給食だより1

2021年9月の記事一覧

9月27日の給食

今日の献立は(ごはん・牛乳・鶏肉の照り焼き・小松菜の磯あえ・アスパラとベーコンのソテー・すだち酢あえ)です。

今日の副菜は、すだち酢あえです。徳島県を代表する特産物といえば、すだちですよね。全国の生産量のうち、98%を徳島県で生産しています。さわやかな酸味とかおりが特徴の料理の名脇役です。さて、最近「減塩」という言葉をよく耳にします。料理の塩分を控えると味が薄くて・・・と感じる時は、すだちを絞ったりすりおろしたりすると、すだちの風味のおかげで少ない塩分でもおいしく食べることができます。

9月21日の給食

今日の献立は(ごはん・牛乳・肉じゃが・なすとしめじの炒めもの・エビカツ・だんご汁)です。なすといえば、夏が旬!と思う人も多いかと思いますが、実は9~10月頃収穫される「秋なす」もあります。今日の副菜は秋なすを使った「なすとしめじの炒め物」でした。給食の時間には、栄養教諭がなすについてのミニ給食指導を行いました。また、今日は十五夜です。十五夜は一年のうちで一番月が美しいとされ、奈良時代から「お月見」が行われてきました。お月見では、満月に見立てた団子や、とれたばかりの里芋、果物、それからすすきなどをお供えします。これらのお供えには、秋の実りに感謝する気持ちが込められています。お月見の行事食として今日の汁物は「だんご汁」でした。今夜はあまり天気が良くない予報ですが、雲のすきまから美しい月が見られるといいです。

9月15日の給食

今日の献立は(ごはん・牛乳・なすの麻婆炒め・エビフライ・カレーポテト・わかめスープ)です。

前期課程2年生の国語科では「盆土産」という小説を学習しています。この「盆土産」という物語は、日本が高度経済成長の頃、東京に出稼ぎに行った父親がエビフライを土産に帰省したお盆の話です。当時は家庭用の冷凍庫があまり普及しておらず、冷凍食品の輸送が難しい時代でした。小説中では、初めて食べたエビフライのおいしさに感動する主人公の姿が描かれています。国語科の教員から、「物語に合わせて給食にエビフライを出してくれます」と授業でアナウンスしてもらいました。生徒のみなさんは今日の給食の時間、きっと主人公の気持ちを考えながらエビフライを食べてくれたことでしょう。

 

9月10日の給食

今日の献立は(きなこ揚げパン・牛乳・スパゲティナポリタン・キャベツとツナのソテー・にんじんのグラッセ・フルーツ白玉)です。

今日の給食は人気メニューのきなこ揚げパンでした。本校は月に2回、主食がパンの日があります。パンは委託業者の職人さんが1つ1つ手作りしてくれています。パン作りの経験がある人は分かると思いますが、パンを作るのは、生地をこねたり、発酵させたりと、とても工程が多く、大変な作業です。給食のパンは当日焼きなので、作業は深夜から開始され、時間をかけて一生懸命作ってくれています。焼きあがった後の袋詰めも手作業です。給食のパンは食品添加物を使っていないので、安心して食べることができます。また、地産地消を推進するため、徳島県産の米粉を30%ブレンドしています。通常のコッペパンの他に、くるみパンやチーズパン、黒糖パンなど色々なバリエーションがあります。みなさんのお気に入りのパンは何ですか?