚差で敗れ,A級の主将相手に粘りを見せたが五将が11枚差で2敗目。多田ももう少しというところまではいくが,追いつかず5枚差で敗れ,0対3の敗戦となった。初戦を1勝も取れず落とす痛い敗戦となった。

 第2回戦は岡山県戦。3勝を願って,主将宮本,三将陶久,七将で臨んだ。宮本以外は高2のメンバーである。相手は同じようなオーダーで主将・三将・八将で,陶久が主将と宮本が三将と本県七将が八将と当たることとなった。序盤から相手主将が強さを見せつけ,陶久が徐々に追い込まれ22枚差で敗戦。本県七将が16枚差で敗れ2敗目。宮本は運命戦まで持ち込んだが自陣が出ず3敗。

 第3回戦は夏の選手権でもベスト4に入った宮城県チームとの戦い。本県は主将宮本,副将,八将で挑んだ。宮城は四将・五将・七将。まずA級の相手五将と当たった副将は苦戦を強いられ18枚差で敗れた。宮本は四将と本県八将は七将との対戦である。なんとか互角の勝負をしているかのように思えたが,次第に二人とも差をつけられ9枚差で同時に敗戦。0対3での敗戦となった。Jブロック1位は勝ち点3の宮城県,2位は勝ち点2の栃木県,3位は勝ち点1の岡山県,徳島は4位という結果に終わった。勝ち数7の2位栃木県は決勝トーナメント進出戦に残り,ここでも勝ち,決勝トーナメントへと駒を進めた。

 今大会は全国との差を感じさせられる大会となった。力の差というよりも経験の差である。大きな舞台でどれだけ自分の力が出せるか。本県チームは自分の力を発揮しきれずに終わってしまった感がある。昨年一年間,ほとんどの大会が開催されず,経験を積むことができなかったことも原因であろう。ただ今回参加したメンバーは,その中で全力を尽くしてくれた。それぞれ悔しさはあるだろうが,その悔しさを味わえたこと,全国という大きな大会を経験できたことは今後の力になる。また,高2の二人がこの大会を経験できたことも大きい。今後もより練習に励み,大きな舞台で活躍する県チームを期待したい。

   

 

花丸 近畿高総文祭県代表選手選考大会結果

 8月1日(日)にとくぎんトモニプラザで第41回近畿高等学校総合文化祭小倉百人一首かるた部門県代表選手選考大会が開催された。59名がエントリーし,代表8名が選出された。本校からは4年生5名,5年生3名が参加した。戦績は次の通りである。

 1回戦谷居17枚差,瀬山24枚差,髙橋22枚差,山上7枚差で勝ち。

    森次15枚差,河野11枚差で負け。陶久と鳥居は2回戦から出場。

 2回戦谷居7枚差,陶久3枚差,髙橋19枚差,鳥居6枚差で勝ち。

    瀬山9枚差,山上11枚差で負け。

 3回戦陶久4枚差,谷居1枚差で代表に選出。

    髙橋15枚差,鳥居17枚差で負け。

代表に選出された陶久は主将,谷居は四将となり,11月に滋賀で開催される近畿総文に出場する。

 

 

花丸 県高等学校小倉百人一首かるた選手権大会結果

 第16回徳島県高等学校小倉百人一首かるた選手権大会が6月13日(日)に城東高校柔道場で開催された。この大会は7月に近江神宮で行われる全国大会への切符をかけた大会である。出場校は,城東,城南,城北,徳島北,鳴門,脇町と本校の7校であった。5名の団体戦で3勝したチームが勝利となる。まずは7校をAブロック(4チーム)とBブロック(3チーム)に分け,リーグ戦を行い,それぞれの1位と2位が決勝トーナメントへ進出し,1回戦は1位と2位同士が戦い,勝ち上がったチームで決勝戦を行う。抽選の結果,本校は城東,脇町とともにBブロックとなった。本校メンバーは,主将宮本,副将多田,三将陶久,四将加藤,五将三原,六将谷居,七将瀬山,八将髙橋で臨んだ。

 Bブロック1回戦は,本校休みで城東と脇町の戦い。両校互角の戦いで最後は主将対決となり,3対2で脇町の勝利。2回戦は城東戦。リーグ戦最大の正念場で主将から五将で挑んだ。まず主将の宮本が19枚差で勝ち,相手副将を五将の三原が13枚差で破った。残り3人が接戦。最終盤,残り2枚で陶久,加藤が勝ち,4対0。運命戦で多田も相手主将を破り,結果全勝で終わった。3回戦は脇町戦。1勝同士の戦いで勝てばブロック1位となる。主将から四将,七将で挑んだ。結果加藤20枚差,宮本,多田13枚差で勝負を決めた。陶久は5枚差で勝ち,瀬山は10枚差で敗れ,4対1の対戦結果となった。

