華道部

華道部 活動の様子

華道部 11月のお稽古

 11月19日、新しく1名の部員を迎えてお稽古を行いました。

 今月もドラセナの扱い方が課題になりましたが、枝の流れ、葉の量、葉形の活かし方など、丁寧に向き合うことにも慣れてきました。
 また、今月も講師の先生が季節の花材をたくさん提供してくださったので、その中からどう足し算引き算をしていくのかといった意識が必要となり、個性の見せどころにもなったのではないでしょうか。
 5年生は繊細なウインターコスモスをワイヤーを使って見せることにも挑戦しました。

今月の花材:ドラセナ・ドリーミー カーネーション アイリス 小菊(白、赤) ウインターコスモス シペラス

華道部 10月のお稽古

 10月22日、今月のお稽古を行いました。

 私たちは先月9月下旬に「池坊 巡回講座」を受講し、いけばなの基礎やいけばなへの向き合い方を教わったり、講師デモンストレーションではたくさんの作例を拝見することができました。今回は受講後初めてのお稽古となるため、講座で得たことを活かすことを課題に生けました。

 大きなドラセナの扱いが難しかったですが、八重咲きのガーベラとボリュームのあるスプレー菊に加え、講師の先生が提供してくださったコスモスのおかげで華やかさと季節感のある作品に仕上がりました。

 

今月の花材:ドラセナ・コンシンネ ガーベラ スプレー菊 コスモス タマシダ

華道部 城ノ内祭で展示を行いました

 9月8日(日)の城ノ内祭(文化祭)にて、作品をお披露目しました。

 5年生は合作に挑戦しました。小ぶりの花器を6個組み合わせて1つの作品に仕上げた大作です。

花材:グロリオサ、ヒマワリ、ケイトウ、スプレーマム、パンパス、シペラス、モンステラ、タマシダ、ツルウメモドキ

 普段のお稽古ではなかなか扱わない花材の数と取り合わせに苦心しました。
 最初はなかなか思い切って生け始めることができませんでしたが、それもお花に丁寧に向き合うことを忘れなかったからこそ。これまでに習った基本を思い出しながら、2人で協力して仕上げることができました。

 4年生は個人作品を展示しました。今回はいつものお稽古と違い、来場者にさまざまなお花を楽しんでいただくため、全員異なった花材を生けました。

(左上)スプレーマム、オミナエシ、ソケイ
(右上)ヒマワリ、スターチス、アセビ
(左下)マム、へレニウム、ユーカリ
(右下)バラ、ミシマサイコ、銀葉グミ

 見に来てくださった皆様ありがとうございました。

華道部 7月のお稽古

  夏休みを目前に控え、1学期最後のお稽古です。

 今回はシックな色合いでまとまったリーフ、ケイトウ、スターチスに、講師の先生がご自宅で摘んできてくださったアナベルのグリーンが印象的な取り合わせです。

 ブラックリーフはその広い「面」を意識して生けることが大事で、しかしすぐに反ってしまう性質もあるため難しい花材でしたが、これまでに習った葉物の扱いを積極的に活かす姿が見られました。
また、大輪のアナベルをそのまま主役にしたり、小さく分けて繊細な姿を活かしたりと、花材に向き合って自分なりの表現をすることにも慣れてきました。

 8月はお稽古がありませんが、9月の文化祭で展示を行います。ご来場の際はぜひご覧ください。


今月の花材:ブラックリーフ ヤリケイトウ スターチス アナベル

華道部 6月のお稽古

 6月18日、午前中は大雨に見舞われましたが、午後には青空が見え、梅雨晴れのお稽古になりました。
 鮮やかな赤色のグラジオラス、一輪でも存在感のある大輪のマリーゴールドと、夏らしいお花が揃いました。

 いざ生けようとすると難しく感じる取り合わせで、特にマリーゴールドはたくさんある葉をどう整理するかが悩むところですが、皆自信を持って鋏を入れられていました。
 今回は花器選びについてもご指導をいただきました。器も大事な要素です。次回に活かしたいと思います。

 

今月の花材:グラジオラス マリーゴールド ギボウシ

 

華道部 5月のお稽古

 小満の陽気を感じる5月21日、これから夏めいてゆくのを感じながらのお稽古です。
 レモンイエローのヒマワリなどの涼しく軽やかな花材を見ているだけで気持ちが良くなります。

 まっすぐ長く伸びたヒマワリを活かして、自由花の基本の形である「たて・よこ・ななめ」のうち「たて」を意識することを心がけました。
 また、タニワタリのように鋏を入れて調整する必要のある花材の扱い方も学びました。まだ経験の浅い部員が多いため、少しずつ覚えていきます。

 お稽古のあと部員は花材を持ち帰りますが、講師の先生のお手本を事務室前に数日展示しているので、ぜひいっしょに季節を感じてください。

 

今月の花材:ヒマワリ ニゲラ マトリカリア タニワタリ

華道部 4月のお稽古

 新入部員2名を迎え、今年度初めてのお稽古です。

 講師の先生から池坊の歴史や私たちの習う「自由花」の大切な点について改めてお話いただいた後、早速思い思いに生けながらアドバイスをいただきました。
 バラやカーネーションといったなじみのある花でも、一本一本に向き合い、その姿や質感に触れるという経験は新入部員にとって新鮮だったのではないでしょうか。

 さまざまな花が咲き揃い、新緑の広がり始めた今の季節の気持ちよさを感じられる取り合わせとなりました。


今月の花材:バラ スプレーカーネーション タマシダ ナルコユリ

華道部 3月のお稽古

 今月も部員が1名増えました!

 少しずつ、6年の先輩方が卒業してからの寂しさが和らいでゆくようです。

 2本の太い軸のカラーの向きを中心に考えて生け込み開始です。初心者の作品は、横から見ると縦の平面になってしまう傾向があるとのことです。正面からだけではなく、目線をお花に合わせて、少し後ろに引いてみたり、左右から眺めてみると、奥行きの大事さに気づきます。

 華道は「空間の美」でもあるそうです。意識していきたいことが、また1つ増えました。

 

今月の花材 カラー スプレー菊 ツバキ

 

 

 

 

華道部 2月のお稽古

凜としたたたずまいのオクロレウカの扱い方が、今回のテーマです。

縦の線をそのまま生かしてもいいし、針金やテープを用いて曲線として丸くあしらってもいい雰囲気を出してくれます。

大輪のトルコキキョウも淡い色で花を添えます。

今回は器とのバランスも考慮した作品に仕上がりました。

 

今月の花材  オクロレウカ スイートピー トルコキキョウ

 

        

        

華道部 1月のお稽古

 今月は、新しく、2名の部員を迎えてのスタートとなりました。

 基本として、はさみの使い方や、茎枝の切り方、花器の扱い方などをおさらいした後は、自分で花材と向き合う静かな時間です。

 普段の授業や生活とは、また違った頭の使い方をし、花に集中することで、ゆったりとした時間を過ごすのも気分転換になるかもしれません。

 今日はたくさん種類のある「カラテア」の面(葉の部分)の生かし方や空間の使い方について教えていただきました。

 

 今月の花材 カーネーション ヒペリカム カラテア マコヤナ