サッカー部

2024年5月の記事一覧

NHK杯徳島県中学校サッカー選手権大会 準決勝 結果

応神・北井上・城ノ内VS那賀川0-6(前半0-3)

ベスト4敗退 第3位

 5月5日(日)NHK杯県中学校サッカー選手権大会の準決勝が徳島スポーツヴィレッジでありました。

 相手の那賀川は県新人大会優勝チーム。実力は頭一つ二つ抜けている。通常の戦い方では太刀打ちできない。前日の練習で対策を準備して試合に臨む。

 試合開始。開始五分で相手が「これはいつもと違うぞ」と思わせられるボール際の強さを見せられるかがポイント。なんとか頑張っている。しかし、相手に「いつもと違う」と思わせるボール際の強さが出せていない。相手のコーナーキック。嫌な向かい風が吹いている。相手のボールはその風に乗って直接ゴールに向かう。残念ながらそのままゴールイン。少し早い失点となってしまった。そこからなんとか気持ちを切り替えて頑張ったが、前半で3失点。苦しい展開のまま前半終了。

 「もう勝負をかけるしかない」メンバー交代も含め、背水の陣で後半に臨む。後半開始。ボール際の強さを見せながら、声もしっかり出せている。攻撃もつなぎながら次のサポートがスムーズになってきた。得点の可能性を少しずつあげながら、良さがでてきている。ここで失点せず、得点がとれるか。惜しいシュートも出てきた。しかし、得点に結びつかない。逆にカウンターから失点。悔やまれる失点となってしまった。この後は攻めるも失点を重ね、得点できないまま試合が終了となった。

 大会を通じてよく頑張った。県大会「第3位」は過去一の成績。しかし、課題も浮き彫り。その課題から目を背けず、努力を続けられるか。特に攻撃で特定の選手だけでなく、全員でサポートを続けることができるかが総体を勝ち抜くためにも重要な宿題となる。

NHK杯徳島県中学校サッカー選手権大会 準々決勝 結果

応神・北井上・城ノ内VS国府1-1(前半0-0)PK5-4 勝利  ベスト④進出

 5月3日(金)NHK杯県中学校サッカー選手権大会の準々決勝が徳島スポーツヴィレッジでありました。

 相手の国府は総体中央ブロックのライバル。非常に粘り強く、シンプルにゴールを目指してくる勝負に徹したチーム。相手の力を消して、自分たちの力を十分に発揮できるか重要な一戦。

 試合開始。合同チームは今大会3勝あげてベスト⑧に進出できているが、内容の積み重ねが十分でない。従来のチームの良さを取り戻して、勝利すべく原点に立ち返って戦う。一方国府は、予想通りボール際が強く粘りがある戦いをしてきた。自分たちの良さを出すためにも、ボール際強く戦いながら、ボールをキープしてつなぎたいところ。しかし、なかなかボールをキープできず、個人の突破で単発な攻撃が続く。そのような状況の中、前半残り5分、DFの中心が治療のため、グラウンドを離れる。ここから相手に押し込まれる状況が続いたが、なんとか無失点で前半終了。

 後半は個人の突破が中心になってしまうが、攻撃の起点を増やして得点を狙う。後半開始。増やした攻撃の起点から突破を図り、ゴール前に近づく機会が増えた。しかし、得点が奪えず、相手も段々と圧力を強めてくる。そのような中、相手のコーナーキックから失点。苦しい展開となってしまった。だが、ここから中心選手が落ち着いていた。いままで焦って大きなボールを蹴る場面が多かったが、細かくつないでサポートを続けている。雰囲気が変わる兆しが見える中ではあるが、得点には結びつかず、残りアディショナルタイム。諦めかかる場面で粘り強くボールを回収し、PKを獲得。これを決めて土壇場で同点。このまま試合終了で、2試合連続のPK戦となった。

 前試合は2得点後、追いつかれてPK戦、今回は追いついてPK戦。興奮冷めやらぬ中であったので、まずは落ち着かせてPK戦に臨む。良く集中できていた合同チームは5人全員決め、相手の5人目。GKが見事セーブして勝利。一生のうち一度あるかないかの劇的な逆転勝利でベスト4に進出。よく頑張った。

NHK杯徳島県中学校サッカー選手権大会3回戦 結果

応神・北井上・城ノ内VS三好2-2(前半1-0)PK4-3勝利 ベスト⑧進出

 4月28日(日)本校でNHK杯県中学校サッカー選手権大会3回戦の試合がありました。

 2回戦は勝利したものの課題点が多く、相手の良さを消しながら自分たちの良さを出し切れるかがポイント。相手の三好中は身体能力が高く、手強いと予想した相手。ベスト⑧をかけて勝負。

 試合開始。FWからDFラインがコンパクトで、守備は良い状態で臨んでいる。カウンターを意識しつつ、サイドに起点が作れるか。相手は要所要所に能力が高い選手がいて、良いところまでいくがゴールに迫れる状況にならない。徐々にサイドを起点としてFWが外に流れたところから突破を図り、チャンスが増えてくるが、ゴールまであと一歩。前半残り時間が少なくなってきたが、待望の瞬間が生まれる。サイドを起点にFWが流れて突破を図りクロス。先制点を奪い、前半終了。

 ハーフタイムに注意するポイントと攻撃の改善点を伝え、0-0の気持ちで後半に臨む。後半開始。相手の攻撃はシンプルだが、圧力を強めている。こちらも追加点を狙って攻める。どちらに一点が入ってもおかしくない状態で、残り5分。カウンターから追加点を奪う。後は守りきりたかったところだが、相手は諦めず、さらに圧力を高めてくる。ここでペナルティーから少し離れたところから相手のフリーキック。これが直接入って失点。残りアディショナルタイム。なんとか防ぎたいところだったが、同点に追いつかれ、そのままPK戦。

 残り数分防ぎきれず、勝ちが逃げてしまった形だが、相手の勢いとしては負けてもおかしくない状態であったので、気持ちを切り替えてPK戦に臨む。PK戦はGKの活躍もあってなんとか4-3で勝利することができた。気持ちを切り替えてPK戦に臨めたことが勝因だが、非常にきわどい試合となった。