百人一首部 活動の様子
県高文祭小倉百人一首かるた部門結果
第41回県高等学校総合文化祭小倉百人一首部門が,10月29日(土)・30日(日)にあわぎんホールで開催された。この大会は来年度に行われる全国総合文化祭・鹿児島大会の予選も兼ねており,上位3名が県代表に選出される。全52名が参加し,トーナメントの6回戦行われた。本校からは,4年松本,山本,5年高橋,河野,鳥居,森次,山上の7名が参加した。
初日は3回戦までが行われ,ベスト8が二日目に3回戦を行い順位を決定する。1回戦は,抽選で松本,山本,鳥居,森次が出場し,残りの3名は不戦勝となった。結果は,森次が13枚差,鳥居が8枚差で敗れ,山本が8枚差,松本が3枚差で勝ち上がった。2回戦は,不戦勝の3名と4年の2名が出場した。山上が20枚差,高橋が19枚差で勝ち,松本が12枚差で城東主将に敗れ,河野11枚差,山本は運命戦で勝ち上がった。初日最後の3回戦は山本,高橋,河野,山上の4名が出場した。勝てば明日のベスト8に進むことができる。一つの目標となる試合である。高橋が早々に19枚差で勝ち順調なスタートとなった。しかし,河野が城南参段に19枚差で敗れ,山本が13枚差,山上が5枚差で敗れ,結果二日目に残ったのは,主将の高橋のみとなった。
二日目の4回戦はベスト8の戦い。高橋は,序盤からリードをしているが相手に粘られ我慢比べの状態が続く。最後は突き放して2枚差の苦しい勝利となった。5回戦はベスト4の戦い。ここで勝てば県代表となる。高橋以外はこれまで県代表になったことのある3人である。弐段の高橋は河野が敗れた城南参段との試合となった。序盤からミスが多く,合間に良い取りも入るが終始押され放しである。何とか終盤粘りを見せて7枚差の負けとなった。本日最後は,3位決定戦。5回戦で運命戦を落とした相手に終始リードで試合を進める。危ないところもなく5枚差で勝ちきって3位となった。
今大会,県代表になった高橋は,全体的にミスも多く,勢いのある素早い自分の取りができなかった。結果に満足せず,研鑽を積んでチームをリードする存在となってほしい。また,他の6人もどのような相手にも負けず,自分の取りを試合で出せるよう練習に励み,早く高橋に続く存在となってほしい。あと約半年で団体戦となる。負けない城ノ内のチーム作りが急務である。