2024年11月の記事一覧
近畿高総文祭小倉百人一首かるた部門大会結果
11月23日,24日に福井県福井市のショッピングシティベルあじさいホールで第44回近畿高等学校総合文化祭小倉百人一首かるた部門が開催された。本校からは五将中山と八将坂口の2名が参加した。抽選の結果Bブロックは本県と京都府,福井県A,兵庫県,大阪府と強豪チームとの対戦となった。
1回戦は兵庫県との対戦。主将から五将で臨んだ。結果,主将2枚差,副将17枚差で勝ち,三将は主将相手に13枚差,四将は三将相手に11枚差,五将中山は副将相手に12枚差で敗れ,2対3の敗戦となった。残念ながら格上相手に勝利することができなかった。続く2回戦は優勝候補の京都府戦。主将から三将,六将と七将で挑んだ。結果,副将と七将が18枚差,六将が17枚差,三将が10枚差で敗れた。主将は相手三将を追い込んだが3枚差で惜しくも敗れ,0対5の敗戦となった。3回戦は対戦なし。初日は勝ち点を挙げることができなかったが,気持ちを切りかえて2日目に頑張って欲しい。
2日目、4回戦は大阪府との対戦。主将,副将,四将,七将,八将坂口で挑んだ。結果,相手主将と当たった七将が16枚差,副将が相手副将に15枚差,主将が三将相手に10枚差,坂口も八将対決で10枚差,四将が七将相手に9枚差で敗れ,0対5の完敗であった。力の差を感じながら5回戦は地元福井県Aチームとの対戦。主将,三将,五将中山,六将,八将坂口で臨んだ。まず八将坂口が三将相手に22枚差で敗れ,続いて六将が副将相手に15枚差,主将が七将相手に12枚差,三将が八将相手に9枚差,五将中山が主将相手に8枚差で敗れ,ここでも0対5の敗戦となった。ブロックでは勝ち点なしの5位という結果に終わった。順位決定戦は鳥取県との対戦。1回戦と同じ主将から五将で臨んだ。序盤から試合を優位に進め,主将が七将相手に20枚差で勝ち,続いて四将が八将相手に16枚差,副将が五将相手に7枚差,三将が三将相手に4枚差,五将中山は主将相手に運命戦に持ち込んで勝ち5対0の勝利となった。結果9位で今大会を終えることとなった。
個人では格上の相手に,団体では格上の府県相手に勝つことの難しさを知った2日間となった。本県チームは新チームとしてスタートしたばかりであり,県外チームとの対戦になれていないことやチームとしてのまとまりもまだまだな面があり,どの対戦でも序盤から相手に圧倒されての敗戦となった。今後さらに練習を重ね,県外チームとの対戦で相手に負けない逞しさを身につけて欲しい。
県高文祭小倉百人一首かるた部門結果(第3位県代表入り)
第43回県高等学校総合文化祭小倉百人一首部門が,11月3日(日)・4日(月)に城東高校・柔道場で開催された。この大会は来年度に行われる全国総合文化祭・香川大会の予選も兼ねており,上位3名が県代表に選出される。全55名が参加し,トーナメントの6回戦が行われた。本校からは,4年陶久,中山,5年麻植,坂口の4名が参加した。
初日は3回戦までが行われ,ベスト8が二日目に3回戦を行い順位を決定する。1回戦は,抽選で陶久,中山,麻植が出場し,坂口は不戦勝となった。結果は,陶久が19枚差,中山が24枚差,麻植が11枚差で勝ち上がった。2回戦は,中山が4枚差,坂口が5枚差で勝ち,陶久が今大会4位相手に17枚差,麻植が今大会優勝相手に14枚差で敗れた。初日最後の3回戦は中山,坂口の2名。勝てば明日のベスト8に進むことができる。一つの目標となる試合である。中山が同じ弐段相手に安定した取りで10枚差で勝ち上がった。一方,坂口は序盤から優位に試合を進めていたが,終盤で追いつかれ最後は3枚差の逆転負けとなった。結果二日目に残ったのは,中山のみとなった。
二日目の4回戦はベスト8の戦い。他校は全員2年生で中山が唯一の高校1年生となった。4回戦は城東高校の弐段相手となった。中山は,序盤からリードをしているが相手に粘られ我慢比べの状態が続く。ただ最後まで粘りきって3枚差の苦しい戦いであったが勝利となった。5回戦はベスト4の戦い。ここで勝てば県代表決定となる。またもや城東高校の弐段相手となった。序盤から相手に攻められ苦しい戦いが続く。なかなか自分のペースがつかめなかったが,なんとか粘り終盤まで,追いつけそうで追いつけない。結果,5枚差での敗戦となった。6回戦は三位決定戦。またもや,城東高校の弐段相手となった。一進一退が続くが,序盤から終盤までやや優勢に試合を進める。相手に追いつかせず,冷静に自分の取らなければならない札を取っていく。しかし最後の最後で追いつかれ運命戦にもつれ込む。なんとか自陣が出て1枚差の勝利となった。
今大会,県代表になった中山は,6戦とも自分を見失うことなく冷静に取るべき札を取ることができた。5回戦では負けてしまったが,どの試合もクリーンな戦いができ城ノ内らしい戦いができた。今後は自陣のキープだけでなく,相手陣へ力強く攻め込んで取りを重ねることができれば更に順位も上がるだろう。次大会以降,代表の他の選手と戦う中で着実に力をつけてほしい。