 リーグ戦の戦績 Aブロック1位城北,2位城南,Bブロック1位城ノ内,2位脇町

 決勝トーナメント最初の城南戦,主将,副将,五将,七将,八将で臨んだ。早々に瀬山が24枚差,多田が21枚差,宮本が20枚差で勝ち,続いて髙橋16枚差,三原11枚差で勝ち,全勝で決勝へ進んだ。

 決勝の相手は全勝で脇町を破った城北との戦いとなった。昨年度は大会が中止であったため,一昨年度の決勝と同じ戦いである。ちなみに前回は運命戦の末3対2で敗れた。主将から五将のメンバーで臨んだ。前半戦から押され気味の勝負が続いた。まず決着がついたのが,12枚差で宮本が勝ち,陶久が敗れた。陶久の相手は三段の格上で,手を痛めての試合であった。後の三人は一進一退を続け,終盤まで互角。加藤が副将相手に3枚差で敗れ,追い詰められた。三原は前半のリードを次第に追い詰められたがなんとか2枚差で勝利。勝負の決着は相手主将と多田との運命戦となった。読まれたのは相手陣であった。多田は前半リードされていたがよく運命戦まで持ち込んだ,素晴らしい追い上げであった。結果は2年前と同じになったが,今年のチームは今年の精一杯の戦いを見せてくれた。今年の団体メンバーは高校2年生3名と1年生1名が入っている。先輩達の戦う姿を見た後輩達が来年こそは全国への切符を摑んでくれるだろう。

 

 

お祝い 全総文小倉百人一首かるた部門県代表選手選考大会結果

 5月23日(日)城東高校柔道場で第45回全国高等学校総合文化祭小倉百人一首かるた部門県代表選手選考大会が開催され,県内から54名が参加した。県代表残り3名を参考する大会で,1回戦1・2試合目で半分の27名とし,3試合目から7試合目までトーナメントで2回戦から6回戦を行い3位までが選出されることとなった。本校からは14名が参加した。

 1回戦の戦績は,加藤9枚差,瀬山18枚差,川田19枚差,吉岡12枚差,三原18枚差,多田11枚差,谷居9枚差で勝ち,福原9枚差,浅田17枚差,河野11枚差,鳥居12枚差,森次5枚差,山上17枚差,髙橋7枚差で敗れ,7名が2回戦へ進んだ。2回戦は,多田7枚差,三原は運命戦で1枚差,谷居11枚差,吉岡5枚差,加藤8枚差で勝ち,川田11枚差,瀬山6枚差で敗れた。3回戦はベスト16の戦いでここからが正念場である。加藤15枚差,多田12枚差で勝ち,谷居8枚差,吉岡10枚差,三原8枚差で敗れるという結果となった。ベスト8の戦い4回戦は,多田が10枚差で勝ち,加藤が5枚差で敗れた。5回戦ベスト4の戦い,ここで勝てば代表に選出される。多田は終盤追い上げられたが終始自分のペースで試合を運び2枚差で勝ちきった。続く決勝戦は緊張もなく試合を運べたのか12枚差で勝ち,多田が優勝,本校3人目の代表選出となった。

 これまでに代表となっていた選手の強化試合も行われ,宮本が優勝,陶久が第3位となり,県チームの主将に宮本,三将に陶久,六将が多田という結果となった。今大会は,団体メンバー以外の6年生にとっては最終戦であり,4年生は高校での初めての試合であった。6年生は城ノ内の百人一首部として悔いのない戦いをしてくれた。また,4年生には今大会の経験を活かし,新しい城ノ内百人一首部の歴史を築いてくれることを期待する。

 

花丸 全総文小倉百人一首かるた部門県代表選手選考大会結果

 3月20日(土)に第45回全国高等学校総合文化祭小倉百人一首かるた部門県代表選手選考大会が城東高校柔道場で開催された。今回の大会は,県総文祭で決定された3名の県代表に続き,2名の県代表を決定する大会である。残り3名は5月に決定する。7校から52名の参加があり,会場の関係で1試合目と2試合目で26名とし,後の4試合はトーナメントとなった。本校生は,代表に選出されている宮本が強化の部に,9名が予選に参加した。

 1回戦は加藤と多田19枚差,三原13枚差,陶久11枚差,瀬山10枚差で勝ち,浅田17枚差,吉岡23枚差,川田13枚差,福原が3枚差で敗戦。2回戦は加藤11枚差,多田13枚差で勝ち,三原が7枚差で敗戦。陶久と瀬山は不戦勝となった。3回戦は加藤4枚差,陶久15枚差,瀬山18枚差で勝ち,多田は終盤追い上げたが序盤に大きくリードされていたことが響き,運命戦での負けとなった。4回戦はベスト8の対決。陶久が10枚差で勝ち,瀬山が10枚差で敗れた。加藤は惜しくも運命戦で敗れた。終盤のお手つきが響いた一戦であった。5回戦ベスト4の対決。これで勝てば,代表決定である。陶久は,4回戦に続き格上相手であったが,自分のペースを乱さない落ち着いた取りで9枚差で勝ちきった。強化の部の宮本はOBを含め6試合戦って5勝1敗で,強化の部1位となった。

