サッカー部

2021年9月の記事一覧

【前期課程サッカー部】県リーグ戦結果

VSプルミエールB 6-1(前半3-0)勝ち

 前回の悔しい敗戦から気持ちを整理して臨んだリーグ戦。内容が伴っているだけに、勝負へのこだわりを持ちつつ、全員で勝利をつかみ取りたい。

 試合開始。相手の技術は高く、つないでくる。しかし、こちらは前回よりボールを奪おうと気迫がある。前線から積極的にプレスをかけ、守備ラインは高く、相手より先にボールに触れている。プレスを剥がされても粘り強く追いかけて相手を自由にさせない。けが人が出てメンバーが流動的になっているが、初先発やポジションを変更した生徒も必死になって頑張っている。また、何よりも周りの生徒が声を出してカバーしている。勝負へのこだわりを持てている。これがすぐに成果へとつながる。先制点に続いて追加点。前半終了間際には勝負をたぐり寄せる3点目を奪い、前半終了。

 さらに後半は主導権を握って相手と試合をコントロールするため、もっと声をかけることを期待して送り出した。後半も前半同様に前線からのプレスを続けている。前回と比べて、ボールに近いエリアだけのプレスではなく、全体の守備の距離が適正。だから奪ってからもサポートがスムーズ。ゴールを向けていなければ、ゴールに向いている味方にパスをする。ゴールを向けているなら後方からその生徒を追い越していく。当たり前に目指すテーマだが、この状態を維持できるのは意識が高く、みんなが動いている証拠。本当によく頑張っている。特に2年生の頑張りが目立つ。頼もしい限りだ。後半も3得点し、終了直前に失点したものの完勝できた。

 前回から時間がなかったのにもかかわらず、内容も勝負のこだわりも納得できる試合。生徒がさらに成長する伸びしろを感じる。この意識を継続させ、さらに成長してほしい。

【前期課程サッカー部】県リーグ戦結果

VS川内中学校 1-2(前半1-1)

 9月23日(祝)リーグ戦が再開されました。

 約一ヶ月半ぶりの公式戦。県総体で力を発揮できず敗退してから取り組んできたことを試合で発揮できるか期待される一戦。

 試合開始。試合の入りは悪くない。視野を確保して中盤ではタッチ数少なく、多くの人数が関わろうとしている。  しかし、もう一つ得点に至る迫力が足りない。それでもその状態を続けて先制に成功。久しぶりの得点に生徒達も安心したのではないか。だが相手も粘り強い。得点を許しても落ち込まず、むしろプレーの質を上げようとエンジンをかけてくる。こちらも本来なら得点の勢いを利用して追加点、さらに勝負を決定する3点目を奪いに行きたいところだが、得点の安心感が「現状維持」に落ち着かせてしまった。さらにちょっとしたミスも絡んで同点に追いつかれ、ハーフタイムを迎える。

 ハーフタイムでは、「現状維持」からエンジンをかけるため、守備ラインの押し上げを指示。相手にボールを奪われてから攻守の切り替えをスムーズにし、2回3回と連続攻撃を仕掛けたい。

 勝負の後半開始。「現状維持」からエンジンをかけるためベンチからも発破をかける。しかし、相手チームも全員が必死に圧力をかけてくる。こちらもそれに対抗して生徒同士のコーチングから連携を深めたい。だが、守備ラインを押し上げるものの相手より先にセカンドボールを回収できない。足が止まり始めた矢先、攻守の切り替えが遅く、相手の突破を許し、逆転される。こちらも必死に同点にすべく、チャンスを作る。けど決めきれない。もう一歩あと少しの粘りや気迫が足りない。このままタイムアップ。

 練習で取り組んできたことができはじめていただけに残念な敗戦となった。真剣勝負から遠ざかっていたことが、勝負へのこだわりを忘れてしまうことにつながったのか。次戦は全員でその気持ちを持って勝ちをたぐり寄せたい。