ドイツ国際生徒オンライン会議参加報告
ドイツ・ニーダーザクセン州主催
2023年国際生徒オンライン会議
参加報告
5月9日(火)に開催されたドイツ・ニーダーザクセン州主催2023年国際生徒オンライン会議(実施団体:ドイツ・ニーダーザクセン州文部省)に本校が徳島県代表(日本代表)として参加しました。参加生徒は、川崎寧々(5年生)、齋藤遥(5年生)、中莖優斗(5年生)、石田理沙(4年生)、古川萌々(4年生)の5名でした。
本会議は、ニーダーザクセン州建州75周年事業の一環として、2022年会議が実施され、今年度も引き続き行われているものです。今回は、ドイツ、ポーランド、オランダ、南アフリカ、タンザニア、中国、日本(城ノ内中等)から約50名がオンラインで一堂に集まり、お互いの価値観を尊重しつつ、協働して、今回のテーマ「脱炭素型スクールを将来創っていくために必要なこと」について意見交換しました。
5グループの小グループに分かれて、全て英語を用いて議論を行いました。日頃、英語の授業等で英語を用いて、各種社会問題について議論をしている本校生ですが、「脱炭素型スクール」について考えてたことがあまりなく、思考をしながら即興で議論をする良い機会にもなりました。4年生も5年生も非常に意欲的に意見を述べている姿があり、本校生の素晴らしさを再確認することができました。
ただ、本校生は世界中から集まった英語を流暢に扱う生徒たちとも対等な英語運用能力があり、十分に応対できていましたが、積極性や議論を切り出したり、議論に割って入るタイミングがつかめずに苦労している場面が多々ありました。世界の仲間と議論をするには、英語運用能力以外の部分をより一層高めないといけないと、会議後の反省会で意見がでました。
非常に熱心に、また多様な角度から議論できていたことは日頃の生徒たちの努力の成果であり、大きな自信になったことと思います。この学びや失敗を糧をしながら、他の本校生にも学びを還元してくれることと思っております。
徳島県の国際教育、英語教育を本校が先導して、今年度も盛り上げていき、徳島県を日本、そして世界にアピールしていきます。