 今回の大会は,各学校とも高校1年生の活躍が目立った大会であった。コロナ禍で練習も思うようにできず,昇段の大会もない中で,着実に力をつけていた。日頃の地道な練習の成果が表れた大会であった。今回代表に入れなかった者及び新4年生には残り3名の県代表を目指して今後も努力を続けてくれることを期待する。

花丸 全国高校生かるたグランプリ県代表選手選考大会結果

 12月19日(土)に城東高校柔道場で開催された第16回全国高校生かるたグランプリ県代表選手選考大会に本校から5年生吉岡,加藤,川田,多田,福原,三原の6名と4年生陶久,瀬山の2名が参加した。また強化の部に代表が決定している5年生宮本が参加した。この大会では,県高文祭で決定した代表4名以外の残り4名を選出する大会であった。

 1回戦は陶久が24枚差で勝ち,福原が9枚差で敗れた。2回戦は,加藤と多田が19枚差,三原17枚差,川田9枚差,陶久が8枚差で勝ち,吉岡と瀬山が8枚差で敗れた。3回戦は三原16枚差,陶久14枚差,多田10枚差,加藤8枚差で勝ち,川田が15枚差で敗れた。

 4回戦は代表決定戦。多田が20枚差で早々に勝ったが,三原が13枚差で格上に敗れた。終盤,格上相手に陶久が4枚差で勝った。残る一枠は運命戦となり,加藤が1枚差で敗れた。中盤のリードを守り切れず,終盤は互角の戦いになった,惜しまれる一戦であった。宮本は強化の部で4勝をあげた。本校からの代表は,宮本,多田,陶久となった。東京での全国大会の開催は危ぶまれるが,今季あの結果を受けて練習に取り組んでほしい。

 

花丸 県高等学校総合文化祭小倉百人一首かるた部門出場

 10月31日(土)・11月1日(日)の二日間、あわぎんホールで第39回徳島県高等学校総合文化祭小倉百人一首かるた部門が開催された。約1年ぶりの大会は、県内7校から58名が参加して個人戦のトーナメント方式で行われた。今回の大会は来年の全国高校総合文化祭和歌山大会の県代表3名を決める予選も兼ねた大会である。本校からは4年6名,5年8名の合計14名が参加した。

 1回戦はシードの6名を除く52名で行われた。本校からは11名が出場した。4年生の陶久,瀬山,白川と5年生吉岡が敗れたが,陶久,吉岡は惜しくも運命戦で敗れた。2回戦はシードを含め32名。本校から4年生3名と5年生7名が出場した。結果は,格上相手に4年佐々木,5年三原,福原が敗れた。三原は追い詰めたが最後は3枚差で振り切られた。3回戦は1日目最後の試合で,勝てばベスト8。4年生2名と5年生5名が出場した。4年生中野,5年生浅田,川田がここでも格上相手に敗れてしまった。

 2日目,残ったのは4年谷居,5年宮本,加藤,多田の4人。ここからは1戦1戦が勝負となる。他校では城東2名,城北2名で本校を含め全員が段持ちである。4回戦宮本は20枚差をつけて勝ったが,他の3人は負けてしまった。多田は3枚差までいったが,試合のペースをつかめず負けてしまった。5回戦宮本は順調に危なげなく18枚差で勝った。順位決定のため戦った,谷居と多田は15枚差で谷居が勝ち,加藤は6枚差で負けてしまった。6回戦,決勝戦は宮本,5位決定戦谷居,7位決定戦は加藤と多田となった。宮本は昨年準決勝で敗った相手との試合となった。また,これまで2連覇した者は2人しかいないという連覇がかかった試合であった。試合は相手のペースを乱すことができず,後手後手に回ってしまった感があり,6枚差での敗戦となってしまった。残念ではあったが,決勝の2人は県代表を引っ張っていくべき選手である。今後とも切磋琢磨して2人とも力をつけ県チームを牽引してほしい。谷居は最後まで粘ったが3枚差で負け6位。多田が7位,加藤が8位という結果となった。

 城ノ内としては,もっと上位を狙えたという大会であったが,1年ぶりに試合ができたこと。4年生にとって初めての大会に全員で参加できたこと。練習と大会とは違い,いつもの何倍もの集中力が必要なことを身にしみて感じたこと。残り試合が少ない5年生も,初めて大会に参加した4年生も学んだことはたくさんあり,今回の悔しさを励みに今後の練習に活かしてくれることを期待する。