学校長から

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 徳島県立城ノ内中等教育学校のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。
 本校は、徳島県立城ノ内高等学校として、1980年(昭和55年)に創立され、今年で43年目を迎えました。県の木「ヤマモモ」を校章とし、「自主・協同・前進」の校訓のもと、「知・徳・体」の調和のとれた教育活動を推進し、勉学、スポーツ、芸術・文化等の各分野で、積極的な取組を続けています。
 2004年(平成16年)4月には、徳島県立城ノ内中学校が開校し、県内公立校初の併設型中高一貫教育校として、徳島県立城ノ内中学校・高等学校がスタートしました。2013年(平成25年)には、徳島県内唯一の「学力分野のリーディングハイスクール」に指定され、「世界に通じるグローバル人材の育成」を図るとともに、「進学面等において本県中等教育を牽引する学校づくり」をめざして取り組んできました。

 2020年(令和2年)4月に、県内初の中等教育学校となる徳島県立城ノ内中等教育学校として開校し、2023年(令和5年)に、中等教育学校に完全移行し、新たな一歩を踏み出しています。

 中等教育学校では、6年間を2年間ずつ、基礎期・充実期・発展期の3期に分け、英語及び理数教育に重点を置いた教育課程を展開するとともに、前期課程週33時間、後期課程週35時間の授業や、数学・英語・理科・国語における高等学校の先取り学習の更なる充実、最先端の機能を備えた語学学習支援システムの活用などの教育システムにより、生徒個々の多様な個性や能力を伸ばす活動に積極的に取り組み、確かな学力の向上を図ります。

 また、宿泊研修、阿波文化学習、うっちーな体験塾(夏期講座)、語学研修、ゴルフ研修、全国コンテストへのチャレンジなどの多彩な学校行事や部活動等の教育活動全般を通して、豊かな人間性・国際性・創造性を育むことをめざしています。全学年合同での学校行事や部活動もあり、徳島県内各地から集まる仲間とともに、多くの経験を積むことができる環境にあると考えています。

 本校教育では、「高い志をもって社会の平和と発展に貢献できる人材の育成」をめざしています。城ノ内中学校・高等学校が培ってきた良き伝統・文化を継承するとともに、新たな時代に対応した特色ある教育を積極的に取り入れ、次代を担う若い人材の育成に全力で取り組んでまいります。

 保護者、地域、学校関係者の皆様におかれましては、今後とも本校の教育活動にご理解とご支援を賜りますようお願い申し上げます。

 徳島県立城ノ内中等教育学校 校長 横田恵理子