2021年10月の記事一覧
徳島県高校サッカー選手権大会 徳島県予選 結果報告
日程 令和3年10月16日(土)
場所 徳島スポーツビレッジ(TSV)
結果 1-2 阿波高校 1回戦敗退
ご声援ありがとうございました。
【前期課程サッカー部】リーグ戦最終節 結果
VS阿南一中 9-0(前半4-0)勝ち点18 2部A2位
リーグ戦最終節が10月17日(日)本校グラウンドでありました。
いよいよ3年生の最終戦。3年間の集大成を迎える試合です。
試合開始。ここ数試合の中で一番動きが重い。気負いか連戦の疲れか。各選手は動き出しをしているが、タイミングが合わないとき、動き直していない。その結果、ボール保持者の選択肢が少なくなり、連携がとれなく集中力が低下。少しずつ得点できるものの、なかなか波に乗れずに前半が終了。
後半開始。少しずつ選択肢が増えている。その環境を作っているのは、チームメイトを生かそうと頑張る気持ち。自分がボールをとれなくても必死に追いかけ、後ろからずっと声をかけ続け、味方が動いてくれると信じてパスを出し、パスが来ると信じて動き出しを続ける。一人の頑張りが一本の線となり、つながっていく。それぞれの特徴を生かすため、みんなが集中して支え合っている。内容がよくなって試合を終了することができた。
3年生が毎日積み重ねてきたものが成果として現れた。これを後輩達は体感し、引き継いでいく。城ノ内の「伝統」が積み重なっていく。その伝統を積み重ねてくれた3年生に感謝したい。ありがとう。そしてお疲れ様。
【前期課程サッカー部】リーグ戦結果
VS山川中 2-1(前半0-0)勝ち
10月16日(土)リーグ戦が本校グラウンドでありました。
いよいよリーグ戦も残り2戦。3年生にとって前期課程公式戦の区切りがやってくる。3年間積み重ねてきたサッカーの質を少しでも向上させたい。相手の山川中学校は、本年度3回目の対戦。これまで幸運にも勝つことができているが、力を持っている相手。
試合開始。相手はDFラインを固める布陣で、前線にロングボールを送り込んでくる。ここ数試合、本校は前線からのプレスと中盤での挟み込みが功を奏し、主導権を握れていた。しかし、相手は過去2戦の振り返りから戦い方を研究して臨んできた。相手のロングボールに対して本校のDFラインも中央を中心にはじき返していたが、今日のシステムでは、前線と中盤に足下の技術にたけている選手を配置しているため、ボールは彼らの頭上を越え、チャンスにつながらない。また得点がうまれないことが、はじき返し続けていたDF陣にミスができないプレッシャーを与え、クリアが小さくなったりピンチにつながる。幸いにも失点につながらなかったが、得点を奪えず前半終了。
ハーフタイムは、前線からのプレスを強めてロングボールを蹴らせないこと、自分と仲間を信じてやり抜くことを伝え、前線にスピードある選手を配置し、後半に臨む。
後半開始。ロングボールを蹴らせないため前線からプレスをかけ、そのセカンドボールを拾い、徐々にボールと人が動き出している。そして、カウンターからDF裏のスペースに飛び込み、先制に成功。さらに、前線とDFラインがコンパクトな陣形をとり続け、DFの意図あるクリアから相手DF裏のスペースをつき、追加点。非常にレベルが高い内容を見せた。だが、悪いのはここから。勝負を決める3点目が奪えず、ちょっとした隙から失点。残り時間プレッシャーがかかる中、質が高いプレーができなかった。そのまま試合終了。
試合の締め方に課題を残して最終戦を迎えることになった。全員で声をかけ合って、最終戦を締めくくってほしい。
【前期課程サッカー部】県リーグ結果
VS富田中 2-1(前半0-0)勝ち
相手の富田中は今年主要な大会で必ず対戦している。NHK杯準々決勝で敗北、市総体2回戦延長逆転勝ち、1勝1敗で迎えたリーグ戦。諸々の事情があり、メンバー不足の危機、総体で区切りをつけた3年生が戻ってきて、なんとか11人そろった。ありがとう3年生。
最近の数試合、前線からのプレスが機能し、選手間の距離が一定に保たれているのが好材料。課題はボールを奪ってから遠くの選手をターゲットに前向きの選手が関わっていけるかがカギ。主導権を握って完全勝利を目指したい。
試合開始。この試合も前線からのプレスが機能。何より久しぶりに参加をしてくれた3年生が生き生きとプレーしている。ほぼ主導権を握ってボールと相手をコントロール。あとは決定機をどれだけたくさん作れるか。しかし、相手も粘り強い。もう一押しできず前半は0-0で折り返す。
後半開始。前半同様にプレスが機能している。攻め込まれたあと、カウンターから待望の先制点。さらに追加点と理想的な展開。しかし、相手は今年切磋琢磨した富田中。3得点し勝負を決めたいところ。だが、決定機を作るものの3点目はなかなか奪えない。逆にスタミナ切れか足が止まる。富田の猛攻がはじまる。相手はワンツーを巧みに使いながら波状攻撃。ついに失点。さらに富田の猛攻は続く。あー、同点かというところでなんとか体を張って失点を防ぐことができ試合終了。逃げ切ることができた。
試合内容としては素晴らしい。3年生の区切りが見えてくる中で、この内容で試合を進められたことに胸を張りたい。同時にここ数試合の1・2年生の成長は著しい。チームを支えている。これも3年生のおかげ。これまで3年生が頑張ってきた背中を見て、1・2年生も「いつか自分たちも」と思って努力し続けてきたことが実を結んでいるのではないか。さらに今回復帰してくれた3年生に感謝したい。何よりチームの雰囲気が明るかった。復帰した二人の人柄だろうか。やっぱり3年生は全員そろってこそ最大の力が発揮できる。ありがとう。