オーストラリア語学研修報告⑦
オーストラリア語学研修報告⑦
本日は、一日中、シドニー大学のキャンパスで授業を受講しました。朝は少し肌寒かったですが、日中はポカポカした陽気に現地の大学生の多くは日光浴をしておりました。
午前中は、CET内で通常の授業を受けました。1つのクラスは、オーストラリアと日本のFestivalについて学び、オーストラリアの祭りを先生が、日本の祭りを生徒たちがYouTube等を用いて即興プレゼンを行いました。その後、昨日メインキャンパスで撮影した動画(テーマ:日本の家族へのメッセージビデオ)を各グループ内でスマホを使って動画編集を行い、プレゼンテーション大会をしました。この大会では1位を決めるだけでなく、他のグループのプレゼンを拝聴し、良かった点と改善すべき点を英語で書くライティング学習とPeer Feedback(同僚間評価)を融合した活動になりました。このCETでは、コース終了後に生徒1人1人への評価が手渡されることになっており、先生もしっかりメモをしていたのが印象的でした。生徒は短時間で非常にクリエイティヴでユニークなプレゼンを作成し、発表しており、これまでの本校の情報の学習の成果と本人たちのデジタルスキルの素晴らしさに先生も感動されており、お褒めの言葉をいただきました。
もう1つのグループは、オーストラリアの地名について学びました。それぞれの地域に独特の発音があり、生徒たちはとても楽しそうに発音練習をしていました。そのあと、日本を訪問したことがない先生へ、日本の地域や地名について、生徒たちが説明しました。全体的にとてもアットホームな雰囲気で熱心に説明していました。最後に、こちらもプレゼンテーションの練習をしました。自分たちでスキットを考え、ペア・プレゼンテーションを行いました。短い準備時間でしたが、非常に熱心に練習を行っていました。漏れ聞こえてくる生徒の発話する英語の流暢性に驚かされました。生徒はそれぞれに創意工夫を凝らしたプレゼンを行えていました。こちらも先生が引率の教員にわざわざ、「本校生が素晴らし過ぎる!」と伝えにきてくれる等、これまでの4、5年生に関わってこられた先生方に感謝しつつ、引率として嬉しい瞬間に出会えています。
午後は、2回目のワークショップでした。シドニー大学の学生ではなく、CETの先生が指導してくださいました。テーマは、"Global Citizenship"でした。SDGs等についても学び、生徒は世界的な問題に焦点を当て、議論し、プレゼンを行いました。最初に、先生がオーストラリアの銘菓Tim tamを生徒に配り、その美味しさを体験させて後、「このチョコレートはどこから来ているのか?」という質問から授業はスタートしました。生徒は、本校でもSDGsについて学んでいますが、また違った角度から学び直すことができるとても良い機会になりました。どの先生も指導がうまく、良い雰囲気で学習ができています。
本日で1週間の授業が終わりました。週末は、ホストファミリーと過ごす予定にしています。