2021年8月の記事一覧
全国高総文祭小倉百人一首かるた部門結果
8月4日(水)から6日(金)和歌山県立体育館で第45回全国高等学校総合文化祭小倉百人一首かるた部門が開催された。昨年の高知大会は開催されず2年ぶりの大会となった。徳島県チームは,城東1名,城北4名,本校生3名の8名で高3が6名,高2が2名である。本校の6年宮本が主将,多田が六将,5年陶久が三将である。今年は感染対策のため例年と異なり3名の団体戦となった。
まず予選リーグは4チームで戦い,各ブロック1位の12チームと2位の上位4チーム合計16チームが決勝トーナメント進出戦を行う。そこで勝った8チームが決勝トーナメントに進む。徳島県は予備抽選で46番目となり,他の参加都道府県がくじを引いた最後の枠に入ることとなった。結果,Jブロックの1,2が栃木県,3が岡山県,4が宮城県となった。
第1回戦は栃木県戦。本県は本校の多田を含む高3の四将から六将で挑むこととした。関東勢は例年決勝トーナメントに多くのチームが残り,徳島県にとっては手強い相手である。また,初戦の重要性も鑑み,3人に勝負を託した。栃木県は主将から三将のオーダーで,本県五将と相手主将,六将多田と三将,本県四将が副将と当たることとなった。まずは相手副将が力の差を見せ四将が19枚差で敗れ,A級の主将相手に粘りを見せたが五将が11枚差で2敗目。多田ももう少しというところまではいくが,追いつかず5枚差で敗れ,0対3の敗戦となった。初戦を1勝も取れず落とす痛い敗戦となった。
第2回戦は岡山県戦。3勝を願って,主将宮本,三将陶久,七将で臨んだ。宮本以外は高2のメンバーである。相手は同じようなオーダーで主将・三将・八将で,陶久が主将と宮本が三将と本県七将が八将と当たることとなった。序盤から相手主将が強さを見せつけ,陶久が徐々に追い込まれ22枚差で敗戦。本県七将が16枚差で敗れ2敗目。宮本は運命戦まで持ち込んだが自陣が出ず3敗。
第3回戦は夏の選手権でもベスト4に入った宮城県チームとの戦い。本県は主将宮本,副将,八将で挑んだ。宮城は四将・五将・七将。まずA級の相手五将と当たった副将は苦戦を強いられ18枚差で敗れた。宮本は四将と本県八将は七将との対戦である。なんとか互角の勝負をしているかのように思えたが,次第に二人とも差をつけられ9枚差で同時に敗戦。0対3での敗戦となった。Jブロック1位は勝ち点3の宮城県,2位は勝ち点2の栃木県,3位は勝ち点1の岡山県,徳島は4位という結果に終わった。勝ち数7の2位栃木県は決勝トーナメント進出戦に残り,ここでも勝ち,決勝トーナメントへと駒を進めた。
今大会は全国との差を感じさせられる大会となった。力の差というよりも経験の差である。大きな舞台でどれだけ自分の力が出せるか。本県チームは自分の力を発揮しきれずに終わってしまった感がある。昨年一年間,ほとんどの大会が開催されず,経験を積むことができなかったことも原因であろう。ただ今回参加したメンバーは,その中で全力を尽くしてくれた。それぞれ悔しさはあるだろうが,その悔しさを味わえたこと,全国という大きな大会を経験できたことは今後の力になる。また,高2の二人がこの大会を経験できたことも大きい。今後もより練習に励み,大きな舞台で活躍する県チームを期待したい。
近畿高総文祭県代表選手選考大会結果
8月1日(日)にとくぎんトモニプラザで第41回近畿高等学校総合文化祭小倉百人一首かるた部門県代表選手選考大会が開催された。59名がエントリーし,代表8名が選出された。本校からは4年生5名,5年生3名が参加した。戦績は次の通りである。
1回戦谷居17枚差,瀬山24枚差,髙橋22枚差,山上7枚差で勝ち。
森次15枚差,河野11枚差で負け。陶久と鳥居は2回戦から出場。
2回戦谷居7枚差,陶久3枚差,髙橋19枚差,鳥居6枚差で勝ち。
瀬山9枚差,山上11枚差で負け。
3回戦陶久4枚差,谷居1枚差で代表に選出。
髙橋15枚差,鳥居17枚差で負け。
代表に選出された陶久は主将,谷居は四将となり,11月に滋賀で開催される近畿総文に出場する。