学校生活

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【前期課程うっちーな体験塾】阿波の古代を体験しよう

 7月27日に徳島市立考古資料館にて,学芸員の先生を講師にうっちーな体験塾を開催しました。参加者は,4名と少なかったですが,その分詳しい説明を聞くことができたり,例年よりも多くの活動ができたりしました。
 身近な地域から出土した遺物の説明を聞きながら,かつての阿波国の姿を想像しました。そして,実際に宮谷古墳に行き,古代の人たちが見たであろう景色を見ながら,古墳の作られ方から権力者の移り変わりを学びました。次に国分寺跡へ。実際に歩き目にすることで,その当時の人の思いまでもが伝わってくるようでした。
 お昼休憩を挟んで,銅鐸のプラ板づくり。そこでも,徳島から出土する銅鐸の特徴などの話を聞きながら,各自思い思いに色づけを行い,できあがりは素敵なストラップに。次は,火起こし体験。現代の火が簡単に使える状況に感謝し,また,火の恐ろしさを感じた体験でした。今年は,全員,火起こし成功でした。最後は,勾玉づくり。みんな必死に,先生も記録写真をとることも忘れて,ひたすら石を削り,磨き,世界に一つしかない勾玉が完成しました。
 普段何気なく生活をしている場所にも,自分たちの祖先が歩んできた歴史がある。時には,机から離れ,地域を歩く中で気になる史跡を見つけるというのもいいかもしれません。 

 学芸員の先生方,大変暑い中にもかかわらず,丁寧に説明をしてくださったり,案内をしてくださったりありがとうございました。