百人一首部 活動の様子
県総文祭小倉百人一首かるた部門の結果
10月30日,31日にあわぎんホールで第40回徳島県高等学校総合文化祭小倉百人一首かるた部門が開催された。本大会は来年東京で開催される全国総文祭の県代表3名を決める大会でもある。県下から59名,うち本校からは8名が参加した。出場選手は5年瀬山,陶久,谷居,4年鳥居,森次,山上,河野,髙橋である。
初日は4試合で3回戦まで行いベスト8を決定する。1回戦は瀬山3枚差,谷居18枚差,陶久18枚差,髙橋24枚差で勝ち,鳥居15枚差,森次13枚差,山上3枚差,河野16枚差で敗れた。瀬山は初段相手に7枚差をひっくり返しての勝利であった。山上も粘ったが最後は力尽き敗戦となった。鳥居,河野の相手は結果ベスト8に勝ち進んだ。2回戦は瀬山,髙橋が21枚差,陶久が16枚差,谷居が14枚差で順調に勝ち上がることができた。3回戦,これを勝てば明日へ進むことができる。陶久と髙橋は初段相手となった。4人とも勝負は最終盤に決まった。2枚差で谷居が勝ち,陶久と髙橋が敗れた。瀬山は今回も頑張り運命戦まで持ち込んだが1枚差での敗戦となった。最終結果で陶久の相手が優勝,髙橋の相手が準優勝となる。
2日目8名で3試合を行い,順位を決定する。4回戦,谷居は鳥居,瀬山を破った相手と対戦となった。序盤から落ち着いた試合運びで終盤突き放し,結果11枚差で勝利となった。5回戦,髙橋を破った相手と対戦。序盤から中盤にかけてややリードの2枚差で試合を進める。このままリードで逃げ切るかと思っていたが、相手が一枚上であった。最終盤の粘り負けで2枚差の敗戦となった。最後の試合は代表をかけた3位決定戦。序盤は相手がやや優勢であったがなんとか粘って五分の展開。中盤から相手の札は取るがお手つきのミスが多く,次第に差が開き最終8枚差で敗戦となった。
谷居は結果4位で惜しくも全総文の代表の座は逃したが,全国グランプリの代表の座は手に入れた。また格上に勝った瀬山,準優勝相手に善戦した髙橋などチームにとって収穫のあった大会であった。