語学研修2

オーストラリア語学研修報告⑩

オーストラリア語学研修報告⑩

 

本日は、シドニー大学のCETで一日授業を受けました。昨日の学校訪問の疲れを心配しましたが、全員元気に登校できました。

午前中は、それぞれのグループで学習に励みました。1つのクラスは、前半、プレゼンテーションの基本となる英語スピーキングのトレーニングを行いました。日本語アクセントがあることは恥ずかしいことではなく今では認められていますが、よりComprehensible(相手が理解しやすい)な発音を意識すること、また英語特有のリズムやイントネーション、ストレス(強弱)等について指導を受け、体を使ったトレーニングをしました。また、それぞれの固有の音についての発音指導を受けました。加えて、昨日のマンリー高校への訪問について発表する等、プレゼンテーションを行うための学習を行いました。その後は、小グループに分かれて、プレゼンテーションの準備を行いました。

もう一つのグループは、プレゼン大会でした。「日本とオーストラリアの違い」について、小グループで発表しました。前半は、その準備を行い、後半にプレゼン大会を実施しました。4つのグループに分かれ、それぞれ発表し、peer feedback(同僚間評価)も行いました。最後に3つの観点(創造性、英語運用能力、相手への良いアドバイスを送れたかどうか)で投票し、それぞれの観点で良かったチームを選びました。全グループが同じくらいよくできており、拝聴した引率教員は生徒の成長に驚きを隠せませんでした。

生徒の力は無限で、そのために、「教員側が生徒の英語運用能力向上に向けた適切な学習機会・環境等を適切なタイミングで提供することが大切であること」を再実感した瞬間でもありました。

本校の国際交流活動、並びに英語教育活動は世界基準で日々ブラッシュアップしていますが、この研修を糧に更なるバージョンアップをすると思います。ご期待ください。

午後は、最終のstudent ambassador workshopでした。シドニー大学の学生さんとの「Chat Club/ conversation」でした。大学生たちと一緒に英語で楽しく会話をたのしみ、終始笑い声が聞こえておりました。

明日で、シドニー大学CETでの学習が最終日を迎えます。非常に有意義な時間を過ごすことができ、慣れてきたところでお別れになり、名残惜しいと生徒は話しております。最後まで、生徒は頑張ってくれると思います。