華道部　活動の様子

今年の文化祭は、通常の作品にプラスして、手作りの小花器を用いたアレンジ作品を展示しました。

　材料は　蘭ホルダー２個　毛糸　段ボール　色紙　リボン　紙ひも　など

　高さと、好みの色使いでオリジナルの小花器を、事前に準備しておき、当日はそれぞれのテーマで花材を選んで生け込みました。同じようでもずいぶん違う作品が仕上がりました。ディスプレイ後は各々の作品を「アスパラ」と「シャガ」でつなぎ、ちょっとした連作風なイメージにしてみました。豆型のテーブル使いもポイントの１つです。

　今月は、先生方３名も参加しての、賑やかなお稽古となりました。特に、ALTのお二人は初めての生け花体験ということで、講師の先生から、基本の決まり事などを教えていただきました。といっても、何も難しいことはなく、

　１　水切りをする

　２　ひとつひとつの花の姿の違いを感じる

　３　自分の思いのままに

と、花生け後は、先生からのアドバイスをいただきます。先生の言葉に、気づかされることも多く、確実に、次月のお稽古では、アドバイスされたことが作品に生かされています。

　今月も、同じ花材ながら、それぞれの個性あふれる作品が仕上がりました。作品も増えたことで、完成後の鑑賞会もとても楽しいものとなりました。参加してくださり、ありがとうございました。

　今月の花材　スターチス　ケイトウ　ニューサイラン

梅雨に入り、花々も水気を含んで、生き生きとしています。今回なんとも印象的な花材は、その花の姿を、千鳥が飛んでいるようすになぞらえて命名されたという、千鳥草です。その縦に伸びゆく感じと可憐な色の組み合わせに、ほっとひと息つきました。

今月の花材　千鳥草（ラックスパー）　ガーベラ　ドラセナコンパクター

すっきりと伸びた白いグラジオラスと、柔らかい色合いのトルコキキョウの組み合わせです。

少しの傾きでも、正面から見た印象はずいぶんと変わります。今日は、花にも、表と裏の顔があることも教えていただきました。

今月の花材　グラジオラス　トルコキキョウ　ブルーミスト

新しい学期が始まりました。気持ちも新たに、「一つひとつの花材に向き合うこと」を大事に生け込み開始です。

かわいい色合いの組み合わせで、とても軽やかな雰囲気の作品に仕上がりました。

今月の花材　カラー　バラ　スプレーカーネーション

まだまだ、寒い日々が続きますが、暦の上ではすでに立春も迎えています。

今月は、一足早く、春の香りを感じさせる花材がそろいました。

今月の花材　スイートピー　菜の花　ヒペリカム

　今年も、お稽古を始めることができました。

　今回は、赤芽柳という、木のものの扱い方を学びます。「ためる」＝しならせる・曲げる技法は、無限の可能性をもっています。芽の向き、咲き具合、ためる角度に、強度など組み合わせに工夫を凝らし、自由に想いを伝える作品に仕上がりました。

今月の花材　赤芽柳　キンセンカ　ガーベラ

　今月は、毎年恒例のクリスマスアレンジメントです。県から提供していただいた花材とクリスマスカラーのブーツの組み合わせです。まつぼっくりもかわいい感じにあしらってみました。

　校内の3カ所に展示させてもらっています。今週末より冬らしく寒い日々になりそうです。ちょっとしたクリスマス気分を楽しんでみませんか？

今月の花材　グロリオサ　杉　オンシジューム

　　　　　　ガーベラ　ユーカリ　スイートピー　アルストロメリア　　　

　このたび、県農林水産部より、「高校生による県産花き活用の生け花作品展示」として、たくさんの花材を提供していただきました。まさに、フラワーフェスティバルです。普段のお稽古では、あまり目にすることのない、鮮やかで色とりどりの花材に部員たちからは歓声があがりました。講師先生からの花の説明も聞きつつ、どの花を選んでどういう作品を仕上げようかと、悩む時間も楽しいひとときでした。とてもゴージャスで、華のある作品になりました。

　本館玄関に、今週いっぱい展示予定です。ぜひ、ご覧ください。

使用花材

　オリエンタルユリ　ガーベラ　シンビジューム　ユーカリ　アジサイ　スイートピー

　タンサイボク　杉　白枝（加工品）　アルストロメリア　ドラセナ　オンシジューム

　アレカヤシ　グロリオサ　ダリア

　日の入りがどんどん早くなり、行き帰りの空気の冷たさをひしひしと感じる季節となりました。今月は、インターネット花展出品作を念頭に、ちょっといつもとは異なる花器にも挑戦です。カメラのレンズを通すと、実際の空間や立体感、香りといったものがどうしても伝わりづらいです。シペラスを加工し、華やかさも意識しつつ、それぞれの思いもこもった作品を仕上げました。

　今月の花材　シペラス　赤ドラセナ　スターチス　トルコキキョウ